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10-ten- 俺たちのキックオフ の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2019/11/13

日本開催のラグビーワールドカップがかなり盛り上がりを見せ、巷では「にわかファン」なんて言葉も流行り、 とにかく注目されたラグビー。 私もその「にわかファン」の1人です。 作者のスポーツ小説は何冊か読んだ事あり。 大学ラグビーを舞台にした話なのだが、OBやら伝統やら やたらとし...

日本開催のラグビーワールドカップがかなり盛り上がりを見せ、巷では「にわかファン」なんて言葉も流行り、 とにかく注目されたラグビー。 私もその「にわかファン」の1人です。 作者のスポーツ小説は何冊か読んだ事あり。 大学ラグビーを舞台にした話なのだが、OBやら伝統やら やたらとしがらみが多くて面倒そう。 紳士のスポーツ、男性らしい情熱的なスポーツと言われているけれど、それ故に粘着質な部分が見えてしまうと そのギャップに少しげんなりとしてしまう。 しかし新監督である七瀬が最後まで貫き通した 「試合は選手のもの」という言葉の本当の意味が、ラストの試合で実現し、思わず胸が熱くなった。

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2018/06/16

熱いラグビーの話。 何となく、一昔前の明治を思い起こさせますね。前へ前へ。それにこだわりすぎて長らく低迷。 カリスマ指導者の功罪、ありますね。 スポーツはやはり楽しみながら勝つ、これが一番。何が何でも勝つとかいうけど、そういうやつに限って、何もやらず何も変えずに、何も考えていない...

熱いラグビーの話。 何となく、一昔前の明治を思い起こさせますね。前へ前へ。それにこだわりすぎて長らく低迷。 カリスマ指導者の功罪、ありますね。 スポーツはやはり楽しみながら勝つ、これが一番。何が何でも勝つとかいうけど、そういうやつに限って、何もやらず何も変えずに、何も考えていない。

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2015/11/23

ワールドカップを契機にしたラグビーブームに乗ったわけではありませんが、読んでみました。 かれのこのシリーズの作品って、必ず、登場人物間の対立がありますよね。この作品も例外ではありません。そう言うことがないと物語にならないということはあると思いますが、何となく、パターン化してしま...

ワールドカップを契機にしたラグビーブームに乗ったわけではありませんが、読んでみました。 かれのこのシリーズの作品って、必ず、登場人物間の対立がありますよね。この作品も例外ではありません。そう言うことがないと物語にならないということはあると思いますが、何となく、パターン化してしまっている気がします。

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2017/06/13

偉大な父/監督と戦う男達の物語。 ポジティブに終わる感じが、スーッと入りすぎて印象が薄くなりました。

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2015/10/15

日本代表の活躍もあり、ラグビーに興味を持って借りてみました。 ピッチでの選手同士の激しいコンタクトプレーが生き生きと描かれていて臨場感がありました。 新監督〜、体育会系の人間にそれはあまりに回りくどいよ、とキャプテンがかわいそうになった。監督の気持ちも分かるけど、なかなかそこまで...

日本代表の活躍もあり、ラグビーに興味を持って借りてみました。 ピッチでの選手同士の激しいコンタクトプレーが生き生きと描かれていて臨場感がありました。 新監督〜、体育会系の人間にそれはあまりに回りくどいよ、とキャプテンがかわいそうになった。監督の気持ちも分かるけど、なかなかそこまで察する人はいないよね。

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2015/08/12

大学ラグビーでリーグ4連覇を目指す強豪の城陽大ラグビー部。弱小チームだった城陽大を3連覇に導いた監督がシーズン開幕直後に急死し、コーチ七瀬が新監督に。前監督のノートを読んだ七瀬は前監督が目指したラグビーが、実はそれまでの城陽大ラグビーとは全く相反するスタイルであることを知り、亡き...

大学ラグビーでリーグ4連覇を目指す強豪の城陽大ラグビー部。弱小チームだった城陽大を3連覇に導いた監督がシーズン開幕直後に急死し、コーチ七瀬が新監督に。前監督のノートを読んだ七瀬は前監督が目指したラグビーが、実はそれまでの城陽大ラグビーとは全く相反するスタイルであることを知り、亡き監督の思いを実現させようと行動を起こす。従来のスタイルに固執する選手達とOB会。リーグが佳境になるにつれ、従来のスタイルでの戦いに限界が見え始めたとき、選手たちは自らのプレースタイルを変えることができるのか。そしてその選択は勝利につながるのか…。いろんな種類のスポーツ小説がありますが、ラグビーが題材の小説は珍しい。あとがきにもあるように、1チーム15人、試合では両チーム合わせて30人の選手が関わり、そしてラックやモールといった密集での駆け引きが多く、臨場感のある描写が困難という高いハードルがあるからでしょう。でも、この本は読んでいたら、ラグビーの試合をテレビで見ているがごとく、疑似体験できます。そして監督がフィールドには入れず、試合が始まれば選手自身が状況や戦術を考えて判断しなければならないというラグビーの特徴をあますところなく表現しています。最終学年で迎えるシーズンが特別であるという学生スポーツ独特の雰囲気も良く伝わってきます。

Posted byブクログ