大人のADHD の商品レビュー
大人のADHDは段々知られるようになってきたが、それが障害と言えるのか、ずっと疑問に思っていた。本書は障害というより症状、個性だと言う。様々な苦労の末にようやく適切な診断が出て、投薬と認知行動療法のもと、当事者が回復してゆく症例が豊富に引用されている。当事者が時にはトリックスター...
大人のADHDは段々知られるようになってきたが、それが障害と言えるのか、ずっと疑問に思っていた。本書は障害というより症状、個性だと言う。様々な苦労の末にようやく適切な診断が出て、投薬と認知行動療法のもと、当事者が回復してゆく症例が豊富に引用されている。当事者が時にはトリックスターとして、生き生きと輝かしい人生を送るため、また周囲の理解を深めるため、適切な案内書だと思う
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著者はADHD専門外来を担当する医師。うっかりミス、気の短さ、攻撃性、熱中しやすさなど、個人の性格や性質で社会生活や家庭生活で困るほどのものは、発達の問題に起因していることも多いそうだ。そしてそれらは薬や心理療法で改善できるという。発達についての正しい知識が広まることで、本人も周...
著者はADHD専門外来を担当する医師。うっかりミス、気の短さ、攻撃性、熱中しやすさなど、個人の性格や性質で社会生活や家庭生活で困るほどのものは、発達の問題に起因していることも多いそうだ。そしてそれらは薬や心理療法で改善できるという。発達についての正しい知識が広まることで、本人も周りも人間関係が楽になりそうだ。
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ADHDが認知されてきています。 少なくない割合の人たちが該当していると言われていますね。 症例が詳しく出ているのですが、これらが極端な部類なのかと言えば、恐らく違っていて、4-5%はいるであろう現状の、突出した一部の症例と思われました。 では周りにいる軽症または境界のところに...
ADHDが認知されてきています。 少なくない割合の人たちが該当していると言われていますね。 症例が詳しく出ているのですが、これらが極端な部類なのかと言えば、恐らく違っていて、4-5%はいるであろう現状の、突出した一部の症例と思われました。 では周りにいる軽症または境界のところにいるひとたち、その人たちはどうなのだろうか、その人たちは自覚しつつ暮らしているのか、そうではないのか。 好きな分野には力を発揮できるので、その分野を生かしてもらえればいいのですが、周りの理解も、やっぱり必要ですよね。 理解を得られるかどうかというと、やはり離婚に至る例も多いと書かれていました。 そうだよなぁ、と思います。 できないのだから、仕方ないです。 いいところもたくさんあるので。ありがとう。
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最近、診断を受けている人が増えているというニュースを聞いたので読んでみた。事例を示すのでイメージしやすい。
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Attention Deficit Hyperactivity Disorder ADHD 注意欠如多動性障害 自分自身、この注意欠如多動性障害の症例と重なる部分が多いと感じたので、手にした本。当てはまるような部分もあり、これは当てはまらないという部分もあり、なんとも言えず。。...
Attention Deficit Hyperactivity Disorder ADHD 注意欠如多動性障害 自分自身、この注意欠如多動性障害の症例と重なる部分が多いと感じたので、手にした本。当てはまるような部分もあり、これは当てはまらないという部分もあり、なんとも言えず。。というのが正直な感想だった。 初めて聞いた発達障害の一つ。関連した書籍を探し始めたところ。
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悪くなかったのだけど教科書っぽさが少し強い。著者の実体験や、専門家としての意見・主張はあまり期待できない。 著者が出会ったADHDの当事者が実例としていくつも登場する。ただし、あまりにボカされており、重複冗長感が否めない。個人情報という観点は理解しつつ…。 そして関連する症状...
悪くなかったのだけど教科書っぽさが少し強い。著者の実体験や、専門家としての意見・主張はあまり期待できない。 著者が出会ったADHDの当事者が実例としていくつも登場する。ただし、あまりにボカされており、重複冗長感が否めない。個人情報という観点は理解しつつ…。 そして関連する症状が列挙されるため、情報量が多い。発達障害系の新書にありがちだけども。正直に言えば一度では把握し切れなかった。きちんと頭に定着させるためには何度か再読する必要がありそうだ。 総括としては少し物足りない。まぁそうだよな、と。知っていることが多かった。これならばググって事足りそうだと感じてしまった。 (長くなってしまうので、各論などは書評ブログからどうぞ) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E8%A6%81%E7%B4%84%E6%84%9F%E6%83%B3_%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%AEADHD_%E3%82%82%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%82%82%E8%BA%AB%E8%BF%91%E3%81%AA%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3_%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%98%8E
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最後に暴力性の例持ってこられると中盤「やっぱ精神科受診しよ〜」なのが読み終わりに「せいしんか じゅしん あ 」になるのと終盤読みながら精神不安定になるつらい本になってた よやくした
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ADHD(注意欠陥多動性障害)について、初学者にもわかりやすくまとめられている。 診断基準や症例、治療法なども数多く紹介されていた。 ADHDの診断チェックリストなどもあるので、自分がADHDなのではないかと不安な人は試しにやってみるのもあり。
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概要: ADHDの特徴: 注意の配分が不得手; 金銭管理が苦手; 衝動性; 過集中; 小中学校ではADHD3%,ASD1% (3%はかなり多い 統合失調症1%, うつ3%); ノルアドレナリンとドーパミンの障害が関与? 治療: 薬物(メチルフェニデート, アトモキセチン); 心理...
概要: ADHDの特徴: 注意の配分が不得手; 金銭管理が苦手; 衝動性; 過集中; 小中学校ではADHD3%,ASD1% (3%はかなり多い 統合失調症1%, うつ3%); ノルアドレナリンとドーパミンの障害が関与? 治療: 薬物(メチルフェニデート, アトモキセチン); 心理教育 感想: 非常に面白い。
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ADHDの現象、事例については良く理解できた。判定基準があることも初めて知った。では対処法は?対策は?という点が欲しいところ。別書であたればよいだけではあるが。 あらかたの人が何等かのADHD的症状を持つんじゃないか、というのが感想。各事例のいずれにもあたらない、という人間は...
ADHDの現象、事例については良く理解できた。判定基準があることも初めて知った。では対処法は?対策は?という点が欲しいところ。別書であたればよいだけではあるが。 あらかたの人が何等かのADHD的症状を持つんじゃないか、というのが感想。各事例のいずれにもあたらない、という人間はいないと思ったりして。程度問題だが、その程度が問題だ、ということで。いやー今後の人生の課題が増えた気がする・・
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