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脳腫瘍 機能温存のための治療と手術 の商品レビュー

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2023/12/10

都立駒込大学の先生の覚醒下手術について書かれた本。脳腫瘍に関する種類などを体系的にまとめられている点でも参考になった。アホエンオイル、ノニジュースをはじめ効果の出ている民間療法の記載もあった。

Posted byブクログ

2020/10/23

入院中、病院の図書室の司書さんに「脳腫瘍」関連本で勧められた。2020年現在だと最新情報ではなく、特に放射線治療については古いので別の書籍やネット上の論文や動画を参考にしてほしい。 ただグレードにかかわらず、脳腫瘍と向き合う上で上で標準治療についての知識は必要なので、一見の価値は...

入院中、病院の図書室の司書さんに「脳腫瘍」関連本で勧められた。2020年現在だと最新情報ではなく、特に放射線治療については古いので別の書籍やネット上の論文や動画を参考にしてほしい。 ただグレードにかかわらず、脳腫瘍と向き合う上で上で標準治療についての知識は必要なので、一見の価値はあり。

Posted byブクログ

2015/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本を手に取る人を想像します。 悪性度が非常に高い・症状が重く近い先行きに希望の要素が少ないなど、緊急性のある方は手に取っている余裕がないでしょう。 治療状況にゆとり(時間的・比較的良性である・治療法がいくつか選ぶ余地があるなど)のある患者・その家族などの当事者が手に取られることが多いのかなと考えます。 今現在で、出来うる治療の種類が多く書かれているという印象です。ガンマナイフやサイバーナイフなどの放射線療法はもちろん、従来の化学療法に加えて書かれていて驚いたのは補完代替医療というものについてです。 東洋医学と言えばいいのでしょうか、しかし私の読んだ印象では民間療法的なものに感じられました。 実際に効果があった例が写真と共に何例かあげられていたので、効果は実際にあったのでしょうがこれが患者全般に有効とは思えないような…もちろんそのようにも書かれてませんし、そういう選択もあるというように読まれたほうがいいかなと思いました。 脳腫瘍と一口に言っても、いろいろなタイプがあり、悪性度があり、いろいろな治療法も望めて考えていたよりも延命できる可能性は高いと知ることは有益でした。 「覚醒下手術」についてドラマでは見たことがありましたが、本当に今の医療現場でそのような手術が行われており、機能温存に大きく貢献しているのだなとわかりました。 著者がおっしゃるように、治療はもちろん大事ですが、やはり生き長らえて、そして生き長らえるならこそ機能を温存しより快適に人間らしく生きられるように方法を考えるべきだと私も思いました。 何よりも治療者と患者との信頼関係が大切だ、と書かれていたことに深くうなづきました。どんな医療でもそこが一番大切だと思いますが、それを損なわれて治療を受けずに寿命を縮めてしまった肉親のことを思うと、もっと信頼できる先生に早く出会いたかったとしみじみ思います。

Posted byブクログ