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七夕の雨闇 の商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2024/01/12
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七夕祭りに隠された秘密とは⁉️そして、その呪いが事件を引き起こす。 アマテラスとスサノオの禁断の愛と、それを防ぐ朝廷の呪いとは。 神代の時代を解き明かす事件が今回も。

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2022/10/09
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実は中盤に別シリーズの因果をにおわせるのでは? と思う描写が見られます。 (一応当たってはいるようです、ただしメインの人ではない) なのでこれから先もしや…とは思います。 七夕に関してのお話。 その裏にはまあまあぐっちゃぐっちゃしたものが でてくるんですわ。 人ってきれいな反面、醜く、汚い。 一見その描写が綺麗に見せていたとしてもね。 ある天皇に反抗していた家で起きた 連続殺人事件。 もちろんここにも毒が絡んできます。 ですが事実は最悪に胸糞です。はい。 救いなんてないんだよな… ただただ怜悧な刃物のごとく御名方史紋の推理が 冴えわたるだけ…

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2019/04/11
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これまでのシリーズで一番読んでいて疲れたのはなぜなのか? 恐るべし七夕。 恐るべし鵲。 余談ですが、響子さんという人が美味しそうに冷酒を飲むので飲みたくなって困った水曜日の私。(基本ウィークデーは飲まないので)

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2017/12/29

「QEDシリーズ」のスピンオフ、の、何冊目か。ジャケ買いならぬタイトル借りしたら、そんな本だった。プロローグでいきなり「綺羅星」って単語が出てきて出端を挫かれた。最後まで読めるだろうか…。 「がんちめ」「めっかち」の考察。鍛冶=かぬち。

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2017/03/24

星祭一族でつぎつぎおこる殺人事件。 あいかわらず不幸な主人公。 QEDシリーズよりわかりいい。奈々ちゃんちょっと出てきた。C0093

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2017/03/02

装丁にマグパイのシルエット、オナガではないですカササギ(LOL)。七夕でカササギは天の川に翼で橋をかけるキューピットな役割なんですが、ともかく詠む前からワクワクしました。で、毒草師、相変わらずブレのない失礼キャラで面白いですが、ちょっと常識的になったような感じを受けました。本書で...

装丁にマグパイのシルエット、オナガではないですカササギ(LOL)。七夕でカササギは天の川に翼で橋をかけるキューピットな役割なんですが、ともかく詠む前からワクワクしました。で、毒草師、相変わらずブレのない失礼キャラで面白いですが、ちょっと常識的になったような感じを受けました。本書でもちらりと会話の端々にタタルと奈々ちゃんが出て来ますが、QEDが軽くなった分、こちらにタタルが移ったような気がします。 国立環境研究所によると朝鮮半島から人為的に持ち込まれ野生化、最古データは598年に輸入記録があるらしいです。ガタでは繁殖記録もあります。そして、毒はもっていないです。毒を持つ鳥として知られているのはHooded pitofui(ズグロモリモズ)、Northren variable pitofui(カワリモリモズ)、Southern variable pitofui (和名不明)、Blue-capped Ifrita(ズオオチメドリ)、Little shrikethrush(チャイロモズツグミ)など、ピトフーイは6種中5種までが有毒。皮膚や羽毛に含まれる毒は神経毒ステロイド系アルカロイドのホモバトラコトキシンで捕食する甲虫やカエル由来と言われています。ということで、カササギに毒を持つ甲虫やドクガエルをフィーディングすることにより毒鳥を作ることは出来るかどうか、、というのは分らないですが、何百年もかけてものすごい数のカササギを飼育しながら毒に慣らし、毒に耐性のある個体だけをブリーディングしていくことにより人為的な毒鳥を作ることは可能かもしれない。どれだけの数の屍のうえに本書にでてくるカササギの番が居るということです(もちろん”小説”ですんで、不可能はありませんし、ご都合でなんとでもなります)。ともかく、そうなると、折角なので毒草師助手の百合さんとか、最初のビクテムになる能楽師竹河幸庵が毒人間(皮膚と髪の毛に毒を持つ、Xメンに出て来そうな感じ)やってもええんとちゃうんか、、と。 ま、そんなどーでもいいことを考えさせられました。そしてちゃんと高田本らしいすべてが”鉄”に繋がるお約束で安心感のある筋は面白かったです。

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2016/07/25

ストーリーより、たたるくんと奈々の存在が見え隠れしてるほうに気を持っていかれました。 あの後の2人が見れる日が来るのでしょうか? 2016.7.24

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2016/06/10

面白かったです。最近、頭が疲れてきているせいか、登場人物の名前が混乱するようになってきて、途中で登場人物一覧を作って、読み終わりました。 QEDの話題がチラリホラリでこちらはニヤリニヤリ。 遠藤さんによる、これまでに事件のまとめ(2行にまとめる)が秀逸! 高田氏の最近の2シリーズ...

面白かったです。最近、頭が疲れてきているせいか、登場人物の名前が混乱するようになってきて、途中で登場人物一覧を作って、読み終わりました。 QEDの話題がチラリホラリでこちらはニヤリニヤリ。 遠藤さんによる、これまでに事件のまとめ(2行にまとめる)が秀逸! 高田氏の最近の2シリーズにはちょっと不安、と言おうか、唸ることもありますが、毒草師だと、安心して読み進められます。 QEDシリーズだと、民俗学的なところと現代の事件が密接に繋がってるのだけれども、シリーズが新しくなるほど乖離していくように思ってしまいます。毒草師までがいい感じに思えました。 星祭家の闇が特殊な体質につながりそうだけど、そうでもないんですね。 次が読みたいです。

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2016/05/27

そういえば未読だった。kindleで出てたので早速読んだら、いきなり主人公御名方史紋を評して「アスペルガーでサヴァン」と書いてある。いや本家QEDシリーズに登場した時からASの香りバリバリだったのでそういうキャラとして見てはいたけど、こういう形で作中で明らかになるとちょっと感慨が...

そういえば未読だった。kindleで出てたので早速読んだら、いきなり主人公御名方史紋を評して「アスペルガーでサヴァン」と書いてある。いや本家QEDシリーズに登場した時からASの香りバリバリだったのでそういうキャラとして見てはいたけど、こういう形で作中で明らかになるとちょっと感慨があるなあ(某病院を舞台にした別の作家の小説でも主人公の女性医師がASという設定で、これも時代なんだなあと感じたりする)。 ストーリーは七夕に因んだ話で、同じ作者の「QED」シリーズの「竹取伝説」でも出てきた笹や竹、棚機津女や産鉄の話がさらに濃い形で展開される。またしても古い言い伝えがひとつの旧家に引き起こす悲劇と惨劇が描かれる。まあ現在の事件の話がおざなりなのはもう高田氏の芸風だと思うので気にならない。舞台は京都、QEDで六歌仙事件の時に出てきた警察関係者が今回の担当。タタルさんはエピソードで出てくるのみ。 それにしても、もうひとりの主人公(ワトソンですらない)西田くんの会社はそれにしてもどうしてくせ者ばかりが入ってくるんでしょうねえ(⌒-⌒; ) あと、○(ネタバレゆえ伏字)に触れただけで毒が回るなんてそんなことあるのかしら。そこはちょっと気になった。 ああ、あとはやっぱりQEDシリーズが読みたいなあと改めて思った。スピンオフでもアナザーストーリーでもいいから、タタルさん&奈々ちゃんコンビのお話がまだまだ読みたいです。久々にQEDファミリーの活躍が見られた喜びを込めて、☆4。

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2016/04/28
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図書館より。 久しぶりに高田崇史氏を読む。すごい蘊蓄。読みごたえアリ..な、気もするが、七夕という素材とこの作者の作品等読んでると何となく分かる予備知識のおかげで、今回はすんなり読了。 所々に某シリーズの方の影が。 何となく嬉しかった。

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