ぼくの短歌ノート の商品レビュー
クスッと笑えるエッセイから好きになった穂村弘さん。 様々な歌を引用し、テーマで繋げ、「この歌をこう変えたら印象はどう変わるか…だから引用歌のここがいい」、という説明が面白かった。意図的になされた破調、一字にこだわる歌人のすごさ。
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古文の教科書に出てきた新古今集の歌や 明治時代の牧水や啄木などは なんとなく触れてるけど、 現代の短歌ってほとんど知らなかったので 読んでみた。 やっぱり古い歌のほうが情緒あっていいな。 穂村弘さんが私と同世代だと知って驚いた。 何故かもっと若い、40代位の人だと思っていた。
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空前の短歌ブームらしい。口語短歌の第一人者が選ぶ歌と解説。これを読めばきっといい一首が詠めるはずも全然できません。
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歌人の穂村弘さんがテーマごとに短歌を解説付きで紹介する。 短歌は一首だけでもふぎゃんと来るのに、こうもインパクトのある短歌を並べられたら、もうお腹いっぱいです…とはならない。 もっともっとと欲しがってしまう。 ヤバい脳内麻薬出てるんじゃないか。 斎藤茂吉、与謝野晶子などの大歌人...
歌人の穂村弘さんがテーマごとに短歌を解説付きで紹介する。 短歌は一首だけでもふぎゃんと来るのに、こうもインパクトのある短歌を並べられたら、もうお腹いっぱいです…とはならない。 もっともっとと欲しがってしまう。 ヤバい脳内麻薬出てるんじゃないか。 斎藤茂吉、与謝野晶子などの大歌人から、新聞投稿歌まで同列に扱っているのがいい。 たった三十一文字でいろんなことが詠えるのだな。 斎藤茂吉と小池光が気になった。
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短歌をテーマごとに一定量浴びていくと、ちょっとしたハイになる気がする。で、その起因する要素なんかを著者が書いてくれていると、フムフムと非常に響く。字余りなんて、そんな風に勢いを生むものなんですね。生々しさも短歌のパワーだと思うし、それを正面から書かれているというものってやっぱり国...
短歌をテーマごとに一定量浴びていくと、ちょっとしたハイになる気がする。で、その起因する要素なんかを著者が書いてくれていると、フムフムと非常に響く。字余りなんて、そんな風に勢いを生むものなんですね。生々しさも短歌のパワーだと思うし、それを正面から書かれているというものってやっぱり国語とかで学ぶ文字の力とは一線を画すものだなと感じます。
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穂村氏の短歌もあるが、ほとんどは他の人の短歌、しかも近代の著名人から、新聞の投稿まで幅広く紹介されている。色々な括りで纏められていて、解説や感想が折り入れられている。 解説では、改悪例や、内容の要約が面白かった。 歌人の短歌は読んだだけで意味がわからないものが多いので、素人がそう...
穂村氏の短歌もあるが、ほとんどは他の人の短歌、しかも近代の著名人から、新聞の投稿まで幅広く紹介されている。色々な括りで纏められていて、解説や感想が折り入れられている。 解説では、改悪例や、内容の要約が面白かった。 歌人の短歌は読んだだけで意味がわからないものが多いので、素人がそういう風に感じそうなものにはもう少し解説を入れてほしかったかな。 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日、の解説も面白かった。 四〇〇字弱のメールに「酔っ払っちゃって」と五回書いて送信 牛乳パックの口を開けたもう死んでもいいというくらい完璧に 将来の夢はなあにと孫が聞く 脳内検索ヒット0件
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まず最初に自分で短歌の意味や考え方を想像するのも楽しんだあと思いもしなかった工夫や視点からの解釈の仕方などを読めて面白かった。
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なんでもない日常のワンシーン、わざわざ人に話すでもないふとした感情 それらが短歌というフィルターを通すことで作品になることが面白い マニアックだけど普遍的 特別格調高いものじゃないけど、素朴さや切実さがかえって胸を打つ プロの表現力、目の付け所はとても参考になる
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短歌については今まで全く関係なく生きてきたが穂村さんのエッセイなどを読んで穂村さんに完全に心酔していたので、初めて触れた世界であったが、こんなにも自由でかつ面白い世界があったのか!と目からウロコの気持ちになった。この短い言葉の連なりから何を受け取りどう感じるのか、繊細な世界が繰り...
短歌については今まで全く関係なく生きてきたが穂村さんのエッセイなどを読んで穂村さんに完全に心酔していたので、初めて触れた世界であったが、こんなにも自由でかつ面白い世界があったのか!と目からウロコの気持ちになった。この短い言葉の連なりから何を受け取りどう感じるのか、繊細な世界が繰り広げられている。ハマりそうである。
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日常を細かく見る視点 解像度を上げる すべての世界に意味はあって それに気づけるという幸せがある
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