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癒し屋キリコの約束 の商品レビュー

3.7

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2025/01/05

タイトルからほっこり癒されるエピソードが多いのかなと思いきや、そうでない力技のものもあり、一気に読めました。 他の方も書かれていたけれど、「長所で尊敬され、短所で愛される」という言葉が深いなぁと思いました。 あと「ありがとう」のもつ意味にも、そういう考え方もあるのか、と。主人公と...

タイトルからほっこり癒されるエピソードが多いのかなと思いきや、そうでない力技のものもあり、一気に読めました。 他の方も書かれていたけれど、「長所で尊敬され、短所で愛される」という言葉が深いなぁと思いました。 あと「ありがとう」のもつ意味にも、そういう考え方もあるのか、と。主人公と同じ境遇にあったときに「ありがとう」って言えるかなぁと考えてしまいました。

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2024/12/11

以前から気になっていた 大好きな森沢さんの作品の 「癒やし屋キリコの約束」 とても楽しみでした。 いざ読み始めると 最初の方は、「あれ?」 なんとなく思っていたのと違う感じのキリコさん?という印象に 戸惑いながらも だんだん読み進めるうちに キリコさんの人柄や懐の深さ に何度もほ...

以前から気になっていた 大好きな森沢さんの作品の 「癒やし屋キリコの約束」 とても楽しみでした。 いざ読み始めると 最初の方は、「あれ?」 なんとなく思っていたのと違う感じのキリコさん?という印象に 戸惑いながらも だんだん読み進めるうちに キリコさんの人柄や懐の深さ に何度もほろり。 周りの温かさや、団結力に 癒されてあっという間にに 読んでしまいました。 人の悩みや人生にアドバイスや癒やしを与えられるというのは、 その責任を考えるとなかなか 難しいなぁ。と思いますが、 それでも親身になって耳を傾けて話を聞いて、思い切った助け船を出すのはすごい事だなぁと思いました。なかなか難しい… キリコさんのアドバイスの中に 「人ってさ、長所で尊敬されて 短所で愛されるんだよ。だから どっちも大事なんだよ。」って言う言葉があります。 つい短所を隠そうとして頑張ってつかれたり、ストレスを自分の中にためてしまいがちな世の中ですが、家族や仲間など 自分の短所や相手の短所をも さらけ出してもよい 間柄に出会って愛して、愛されることって 本当に大事で幸せな事だとあらためて思いました。 ステキなキリコさんと仲間たちでした。

Posted byブクログ

2024/10/10

あ~面白かった(*ˊ˘ˋ*)。♪:*° 夏の爽やかな景色の表紙デザインに一目惚れして読みました♬.*゚ 想像してた癒し方と少し違って面白かった☆ 大好きな喫茶店で美味しそうなアイスコーヒーやアイスティーが頻繁に登場するのも心地よい♪ 1ページ目を読んでる途中に前に読んだ感覚が...

あ~面白かった(*ˊ˘ˋ*)。♪:*° 夏の爽やかな景色の表紙デザインに一目惚れして読みました♬.*゚ 想像してた癒し方と少し違って面白かった☆ 大好きな喫茶店で美味しそうなアイスコーヒーやアイスティーが頻繁に登場するのも心地よい♪ 1ページ目を読んでる途中に前に読んだ感覚があって「?これってもしかして…?」と思ったら私の大好きな本「エミリと小さな包丁」と同じ作者さんだった... ∑(°口°๑) はいっこの本面白いの確定。 そこからはもう一気に読んじゃった。森沢明夫さんの書き方ってすごい。 私この作家さん大好きだわ…♡♡♡ ちょっとミステリーもあるしほっこりするし読後感最高でした♪ 色んな立場の人に刺さる悩みとキリコさんの言葉できっと元気になれる♡ おすすめの優しい1冊です。

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2024/08/02

私が好きになる本はいつも好きな登場人物がいる時にだけど、 今回の本はこの人好きだなって思う人がいないのに、惹き込まれていった作品でした 長所で尊敬されて、短所で愛される と言う言葉がよかった キリコさんの雰囲気が自分の中で作り上げられてて、すごくイメージしやすかった ド...

私が好きになる本はいつも好きな登場人物がいる時にだけど、 今回の本はこの人好きだなって思う人がいないのに、惹き込まれていった作品でした 長所で尊敬されて、短所で愛される と言う言葉がよかった キリコさんの雰囲気が自分の中で作り上げられてて、すごくイメージしやすかった ドラマ化とかしてほしいって思いました

Posted byブクログ

2024/05/06

森沢明夫さんの作品は、大事なことほど小声でささやくに続いて2冊目。ブクログユーザーさんの本棚でよく見かけ、気になっていたときに古本屋で出会ってしまい即購入。 動かない現実に対して、どう受け取ってどう生きていくのか。のんべんだらりとしているように見えるキリコさんがさりげなく道を示...

森沢明夫さんの作品は、大事なことほど小声でささやくに続いて2冊目。ブクログユーザーさんの本棚でよく見かけ、気になっていたときに古本屋で出会ってしまい即購入。 動かない現実に対して、どう受け取ってどう生きていくのか。のんべんだらりとしているように見えるキリコさんがさりげなく道を示して、各章の登場人物たちが道を見つけて歩いていくような、ふっと包んでくれるような、作品だと感じた。 主人公カッキーやキリコさん自身も、自分の人生の宿題のようなものに直面し、乗り越えていく。 胸に刺さった言葉がたくさんあって、忘れないうちにここに示しておこうと思っていたのに、読み終わってすぐに身内に貸してしまった笑。 ちょこっとだけど、スナックひばりが出てきたのが嬉しい。

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2024/04/18

プロローグが戦慄で、『癒し屋だよね』と一瞬とまどってしまいました。 ストーリーはとてもほんわかで癒しで読んでて心に残ったフレーズ、考えさせられるフレーズがたくさんでした♡⃝ 後半はプロローグの内容の隠された過去の内容という構成で話に引き込まれあっという間に読めてしまいました。 ...

プロローグが戦慄で、『癒し屋だよね』と一瞬とまどってしまいました。 ストーリーはとてもほんわかで癒しで読んでて心に残ったフレーズ、考えさせられるフレーズがたくさんでした♡⃝ 後半はプロローグの内容の隠された過去の内容という構成で話に引き込まれあっという間に読めてしまいました。 心がほっ、とする本で何回も読み返したくなる作品でした。

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2024/03/12

サブタイトルとなるリリックとストーリーの絡め方が、とても良かった。 特記すべきは巻末の小川志津子さん。 短いながらもさながら秀逸した解説書のようでした。 最後の1ページまで堪能出来た1冊。 表の意味で…ありがとうを送りたい。

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2024/03/11

とても面白くてテンポが良くていつもの倍くらいのスピードで読み終わった。コメディ的なところもありつつ、ハッとさせられるような言葉が出てきたり。心にふわーーっと染み込む物語だった。

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2024/03/03

読みやすい一冊でした。 喫茶店の店主霧子は呑んだくれで、コーヒーも残念なくらいまずい。代わりに店長を任せられたカッキーは霧子の奔放な性格に振り回されながら、常連さん達と楽しく仕事をしている。 2人は暗い過去があるよう。 短編の連作。重たい内容も混じっているのに全体的に楽しく読める...

読みやすい一冊でした。 喫茶店の店主霧子は呑んだくれで、コーヒーも残念なくらいまずい。代わりに店長を任せられたカッキーは霧子の奔放な性格に振り回されながら、常連さん達と楽しく仕事をしている。 2人は暗い過去があるよう。 短編の連作。重たい内容も混じっているのに全体的に楽しく読める1冊でした。

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2024/02/15

銀杏商店街にある純喫茶「昭和堂」の店主 霧子は 妖艶で美人でミステリアス 彼女の裏の顔「癒し屋」は、近頃ちょっとした評判になりつつある。その裏稼業に秘められた秘密と彼女を取り巻く面々の全7章からなる物語 物語は、主に雇われ店長のカッキー目線で進む。 各章にはストーリーの鍵となる...

銀杏商店街にある純喫茶「昭和堂」の店主 霧子は 妖艶で美人でミステリアス 彼女の裏の顔「癒し屋」は、近頃ちょっとした評判になりつつある。その裏稼業に秘められた秘密と彼女を取り巻く面々の全7章からなる物語 物語は、主に雇われ店長のカッキー目線で進む。 各章にはストーリーの鍵となる昭和歌謡のワンフレーズが引用されサブタイトルになっている。 戦慄のプロローグが衝撃的で、頭の片隅に大きなしこりを残したまま各章が始まる・・・ あれ?『癒し屋キリコの約束』だよね? 癒し要素、皆無なんですけど〜っ! とプロローグを読んだ後で叫びたくなった笑 序盤は、ろくに働かずカッキーにお店を任せて、ビールを浴びるように飲み、御賽銭と御礼参りだけには抜け目なく欲深い霧子に、全く好感が持てず何度も失速してしまった。 この人無理だわ〜と何度も思った。 中盤、裏稼業の霧子の働きぶりに触れているうちに、ジワジワと何だか憎めない感じになってきた。 しかも、たまに結構いい事言うし。 実はもの凄く了見が広い人なのか? でも何処までが計算なんだろう? 出たとこ勝負感も否ない。 終盤、店長のカッキーと、霧子自身の秘密が明らかになる頃には、すっかり虜になってしまう。 いつの間にかラストのネタバレでは目頭が熱くなる程だった。 いやぁ〜何とも追い上げ感の凄い作品だった。 何だか心の中が、欽ちゃんの仮装大賞のパネルみたいになった。←通じる人には通じるはず! おまけに大好きなゴンママも出て来るし♪ 昭和歌謡とのコラボ?も良かった。 懐かしい楽曲の世界観とも重なって趣深い。 読み終えれば、やっぱり森沢明夫ワールド全開で、優しくて温かい作品だった。 これから読まれる方へ 前半で投げ出さず是非最後まで読んでください。 視界が開けて肩の荷がおりた様な清々しさと、温かな余韻に包まれます。 以下、特に印象的だったフレーズを幾つか 「幸せってね、なるものじゃなくて、気づくものなのよ。もしも自分のことを不幸だと思ったら、そのときは自分の身体の値段を思い出して、ついでに身のまわりのモノを片っ端から値段に置き換えてみるといいわ。もちろん、家族の値段も含めてね。そうしたら、いかに自分は恵まれていて、幸せかってことを思い出せるから」 「才能ってのはね、成功するまで絶対に努力を止めないって、自分自身を説得し続ける能力のことを言うのよ 夢が叶うまで、折れずに、ひたすらベストを尽くし続けることー、それができる人を、夢を叶える才能がある人って言うの」 「そもそも人生には、生きる意味なんて何ひとつないんだよ。何もないまっさらなところでいろんな経験をしてさ、その経験にたいして、自分なりに意味付けをして、それを味わうのが人生じゃん。」 「人間てのは、他人に「ありがとう」って言われるために生まれてきてんの。だから、人の役に立って、喜んでもらえたときは、その人の使命が果たせてるわけ。使命が果たせたとき、人は自動的に幸せになっちゃうわけ。」 「人ってさ、長所で尊敬されて、短所で愛されるんだよ。だから、どっちも大事なんだよ。」

Posted byブクログ