金沢にて の商品レビュー
古都 金沢を舞台に、そうそうたる6人の推理小説家の短編が載っている。 どれも充実している。 阿刀田高――鳥瞰図 天狗きのこ――高い所へ上がってみたくなるのは本当なのか???と、少し笑ってしまった。 鮎川哲也――晴れのち雨 完全犯罪をもくろむのだが、新聞の配達が、市内版と郡部版...
古都 金沢を舞台に、そうそうたる6人の推理小説家の短編が載っている。 どれも充実している。 阿刀田高――鳥瞰図 天狗きのこ――高い所へ上がってみたくなるのは本当なのか???と、少し笑ってしまった。 鮎川哲也――晴れのち雨 完全犯罪をもくろむのだが、新聞の配達が、市内版と郡部版との違いで、犯行があばかれてしまう。 戸板康二――等々力座殺人事件 歌舞伎の推理小説は、この人しかいないと、思われるほど、歌舞伎の評論家だけあって、色々知らない部分を教えてもらう。 ケンドン蓋の文庫という言葉も、見たことがあるのに名称を知らなかった。 今は、こんな言葉を知る人もすくなくなったのでは、、、 雅楽が、三角巾で手を吊っていた理由が、最後にわかる。 皆川博子――春怨 顔師という珍しい職業の人物が、登場する。 加賀友禅、日舞と、華麗なる背景に死者多すぎるみたい。 辻真先——友禅とピエロ イベントに出演する演歌歌手と同行のキャスターが、加賀友禅を着て自殺した母親の復讐犯行。 西村京太郎――スーパー特急「かがやき」の殺意 毎度の列車推理小説。 北陸新幹線前の特急列車である。 西本刑事のやり方で、逮捕できるけど、、、これは、正当なやり方なのかな?と、思った。 ちょこっと息抜きがしたい時や、眠りにつく前に、短編小説はもってこいの1冊であり、これから北陸新幹線あ、便利になったら、又行きたい場所でもあるところが、良かった。
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(収録作品)鳥瞰図(阿刀田高)/晴のち雨天(鮎川哲也)/等々力座殺人事件(戸板康二)/春怨(皆川博子)/友禅とピエロ(辻真先)/スーパー特急「かがやき」の殺意(西村京太郎)
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