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ジョン・マン(3) の商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2022/09/28

ジョン万次郎が、一緒に遭難した仲間と別れて、彼らの日本に帰るための旅費を稼ぐため、一人捕鯨船に乗って旅に出る話。ただ、いきなり捕鯨船が出発した港に帰港するとこから始まる。で、そこまでの航海の回想が入る。面白い話だから、回想で時間を戻す必要せいが、ちょっとわからない。

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2017/06/22

ハワイで仲間と別れて、グアムとかフィリピンとかブラジルとか経て、いよいよアメリカ本土上陸に至るまでの経過。誰からも好かれそうな、人懐こいひたむきさとか、仲間を思いやる優しさとか、彼への好感度がいや増します。彼の人物史についての知識が皆無な自分としては、これから過ごすアメリカでの日...

ハワイで仲間と別れて、グアムとかフィリピンとかブラジルとか経て、いよいよアメリカ本土上陸に至るまでの経過。誰からも好かれそうな、人懐こいひたむきさとか、仲間を思いやる優しさとか、彼への好感度がいや増します。彼の人物史についての知識が皆無な自分としては、これから過ごすアメリカでの日々とか、おそらく帰りつく故郷に至るまでの道程とか、いろんなことに興味津々です。

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2016/05/21

久しぶりにジョン・マンの続編。 一気に物語に引き込まれました。 すごいなぁジョン・マン。 魅力的な船乗りに、敬意を抱きます。

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2018/09/10

幕末維新の時代に、通訳として活躍したジョン・万次郎。 その生涯を追った伝記小説の、文庫版第3巻です。 土佐の海から流された彼を助けたのが、アメリカの捕鯨船。 その捕鯨船での万次郎の活躍が、描かれています。 グアムから台湾、琉球へ。 さらには万次郎の出身地である土佐のすぐ近くま...

幕末維新の時代に、通訳として活躍したジョン・万次郎。 その生涯を追った伝記小説の、文庫版第3巻です。 土佐の海から流された彼を助けたのが、アメリカの捕鯨船。 その捕鯨船での万次郎の活躍が、描かれています。 グアムから台湾、琉球へ。 さらには万次郎の出身地である土佐のすぐ近くまで行く、捕鯨船。 故郷を乞う気持ちと、仲間を想う気持ちの交錯。 さらに南氷洋まで足をのばす捕鯨船の軌跡をたどることにより、この時代の米国の捕鯨がどのように行われていたのかも、うかがい知ることができます。 すでに続編が単行本として発売され、さらにはもう一冊の執筆が予定されているとのこと。 その文庫化を、楽しみに待ちたいと思います。   『ジョン・マン2 大洋編』 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/406277951X    .

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2015/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巻末で、漸く、万次郎は「ジョン・マン」と呼ばれる一人前の捕鯨船乗りになり、初めてアメリカ大陸に上陸する。四国沖で、マッコウクジラを仕留める土佐の捕鯨船をみながら、ハワイで待つ4人の為に、望郷の念に堪えて、ジョン・ハウランド号に乗り続ける決意の重さに、思わず涙腺が緩んだ。

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2015/11/30

英語を覚え、捕鯨で実績を積んだ万次郎は、船長や乗組員の信頼を勝ち取り、ますますその力量を発揮する。 読み手に、あたかも万次郎との一体感を与える著者の筆の冴えに、今後の展開が楽しみ。

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2015/11/10

ジョン・ハウランド号は母港ニューベッドフォードに着いた。マンジロウの適応力は若さゆえか素質か、両方だろうな。

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2015/07/05

皆で日本に帰る船賃を稼ぐために、捕鯨船の乗組員として働くマンジロウ。本当に色々なことがあってジョン・ハウランド号はニューベッドフォードに帰ってきた。国を思い、ハワイの仲間を思うジョン・マンは仲間との約束を果たすために全力で生きていくのだろう。青雲編を早く読みたい‥‥図書館へ行こう...

皆で日本に帰る船賃を稼ぐために、捕鯨船の乗組員として働くマンジロウ。本当に色々なことがあってジョン・ハウランド号はニューベッドフォードに帰ってきた。国を思い、ハワイの仲間を思うジョン・マンは仲間との約束を果たすために全力で生きていくのだろう。青雲編を早く読みたい‥‥図書館へ行こうかな。

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2015/06/28

アメリカの捕鯨船の乗組員となった万次郎。 前の巻で、すでにアメリカ大陸の土を踏むところまでは描かれているが、この巻では、捕鯨船の航海、捕鯨という仕事と万次郎の捕鯨船乗組員としての成長について、描かれる。 船長に見込まれた「ジョン・マン」がどの様に成長してゆくのか?続きが楽しみ。 ...

アメリカの捕鯨船の乗組員となった万次郎。 前の巻で、すでにアメリカ大陸の土を踏むところまでは描かれているが、この巻では、捕鯨船の航海、捕鯨という仕事と万次郎の捕鯨船乗組員としての成長について、描かれる。 船長に見込まれた「ジョン・マン」がどの様に成長してゆくのか?続きが楽しみ。 捕鯨船乗組員の鯨に対する敬意が直接的に描かれているのは、死を賭して鯨を捕らえる人たちの、海上で最大の生物に対する純粋な気持ちなのだとは思うが、近年の捕鯨禁止の風潮に対してわざわざ書かれたものと思ってしまう。

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2015/06/19

万次郎は共に救助された仲間全員のハワイから日本への船賃を稼ぐために、ひとり、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号の乗組員となった。英語を覚え、南氷洋の凍える寒さを経て、船上の先輩らと信頼関係を築いた万次郎は、海の男として成長し、アメリカ大陸の土を踏む。著者入魂の歴史大河小説、白熱...

万次郎は共に救助された仲間全員のハワイから日本への船賃を稼ぐために、ひとり、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号の乗組員となった。英語を覚え、南氷洋の凍える寒さを経て、船上の先輩らと信頼関係を築いた万次郎は、海の男として成長し、アメリカ大陸の土を踏む。著者入魂の歴史大河小説、白熱の第3弾。

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