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ブルーマーダー の商品レビュー

4.1

158件のお客様レビュー

  1. 5つ

    44

  2. 4つ

    80

  3. 3つ

    22

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2020/10/25

『インビジブルレイン』で解散した姫川班。この作品では、姫川と菊田のその後が描かれています。 中々怖い犯人ですね。って言うか、そんな工具で簡単に人の骨を折る事が出来るのか?とも思いますが、拳銃のホルスターを拳銃サックと表現するような作者。きちんと考察してるんでしょうね。 物語終...

『インビジブルレイン』で解散した姫川班。この作品では、姫川と菊田のその後が描かれています。 中々怖い犯人ですね。って言うか、そんな工具で簡単に人の骨を折る事が出来るのか?とも思いますが、拳銃のホルスターを拳銃サックと表現するような作者。きちんと考察してるんでしょうね。 物語終盤、姫川と菊田が再び相見えます。ここで、姫川が菊田を受け入れることが出来なかったことを、ついに告白。そして、菊田の妻から、ある意味の宣言を姫川は受けます。 中々面白かったです。

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2020/09/10

池袋繁華街。 雑居ビル内で全身20箇所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかる。更に半グレ集団OB、不良中国人が同様手口で殺される。 裏社会の住人が次々と殺害されてゆく。恐怖と想像力が闇の住人達の抑止力になる。 シリーズ六作目。 現在の警察組織のあり方と問題点が、よりリアル...

池袋繁華街。 雑居ビル内で全身20箇所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかる。更に半グレ集団OB、不良中国人が同様手口で殺される。 裏社会の住人が次々と殺害されてゆく。恐怖と想像力が闇の住人達の抑止力になる。 シリーズ六作目。 現在の警察組織のあり方と問題点が、よりリアルに描かれる秀作でした。

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2020/08/06

姫川玲子シリーズ。ブルーマーダーと言われる連続殺人鬼をおう姫川ら。 人質に取られた菊田を単身助けに突入する姫川玲子。犯人に対し、また菊田に対して自身の闇、憎しみ、殺意を告白し、命をかけて、犯人を説得する。 姫川玲子の迫力に、心意気に泣ける。

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2020/07/21

これも、ドラマで見てしまっていたので評価は難しい。 本が先で多分4かな? カオスの街、池袋… 生息するアウトロー達の様子がおかしい。 その理由は、 ブルーマーダーという、 一人の殺人鬼の「圧倒的な暴力」が生む 恐怖だった。 その正義感故に警察を追われ、後に、信頼...

これも、ドラマで見てしまっていたので評価は難しい。 本が先で多分4かな? カオスの街、池袋… 生息するアウトロー達の様子がおかしい。 その理由は、 ブルーマーダーという、 一人の殺人鬼の「圧倒的な暴力」が生む 恐怖だった。 その正義感故に警察を追われ、後に、信頼する刑事のスパイとしてヤクザ組織に潜入。 挙句… ヤクザ並みに腐れた警察組織の論理で、 あっさりと裏切られた男は・・ 感染遊戯と共通するのは、 真の「絶対悪」に対して、人は、いったい何が出来るのか? 「お前は間違っている」 「それをしたら奴らと同じになってしまう」… こういったテーマのドラマで、 正義の味方がお約束で吐くセリフ。 イヤ、根本的に違うでしょ…

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2022/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前読んだ時はあまり心に残らなかったけど、今回は何かグッとくるものがあった。 裏社会の中で自分の正義を信じ抑止力になろうとした木野,ただの犯罪者ではなかった。 玲子が自らの過去を語り説得する姿は中々読み応えがあった。所轄の玲子も魅力的である

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2020/06/11

姫川玲子シリーズでは一番良かったと感じた。 クライマックス辺りの立て籠りシーンは、それまでの展開の流れの良さもあって震えながら読んだ。

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2020/06/06

姫川玲子シリーズの第6弾。今まで読んできた中ではダントツで面白い。ブルーマーダーと呼ばれるまでに至る背景と経緯、下井や菊田のターンも終盤に近付くにつれ、関連が明らかになり、ボルテージがマックスに! ラストシーンが姫川班復活のための通過儀礼だとしたらかなり秀逸。次作も楽しみ。

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2020/06/04

相変わらず面白くて一気に読んだ。姫川大活躍で嬉しい。菊田との関係性の決着も付き、シリーズファンとしても楽しめる一冊。

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2020/03/26

ストロベリーナイト、姫川シリーズ。今回もスリリングな展開で最後まで読み飽きません。突如殺害されるヤクザ幹部、元潜入捜査官の行方などなど複雑に絡み合う人間関係も健在。

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2020/03/16

人気の姫川玲子シリーズ最新作。 警視庁捜査一課から所轄である池袋署へ移動になった姫川。 数々の実力者がうずめくこの地で、奇怪な殺人事件が起こる。 捜査を進めるにつれ判明する、池袋のアンダーグラウンドを脅かす狂気に満ちた“ブルーマーダー”の存在。 そして青き殺人者の魔の手はついにあ...

人気の姫川玲子シリーズ最新作。 警視庁捜査一課から所轄である池袋署へ移動になった姫川。 数々の実力者がうずめくこの地で、奇怪な殺人事件が起こる。 捜査を進めるにつれ判明する、池袋のアンダーグラウンドを脅かす狂気に満ちた“ブルーマーダー”の存在。 そして青き殺人者の魔の手はついにあの刑事にも伸びてゆく・・・! インビジブルレインを読む前にこちらを読んでしまったので、捜査一課を追われたことを巻頭で知り、愕然としましたが内容としてはスピード感のあるハラハラとした展開で非常に面白い。 ただ、殺人のグロテスクさも増しているので間違いなく映像化はできないだろう、と。笑 勝俣、菊田といったキャラクターも事件に関与しており、シリーズファンでも満足できるのではないでしょうか。 このブルーマーダーを通して姫川と菊田の距離が近くなったのか、遠くなったのか、結果的にどちらになったのか、って感じ。

Posted byブクログ