烏は主を選ばない の商品レビュー
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解説大矢博子氏が熱い(笑) 十二国記と獣の奏者は知っているが 菅野雪虫氏のソニンは知らないなぁ 『忠誠心とはすなわち 相手の幸せを願う気持ちのことだ では相手の幸せとはなんなのか』 本作を読み終えて 解決を読んで また本作を読む ラスト 帰っちゃったのか〜。。となるが 続きがあって狂喜乱舞します 本作は若君側の話にて 若君の見解やものの考え方が盛り沢山で面白い より君主の皇后の立場が生半可ではないのだと認識 それをわからずにいた父親は。。まぁ。。それはそれで彼の生き方。。 若君のこの優しさを理解してくれる人がいるといい 前作ではあけびの君と白珠が真逆の感性だったが 若君と父親もそうだなぁ 『「私と四家の姫は決して男と女という関係だけでは考えられんのだ…あまりに重すぎる…進んで彼女達を不幸にしたいわけではないのだ…自分が四人のうち 選ばれぬ三人になるかもしれないという現実を」』 もっとも美しく 女性として輝ける時代を たったひとりで過ごす事態になりかねない という台詞 女性目線=作者女性とつい思ってしまった 路近の性格も面白い 過去描かれないかなぁ 『「忠誠だの自己犠牲だの 綺麗な言葉に惑わされるなよ …ただの美しい言い訳だ」』 『「政治の場で心がなかなってしまうのは当たり前…割り切ってしまえば良かったのになまじ忠臣であると自分で思い込もうとしたからおかしくなった」』 敦房も最初から身分が全て という性格だったのか 何か出来事があって そういう考えに傾倒していったのか。。宮中での色んな部分をみてのことなのだろうか 雪哉はまだ少年だけれども このままの性格でいられるのだろうか 雪哉の、若君への最後の問い 前作で白珠へ一巳が言った時は勝手を言うなぁと思ってしまったが 若君ならどこでも生きていけそうなので その道を肯定してしまいそうになったが そこでその道を選んだらそれはそれで、雪哉は違うと思ってしまうのではないかなぁ。。 取り敢えず二作しか読んでいないが なかなかにしんどい世界である!
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やっぱり『烏に単は似合わない』とセットで読まないといけませんね。読み終わると、若宮と雪哉の次が絶対読みたくなると思います。アニメ化でますます読者が増えそうですが、3作目以降の展開が本当の八咫烏シリーズということに期待してください。
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雪哉と若宮の掛け合いが良かった! 始めの巻とこの刊は対になってて、この時には若宮達はこう動いてたのねと楽しめました。 次巻も楽しみです。
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CL 2024.6.12-2024.6.14 シリーズ1巻の裏側。雪哉登場。 最新刊読了してからの再読。たしかにそもそものはじめから雪哉は奈月彦に忠誠を誓っていたわけではないというのはよくわかったけど、それにしても今の雪哉がどうしても理解不能。 あと、びっくりするくらい忘れているわー
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八咫烏シリーズ第2弾 1巻の裏側、若宮サイドのお話 主人公、雪哉推せるー 心に触れられたくないやわい琴線があるのタイプだわ アニメ、コミックでだいぶ内容先読みしてからの 原作読了だったけど 谷間に預けられてたあたりはコミカライズで 詳しくページ割かれてるから読んでない人はぜひ。 後々のエピソードにもつながってるし。
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狭い世界で女性たちが己と家の為に昼ドラよろしくな落とし合いをしていた一方で、若様はその裏で何をしていたのかというお話。面白かった。己の感情以上に、周囲とそれを取り巻く情勢を優先した進み方だったので、素直に読みやすかった。 雪哉が敬意を持った上で軽い態度で若宮へ接する場面が多々あり、取っ付きにくそうな若宮に親しみを持てたのも、読みやすかった所以だと思う。あと一貫して筋も通っていたので、それも良かった。確かに、タイトル通りに主を選ばず終わって、自然と感嘆してしまった。 また、最後の種明かしが気持ちよかった。読み進めるにつれ何となく「もしかして?」とは感じていた。その直感のようなものがきちんと説明され、一気に辻褄の合う気持ち良さ。 以降も物語は続くとのことで、早速続編を買いに行こうと思う。
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八咫烏シリーズの2作目。 2作目といっても、1作目の続きが読めるわけじゃなかったところにまず驚いた。 時系列的には同じ頃、1作目の舞台は桜花宮で、若宮のお后候補の姫君たちのお話。 2作目は、1作目では終盤に現れておいしいところをかっさらっていった若宮と、兄宮派とのお家騒動に関す...
八咫烏シリーズの2作目。 2作目といっても、1作目の続きが読めるわけじゃなかったところにまず驚いた。 時系列的には同じ頃、1作目の舞台は桜花宮で、若宮のお后候補の姫君たちのお話。 2作目は、1作目では終盤に現れておいしいところをかっさらっていった若宮と、兄宮派とのお家騒動に関するお話。若宮に近習として仕えることになった少年、雪哉がメイン。 アニメでは、この両方の物語が同時に描かれているのを知った。 2作目を読み終えた今、アニメの結末を知ってしまったようなものだけれど、オチがわかっていてもアニメも引き続き楽しみだし、原作の3作目以降も楽しみたい。
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『烏に単は似合わない』でなかなか姿を表さない若宮様、裏でこんなことになっていたとは。 うつけのふりをする有能若宮様とぼんくらのふりをする有能雪哉、良いバディになりそうだなーと思ったら…… 最後の最後でのタイトル回収、とても鮮やかで良いです。
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全巻と同じ時間軸で、いよいよ若宮が登場。 あの時はこんな事が行われていたのか…と思いながら読み始め、後半は一気に読めた。 1〜2巻の間にこんなにも印象が変わる作品は初めてです。これは嬉しい誤算。 ラストの解説でも書かれているように、十二国記を読んだ時のことを思い出した。 私もあ...
全巻と同じ時間軸で、いよいよ若宮が登場。 あの時はこんな事が行われていたのか…と思いながら読み始め、後半は一気に読めた。 1〜2巻の間にこんなにも印象が変わる作品は初めてです。これは嬉しい誤算。 ラストの解説でも書かれているように、十二国記を読んだ時のことを思い出した。 私もあの時、続きを買いに走ったわ〜。 そして今、とりあえずと思って3巻まで買ってあった自分をちょっとだけ褒めつつ、すぐに残りを買いに行こうと決意した。 そこで今悩んでいるのが、アニメを見るタイミング。原作読んでからの方がやっぱりいいのかな〜? 「火狩りの王」はアニメを先に観てしまった故に読む気が失せてしまったからな〜と。 いや、早く読めばいいだけの話なんですが。 読むのに時間がかかる方なので、こんな時はホント早く読める人になりたい!と思う。
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前作読了から10年程放置してた自分を責めたい! 本作までをセットで読みたいですね! 世界観に慣れたこともあるのか、とても読みやすい感触がありました。 前作の姫たちの宮廷バトルの裏側で起きていた若宮とそれを取り巻く人々の物語。 前作のままだとクールで薄情者。と思いきや、 わがままでどこか憎めないうつけ者の若宮、奈月彦。 そんな彼に振り回されるぼんくら次男坊、雪哉。 うつけ、ぼんくらと言っておきながら 中々のキレ者キャラが凄く惹きたっています! ラストもすこし含みがあるような終わり方で…。 どうする、どうなる…?? まだ3作目は読み始めてないものの、 これからが怒涛の展開…のはず! 引き続き読み進めていきます。
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