3652 伊坂幸太郎エッセイ集 の商品レビュー
エッセイって、最近読んでいなかったけど、 これは面白い。もっともっと伊坂作品を 読みたくなる一冊。 ついでに斉藤和義も聴きながらね。
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大好きな小説家伊坂幸太郎のエッセイ集です。 ご本人が「エッセイは得意じゃない」と書いているように、あまりこの人のエッセイを読んだことがなかったのですが、何となく純朴で誠実な人柄がにじみ出ているような1冊でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初読。『仙台ぐらし』の感想で、伊坂さんのエッセイはイマイチみたいなことを書いたばっかりなのに、このエッセイ、面白かった。雑誌等をマメに追いかけず、本になったものしか読まないので、伊坂さんのエッセイを読んだことがなかった。エッセイは、好きなものや嫌いなものを知ることで、作家さんが何でできているのか、なんとなく輪郭が浮き上がってくるところが面白い。伊坂さんがどんな本を読んでるのか知ることができてよかった。しかし、オススメの島田荘司さんを読もうと思ってパソコン脇に貼り付けたメモ、いつのやつだ・・・?
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この本をきっかけに アカルイミライを観たり 熱帯や僕が愛したゴウストを読んだり 斉藤和義を聴いたり それも楽しい
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2000年から2014年まで(2015年もちょっと)のエッセイが収録されている。 ページの下段には伊坂さんの当時を振り返るコメントが載っていて、どちらかというとコメントの方が面白かった。 伊坂さんのエッセイは私の好きなタイプ(日常のよしなしごと)とはちょっと違ったみたい。 あ、...
2000年から2014年まで(2015年もちょっと)のエッセイが収録されている。 ページの下段には伊坂さんの当時を振り返るコメントが載っていて、どちらかというとコメントの方が面白かった。 伊坂さんのエッセイは私の好きなタイプ(日常のよしなしごと)とはちょっと違ったみたい。 あ、殺し屋ケラーシリーズをすごく読みたくなりました。
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ついに、伊坂さんの文章を読みながら蛍光ペンを手に取った。 伊坂さんの作品の中には毎回大好きな言葉や言い回しがあふれていていつか好きな言葉に線を引きながら読もうと思っていたがついに行動に移した。 この言葉も蛍光ペンで線を引いたもののひとつなのだが本書の中で、 「そこにある言葉を...
ついに、伊坂さんの文章を読みながら蛍光ペンを手に取った。 伊坂さんの作品の中には毎回大好きな言葉や言い回しがあふれていていつか好きな言葉に線を引きながら読もうと思っていたがついに行動に移した。 この言葉も蛍光ペンで線を引いたもののひとつなのだが本書の中で、 「そこにある言葉を読み進むこと自体が快楽を生むかどうか」 小説は本来そういうもの、と伊坂さんは某新人賞の選考委員の言葉を借りてつぶやいている。 わたしにとって伊坂さんの小説はまさに「そこにある言葉を読み進むこと自体が快楽を生む」ものなのである。 だからこそ読み終わるのが嫌でいつも伊坂さんの小説を読みながら他の作品にも手を出してしまう。 読了を惜しむのもそこそこにしてこれからも伊坂作品の発表を楽しみにしようと思う。
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エッセイ執筆時を振り返っての、著者自身のツッコミが楽しい。本人いわく「エッセイが下手」だそうだが、「この著者、いい人なんだな」という、人柄がしのばれて(^^)なかなかほっこりさせられますね~。
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伊坂幸太郎さんのデビュー10年目の年に刊行されたエッセイ集の文庫化です。 単行本の刊行から5年が経ち、デビュー15周年と新潮文庫の創刊100周年のコラボ第2弾として、エッセイ20編にショートストーリー2編が追加されたお得感満載の文庫版。 タイトルは10年間の日数で、新潮社の伊坂作...
伊坂幸太郎さんのデビュー10年目の年に刊行されたエッセイ集の文庫化です。 単行本の刊行から5年が経ち、デビュー15周年と新潮文庫の創刊100周年のコラボ第2弾として、エッセイ20編にショートストーリー2編が追加されたお得感満載の文庫版。 タイトルは10年間の日数で、新潮社の伊坂作品にはお馴染みとなった英語タイトルも"a decade"(10年間)です。 ご本人は、エッセイが得意ではないとおっしゃっているようですが、かしこまっていない、どちらかと言えばゆるーい雰囲気漂う文章は、気軽にのんびりと読むにはピッタリで、楽しく読み進められました。 そして、時折垣間見られる伊坂さんご自身の物事に対する考え方や姿勢は、当たり前なのでしょうが、これまでの小説作品にそれらが反映されているのがよくわかりました。 また、音楽や小説の話もよく出てきます。 聴いてみたい音楽、読んでみたい本が増えました。 小説ではないので、なかなかレビューは書きづらいのですが、「伊坂さん、エッセイもありやな」と思いました。
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こういう人が多いのかどうかわかりませんが、僕は好きな作家やミュージシャンや役者のことを無意識に神聖化してしまいがちです。実際にはそんなことはないのはちょっと立ち止まって考えてみれば分かるのですが、「自分がこんなに感銘を受けるものを生み出している人はものすごい人に違いない」と反射的...
こういう人が多いのかどうかわかりませんが、僕は好きな作家やミュージシャンや役者のことを無意識に神聖化してしまいがちです。実際にはそんなことはないのはちょっと立ち止まって考えてみれば分かるのですが、「自分がこんなに感銘を受けるものを生み出している人はものすごい人に違いない」と反射的に思ってしまいます。 なので、こういうエッセイを読むと、いい意味で「あ、この人も普通の人と変わらないんだな」と失礼なことを思い、同時にちょっと嬉しくもなります。食べ物の好き嫌いはあるし、スピーチの際は緊張するし、他人から認められたいという素直な気持ちもある。好きな作家である伊坂さんのこういう一面を見ることができて、ちょっと嬉しいです。 ただ、こういうレビューひとつとってみても、自分の感想ですら上手く文章になっていないような気がして、「平凡」なご自身の日常をこんなにも面白く伝えることができる伊坂さんはすごいな、と思わずにはいられません。
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エッセイでも十分面白い。 伊坂幸太郎の小説はストーリーも好きだけど文章そのものが好きなんだと感じた。
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