6粒と半分のお米 の商品レビュー
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木皿泉「6粒と半分のお米」、木皿食堂№2、2015.5発行。エッセイ、インタビュー、対談、解説・書評・映画評、シナリオ講座、シナリオと盛り沢山の内容が収録されています。エッセイを中心に読みました。京都精華大学卒業の妻鹿年季子(めが ときこ)さんの先生は次の5人だそうです。早坂暁、山田太一、倉本聰、池端俊策、向田邦子。特に向田邦子さんはお好きで、感化も大きいのではないかと思います。なお、一見不可解なタイトルは、届いた贈り物の箱に偶然まぎれこんだお米が6粒と半分だったということでしたw。
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高山なおみさんいわく 全部読んでしまっても、もういちどはじめから読みたくなる。この本を読んでいると、自分の立っている地面ごと、そこにつながる根っこごと、木皿さんに励まされているような気持ちになる。一本気で融通のきかないうっとうしい私の手をむんずとつかみ、引っ張り上げてもらっている...
高山なおみさんいわく 全部読んでしまっても、もういちどはじめから読みたくなる。この本を読んでいると、自分の立っている地面ごと、そこにつながる根っこごと、木皿さんに励まされているような気持ちになる。一本気で融通のきかないうっとうしい私の手をむんずとつかみ、引っ張り上げてもらっているような。
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雑誌や新聞掲載のエッセイ、インタビュー、switchの佐藤健との対談、書評、シナリオ講座の質疑応答、ラジオドラマ「どこかで家族」のシナリオ。 インタビューがよかった。妻鹿さんの気持ちや考えが少し知れた。
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あとがきでも「佐藤健さんには強い刺激を受けた」とあるが、その対談は面白かった。 おりしもNHK朝の連ドラ「半分青い」の律として、「義母と娘のブルース」でもパン屋の麦田として出ている佐藤健。 どちらも面白いドラマだが、シナリオライターを目指す受講生との対話で語られるドラマの現状を対比すると、この面白さは、実は底が浅いのかも、なんて気になってしまう。
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「孤独は、私が私を見失わないための錘のようなものである。」 浅田真央ちゃんについてのエッセイもよかったな。個人的に日々数学を追われる営業の仕事をしていると、ああいう魂のことを忘れがちになる。魂入れて仕事をすれば、結果もついてくると信じたい。 エッセイ以外のコンテンツは、あま...
「孤独は、私が私を見失わないための錘のようなものである。」 浅田真央ちゃんについてのエッセイもよかったな。個人的に日々数学を追われる営業の仕事をしていると、ああいう魂のことを忘れがちになる。魂入れて仕事をすれば、結果もついてくると信じたい。 エッセイ以外のコンテンツは、あまり興味が持てずに、、読めなかった。
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木皿泉って二人で一人だったんだ。 知らなかった。 まぁ、作者のことがいろいろわかったけど、「いいも悪いも」って感じかな?
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最後に掲載されてるラジオドラマ脚本「どこかで家族」がなかなか好き。 『おれたちの青空』に寄せている「解説のようなもの」で書かれている、「それにしても、健やかで優しくて強い者を前にすると、なぜ人はウソだと思ってしまうのだろう。」「ハッピーエンドにしてしまって、物語が軽くなってしまっ...
最後に掲載されてるラジオドラマ脚本「どこかで家族」がなかなか好き。 『おれたちの青空』に寄せている「解説のようなもの」で書かれている、「それにしても、健やかで優しくて強い者を前にすると、なぜ人はウソだと思ってしまうのだろう。」「ハッピーエンドにしてしまって、物語が軽くなってしまったとか、そんなふうに言われたりする。」「怒りや、どうしようもない気持ちを諦めたり、保留したりすることで何とか生きてゆこうとする。そんな登場人物たちの願いは、ハッピーエンドというだけで軽いものになってしまうのか。」という文章がすき。
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自分の信じる力を信じる-。夫婦脚本家・木皿泉のエッセイ、佐藤健との対談、解説・書評・映画評、シナリオ講座の内容、ラジオドラマのシナリオなどを収録する。 いろいろあって面白かった。 いい感じにゆるくてはっきりしていて。
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前回の木皿食堂がたまらなく面白かった。 今回も同じく、手元に置いておきたいなと思う1冊。 短いエッセイの中に込められている内容の濃いこと。 どれも気持ちの奥をじんわりと熱くするような素晴らしい文章ばかり。 対談、講演になってもそれは変わらず。 地に足がついて、経験から言葉を発して...
前回の木皿食堂がたまらなく面白かった。 今回も同じく、手元に置いておきたいなと思う1冊。 短いエッセイの中に込められている内容の濃いこと。 どれも気持ちの奥をじんわりと熱くするような素晴らしい文章ばかり。 対談、講演になってもそれは変わらず。 地に足がついて、経験から言葉を発している、こういう文章をもっと読みたい。
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