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セーラームーン世代の社会論 の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2022/02/11

#本 #読書 #セーラームーン世代の社会論 #美少女戦士セーラームーン 発売当初、気になっていた本。内容はそれほど重くなく、サクッと読めました。 私はこの本のセーラームーン世代よりは少し上になりますが、いや、でも私だってセーラームーン世代……

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2021/10/30

 最近ウラネプソングにハマって、何度目かのセラムンブームが再燃しているので読了。もちろん「世代」で括られているので、無理があるものもあったが、私には当てはまるものが多かった。考察や分類の仕方に男性が書いた感を感じた。SPEEDもモーニングも好きだし、何より可愛さより強さ、カッコよ...

 最近ウラネプソングにハマって、何度目かのセラムンブームが再燃しているので読了。もちろん「世代」で括られているので、無理があるものもあったが、私には当てはまるものが多かった。考察や分類の仕方に男性が書いた感を感じた。SPEEDもモーニングも好きだし、何より可愛さより強さ、カッコよさが前面に押し出されている所が好きだ。  特に6章のジェンダー論辺りで、自覚していないが、幼少期に多大な影響を受けていたんだろうなと感じた。ジェンダーに限らず。スターライツの設定は当時小学生の私には理解が難しかったが、今でもよくわからない。武内先生の意図や思いが書かれた本などもあれば読んでみたい。  このキャラが好きな人はこんな性格、といったキャラ占いのようなものがあったが、全然当てはまらなかった。ジュピター推しの理由は、長身でカッコいい女性への憧れである。だからウラヌスも好きだし、吉澤ひとみやシシド・カフカなど、子どもの頃から好みがブレないな、としみじみ。

Posted byブクログ

2021/08/21

著者の所感ぽい感じは否めないけど、面白くはあり一気読み。 セーラームーンで培った、だけじゃなく、なぜセーラームーンが生まれたか、を語ったものも読みたい。 まだまだセーラームーンの謎は解けない。

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2020/09/21

セーラームーンを見てこなかった私に取ってはなかなか共感しづらいポイントも多くありましたが、一つのアニメをここまで掘り下げ、しかも社会情勢と結びつける筆者の想像力と洞察力には感服しました。 セーラームーンに限らず、私たちは幼少期に見ていたアニメ、読んでいたマンガなどから多大なる影...

セーラームーンを見てこなかった私に取ってはなかなか共感しづらいポイントも多くありましたが、一つのアニメをここまで掘り下げ、しかも社会情勢と結びつける筆者の想像力と洞察力には感服しました。 セーラームーンに限らず、私たちは幼少期に見ていたアニメ、読んでいたマンガなどから多大なる影響を受けていることを再認識させられる一冊でした。

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2017/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

…そんなに面白いものではなかったかな…。時代背景も語り世代論として機能しているけどなまじ自分が該当するからここで述べられている特徴に自分が合致しない、と思ってしまうとひっかかりを覚えてしまう。セーラームーン見てたのに。 p34 あるフィクション作品に置いて、何が「敵」と設定されているのかーー。これを考察することは、その物語に置いて何が”正義”と背てされているのかを探るのに等しい p34-35 ”敵”とはその物語が提唱する”正義”が打ちのめしたいs区の価値観素の者であり、世情や想定視聴者の気質がたぶんに影響される。  視聴者がブルーカラーなら”悪”とは富裕層であり、しちょうしゃが知識人なら”悪”とは衆愚ということになる。いずれにせよ、敵の主張の「逆」がすなわち、その物語が視聴者に同意を求めたい正義の主張である。 セーラームーンのこういう描写や構造、ないしセリフが当時の女児に影響を与え、いまはどんな価値観を彼女たちがもっているのか、という話。 筆者曰く、女性性を捨てず肯定していく姿勢などは月野うさぎに影響されている…とあるけど、自分が子供の頃は女性性を嫌悪するタイプだったからひっかかる。女性性の嫌悪は世代問わず言及されるからそりゃあセーラームーン世代にもいるだろうさと言われたらそれまでなんですが。 6章の表題が「セーラームーン世代の恋とセックスとジェンダー」なんですが、仕方ない面はあるとはいえ紋切り型のフロイト理論で個人的にアレルギー反応がでました。 赤塚図書館 778

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2017/03/18

○ありのまま自分・全肯定 ○のび太とドラえもん(団塊ジュニア〜)⇔うさぎとルナ(アラサー) 万能の他者を探す⇔自己変革・進化 魚を与える⇔釣り竿を与える ○かわいさや少女性に商品価値があることに気づいた上でかわいげをキープし続ける ○母娘共演の物語構造→母性感の獲得・博愛主義(敵...

○ありのまま自分・全肯定 ○のび太とドラえもん(団塊ジュニア〜)⇔うさぎとルナ(アラサー) 万能の他者を探す⇔自己変革・進化 魚を与える⇔釣り竿を与える ○かわいさや少女性に商品価値があることに気づいた上でかわいげをキープし続ける ○母娘共演の物語構造→母性感の獲得・博愛主義(敵も親友たちも彼氏も娘も) ○80年代のナウシカ、90年代のうさぎ 高潔×美少女×母性×神性 ○女子の欲望すべて(⇔男受け) egg,SPEED,プリクラ,ASAYAN ○同タイミングに3つの世代のシンボルとなった赤名リカ・森高千里・セーラームーン ○LGBTや多様な愛への寛容性

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2016/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

セーラームーンファンが読む本では無いです。読んでて誰も気分が良くならないと思うし、作品愛に溢れている感じも読み取れず、むしろタイトルにセーラームーンが入ってることが残念です

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2016/06/23

アラサー向きのマーチャンダイジングとして再ブームに火がついたセーラームーン。踊らされているということも自覚しているけれども、やっぱりセーラームーンは1987年生まれの私には懐かしい思い出がいっぱい詰まっており、避けることはできないアニメなんだと最近改めて思わされている。さて、そう...

アラサー向きのマーチャンダイジングとして再ブームに火がついたセーラームーン。踊らされているということも自覚しているけれども、やっぱりセーラームーンは1987年生まれの私には懐かしい思い出がいっぱい詰まっており、避けることはできないアニメなんだと最近改めて思わされている。さて、そうはいってもほとんど忘れていたよね、敵チームの名前とか、ストーリーとか。この本読みながら、ネッとで画像検索などしては思い出して納得したり。実際のアニメや漫画イラスト使えないのは、、まぁ仕方がありません。たくさんの権利問題の壁を乗り越えなければならなくなる。。 内容はけっこう全体的に楽しめました。なんとなく対象世代に媚び売ってるような気がしないでもないけれど。実際わたしたち世代がそういう価値観を持っているかは定かではいけれど、理論としては面白いと思いました。 それにしても。。たしかに、変身解除シーンや、SEEDの歌詞にはびっくり。子ども向きアニメのわりにLGBTのキャラデザは豊富だし!その頃のシリーズはもう観ていなかったけれど、前世女性で現世男性(あくまでも身体の話)って!!!画期的でしょ。 まぁ、わたしは少女時代に観ていただけなので楽しく読めたけれど、本当のセーラームーンファンには物足りない考察かもしれない。

Posted byブクログ

2016/02/11

セーラームーンに夢中になってた記憶があるので手にとって読んでみた。セーラームーンごっこで誰をやるかでグループの中の序列があったこととか思い出してた(笑)内容はあんまり共感出来なくてちょっと残念。

Posted byブクログ

2016/01/27

セラムンちょう懐かしいな・・・世代直撃です。 セラムンと社会学・・・たしかに!って納得な部分も多々あり、うさぎちゃんとナウシカ比較とか、母とは、成長する少女とは、女の子の理想・欲望とは・・・。 うううん、セラムンってすごいな・・・。

Posted byブクログ