紫陽花茶房へようこそ の商品レビュー
紫音と月子が出会う前の紫陽花茶房のお客様である、奥勤めをしていたマクベスの三人の魔女のようなお婆さんたちが新鮮だった。大正が舞台だと、自分の生きて来た時代として大奥が普通に出て来ちゃったりするんだなあ。時代柄、西洋かぶれの月子が最後まで女学校に居場所がないところが少し淋しかった。...
紫音と月子が出会う前の紫陽花茶房のお客様である、奥勤めをしていたマクベスの三人の魔女のようなお婆さんたちが新鮮だった。大正が舞台だと、自分の生きて来た時代として大奥が普通に出て来ちゃったりするんだなあ。時代柄、西洋かぶれの月子が最後まで女学校に居場所がないところが少し淋しかった。いい子なのになあ。
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初読み作家さんです。どの話もほろっとする部分もありとても面白かったです。 3冊いっき読みでした。 これで完結なのですね、紫音と月子の今後もみたかったです。
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中のシリーズ1冊を飛ばし、1巻と3巻目のこれを 読んでしまった。 最初の本では淡白なだけの青年貴族の彼が ヒロインを今回はデビュタントに誘う。 それは実は正式な求婚で…と言ったお話。 ゲストキャラのヴィヴィが可憐で素敵。 どんな経緯を持ってそうなったか知りたかったら 途中の...
中のシリーズ1冊を飛ばし、1巻と3巻目のこれを 読んでしまった。 最初の本では淡白なだけの青年貴族の彼が ヒロインを今回はデビュタントに誘う。 それは実は正式な求婚で…と言ったお話。 ゲストキャラのヴィヴィが可憐で素敵。 どんな経緯を持ってそうなったか知りたかったら 途中の1冊を読むべきだが、飛ばしてしまっていても 特に困らない。 このくらいの甘さがあってちょうどいい。 やっとコバルトらしくなったと思ったら ラストの本かな? 出てくる場面は少ないがヒロイン月子の母が、 まことに痛快なモダン・ガールで読んでいて 胸がすく。 異国の貴族に恋した娘の発破になってくれそうな 思い切りの良さ。 ハイカラさんと言うにはちょっと受け身な 月子だが、長じればこうなるのだろうか。
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コバルトシスターって何?というオレンジ文庫の先駆けではじまり、かたやま和華作品は 結局コバルト文庫に分類されたのだが、かたやま和華なんだから、大人な雰囲気は無理なんだし、最初からコバルトにすればよかったのにという突っ込みは横に置くとしよう。 三話構成の、物語。 銀座の路地裏の喫茶...
コバルトシスターって何?というオレンジ文庫の先駆けではじまり、かたやま和華作品は 結局コバルト文庫に分類されたのだが、かたやま和華なんだから、大人な雰囲気は無理なんだし、最初からコバルトにすればよかったのにという突っ込みは横に置くとしよう。 三話構成の、物語。 銀座の路地裏の喫茶店の店主・紫音の入れる魔法紅茶で迷える人を救うお話。 完結巻は、主人公2人の過去と未来へのポーションとなっております。 英国での紫音の事情やイギリスに渡ったら月子がどんなふうになるのか、もっと2人のお話が読みたかったと思うのだが、これはこれで満足。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4584.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新刊出てると知って、本屋さんで手に取り、帯を見てしばし呆然としてしまった... だって!たった三巻でもう終りだなんて!! もっといろんな人との出会いと夜のお茶会を見たかったし 何よりもっと紫音と月子の可愛いやりとりを見ていたかったし!! 本当に残念です... 最後が少し駆け足だなぁなんて思ってしまったけれども、まぁ出会って半年だったことを思えば、紫音が決意を固めたことを思えば、こんなもんだったのかな? 憭一兄さんとかこの先また出てきても面白そうなのにね(でも紫音の身辺調査させてた月子ママには驚きでした) 今回は一話目がいつものちょっと不思議で、ほんわかした素敵な語で 二話目は紫音の嫉妬と幼い月子が可愛い話で 三話目は紫音と月子の想いが重なったお話!ようやくだね! 嬉しいけど、もっと二人が嫉妬してみたり、相手を想ってほんわかしたり、月子がレディになれるよう頑張る姿とか見てみたかったよー もう終りなのがすごく残念です... 残念だし、物足りなさもあるし、やっぱり駆け足だった気もするから、星は四つで... あとがきの感じからして他社でもお話出してるっぽいからそれも探してみようかな 文体も話の雰囲気も好きな作家さんになったし あと色の変わるお茶もね! 魔法使いのハーブティーにも似たのが出てきた気がするけど、どうだっけ? こっちも久々に読み返すかな
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