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人は、誰もが「多重人格」 の商品レビュー

3.6

32件のお客様レビュー

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2019/02/03

自分の性格はこうだと決めつける必要はないんだと思った。いろんな自分を状況によって表現していく。自分の中の嫌な部分、嫉妬、恨みなどの感情も、それを否定するのではなく、客観的に見つめる。そうすることで静まるんだと学べた。

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2018/07/31

著者の本はこの本が初めてであった。意図されている通り「多重人格」の捉え方についての難解な思想が分かりやすく例示されており、また身近な例が多かったことから理解が深まった。最後に著者も纏められている通り、真正面から多重人格に取り組んだ場合の奥深さも感じ、まさに本書は序章に過ぎない。分...

著者の本はこの本が初めてであった。意図されている通り「多重人格」の捉え方についての難解な思想が分かりやすく例示されており、また身近な例が多かったことから理解が深まった。最後に著者も纏められている通り、真正面から多重人格に取り組んだ場合の奥深さも感じ、まさに本書は序章に過ぎない。分析方法が細かな分類で細分化されていることから、全体的なマップがあればより理解が深まるのではないか。(自分で作ればいいのだが)また匿名でのネット投稿、見るべき映画や映画の見方に関しての言及があった点も非常に興味深かった。

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2017/07/20

なかなか面白い本ではあるのだが、隠れた人格と才能を開花させる方法が書かれてはあるものの、些か物足りない。なにぶん薄い新書一冊に全て詰め込むのは不可能だろうから、これからもっと著作を読んだりようつべのチャンネルをチェックしてみようと思う。

Posted byブクログ

2017/06/09

自分の中には多様な人格がある。 例えば、Aさんに対してはにこやかに明るく接するのに、Bさんに対しては高圧的に命令口調になってしまうなど、相手によって態度を変えてしまうことはないでしょうか? 自分の中に、愛想が良い人格があったり、人を支配したいという人格があったり、それは状況に応...

自分の中には多様な人格がある。 例えば、Aさんに対してはにこやかに明るく接するのに、Bさんに対しては高圧的に命令口調になってしまうなど、相手によって態度を変えてしまうことはないでしょうか? 自分の中に、愛想が良い人格があったり、人を支配したいという人格があったり、それは状況に応じて頻繁に入れ替わっています。 自分の中には、まだ自分でも気がついてない人格、無意識に使っている人格がたくさんあります。 それを意識的に活用することで、才能が開花するという論点がとてもわかりやすかったです。 リーダーとして器の大きい人がどんな人なのか、どういう在り方を目指せば良いかも分かります。

Posted byブクログ

2017/05/04

『知性を磨く』、『人間を磨く』に続いて読んだ。本書を合わせた3冊のランキングを付けると、 1位:『知性を磨く』 2位:『人間を磨く』 3位:本書『人は、誰もが「多重人格」』 となる。 前2冊は田坂氏の得意な講話形式で書かれており、本書は対談形式で書かれている。その分書かれている内...

『知性を磨く』、『人間を磨く』に続いて読んだ。本書を合わせた3冊のランキングを付けると、 1位:『知性を磨く』 2位:『人間を磨く』 3位:本書『人は、誰もが「多重人格」』 となる。 前2冊は田坂氏の得意な講話形式で書かれており、本書は対談形式で書かれている。その分書かれている内容が薄かつた。 内田樹氏は、太宰治や村上春樹の中に、多様な人格が存在し、それが読者の心を惹きつけると言ったが、田坂氏も同じ趣旨を言っている。 リミッターを解除し多様な人格を発揮した自由自在の境地は仏の概念に近い。

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2017/04/08

著者が用いる「人格」という言葉が、今まで自分自身が思っていた定義と若干異なり、最初は少し戸惑いました。 ただ、才能と人格の繋がりについての話などから、あぁそういうことか、としっくり来ました。 何よりも、「自分は〜だからこれには向いているけれど、それには向いていない。」というよう...

著者が用いる「人格」という言葉が、今まで自分自身が思っていた定義と若干異なり、最初は少し戸惑いました。 ただ、才能と人格の繋がりについての話などから、あぁそういうことか、としっくり来ました。 何よりも、「自分は〜だからこれには向いているけれど、それには向いていない。」というような、自己限定的な意識を持ってしまうことの危うさについての指摘が、最も納得できる内容でした。 だからこそ、自分が苦手な仕事の内容でも、果敢に挑戦しなければいけないなと、改めて思いました。 本書は対談形式で大変読みやすかったです。

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2017/02/13

優れた人というのは、場面に応じて人格を変えているという前提のもと、どのようにしたら自分の表面人格や深層人格を捉えて育てていき、複数の人格をマネジメントするかがテーマ。 私自身、演劇をしていたこともあり、実感ベースで共感できることは多かった。一方で、自分の表の人格と属するコミュニテ...

優れた人というのは、場面に応じて人格を変えているという前提のもと、どのようにしたら自分の表面人格や深層人格を捉えて育てていき、複数の人格をマネジメントするかがテーマ。 私自身、演劇をしていたこともあり、実感ベースで共感できることは多かった。一方で、自分の表の人格と属するコミュニティによって求められる自分の人格との乖離(キャラ変)に疲弊する若者も少なくないといわれているなか、こうした観点での言及も欲しかった。ビジネスで成功するためには複数の人格をマネジメントすることが重要かもしれないが、その弊害など。

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2016/12/18

"いかにして個人の限界のストッパーを外しさらなる可能性を開花させるか"が主題の良本。 個人的に一番ハッとさせられたのは、小さな自分のエゴを大きなエゴに育てることこそが、自らを超えた可能性を開花させる鍵という箇所。 自分は何かと「これは自分都合のことで、相手...

"いかにして個人の限界のストッパーを外しさらなる可能性を開花させるか"が主題の良本。 個人的に一番ハッとさせられたのは、小さな自分のエゴを大きなエゴに育てることこそが、自らを超えた可能性を開花させる鍵という箇所。 自分は何かと「これは自分都合のことで、相手のためになるかわからない」と提案や何かを主張する際に不安になることがあったのですが、きっとこの不安と向き合いながらも行動し、何かを成すということこそがこのエゴを育てることになるのかなと。なので必要なのは勇気、ですね。 努力して小さなエゴを大きなエゴへと育てていこうと思います。

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2016/10/13

201610/ 優れた経営者や起業家、マネージャーやリーダーの「かばん持ち」をすることは、この「人格の切り替え」を学ぶ、最高の方法です。/ 「苦手」と思う仕事も、「不遇」と思う時代も、捉え方によっては、それまで自分の中に眠っていた「人格と才能」を開花させる、絶好機なのです。そ...

201610/ 優れた経営者や起業家、マネージャーやリーダーの「かばん持ち」をすることは、この「人格の切り替え」を学ぶ、最高の方法です。/ 「苦手」と思う仕事も、「不遇」と思う時代も、捉え方によっては、それまで自分の中に眠っていた「人格と才能」を開花させる、絶好機なのです。そして、人間とは不思議なもので、そうした「前向き」な気持ちで取り組んでいると、実は、どのような仕事も「面白く」なってくるのですね。/ 「苦手の相手」や「苦手の仕事」を、ただ「避けたい」と思ってしまうか、「自分の可能性を引き出してくれる素晴らしい機会」と思うかが、分かれ道なのですね。実は、「苦手」と思う仕事も、「不遇」と思う時代も、自分の中に隠れている「人格と才能」を開花させる絶好機なのです。/ 自分の心の中に、虚栄心や猜疑心、嫌悪感や不満、恨みや妬み、といった「エゴ」の否定的な動きや破壊的な動きが生じたとき、「静かな観察者」が現れ、ただ、静かに見つめる。そのことによって、「エゴ」の動きは静まっていくのです。/ 我々が、心の中の「小さなエゴ」を「大きなエゴ」に育てていったとき、いつか、「エゴ」が消えて行ったような境涯になるのですね。/

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2016/09/19

状況に応じて人格を使いわける重要さ、自己限定せず名が手の相手や苦手の仕事を「自分の可能性を引き出してくれるすばらしい機会」ととらえ人格を育てていく重要性を学べた。

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