鮫島の貌 の商品レビュー
新宿鮫シリーズの外伝的短編集。 鮫島がいろんな角度から描かれており、また月並みですが他者のアニメ作品の主人公を登場されるという離れ業が2篇もあるので、まさに大御所が人気シリーズを使って遊んでみたという作品でした。
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以下、ただのファンの感想。 鮫島の新人時代や高校時代のエピソードが読めて楽しかった。 シティハンターの冴羽やこち亀の両さん出てきたり、バリエーションに富んだ短編集。 いいもん読めた。
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「新宿鮫」ファンなら必読の一冊。 鮫島にまつわる短編集だが、まず最初の新宿署に配属直後のエピソードから面白い。既に上司の"マンジュウ"桃井との人間関係が伺える。更に何と「シティーハンター」の冴羽獠や香、「こち亀」の両さんが出てくるエピソードもあり遊び心満載だ。...
「新宿鮫」ファンなら必読の一冊。 鮫島にまつわる短編集だが、まず最初の新宿署に配属直後のエピソードから面白い。既に上司の"マンジュウ"桃井との人間関係が伺える。更に何と「シティーハンター」の冴羽獠や香、「こち亀」の両さんが出てくるエピソードもあり遊び心満載だ。 シリーズ9作目「狼花」で決着をつけた宿敵・仙田(間野)の息子との対面エピソードなどもあり、再度シリーズを遡って読みたくなってしまった。
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シリーズに登場する個性的な人物たちの意外なエピソードから、人気コミックの共演まで、孤高の刑事・鮫島の知られざる一面が垣間見える短編集。(オーディブル) 私の好きなシリーズで、これまでの長編の醍醐味を味わってきた身からすると、短編でそれが感じられるのか、手を出すのを躊躇してい...
シリーズに登場する個性的な人物たちの意外なエピソードから、人気コミックの共演まで、孤高の刑事・鮫島の知られざる一面が垣間見える短編集。(オーディブル) 私の好きなシリーズで、これまでの長編の醍醐味を味わってきた身からすると、短編でそれが感じられるのか、手を出すのを躊躇していたのですが、それは杞憂でした。 これまで描かれることのなかった鮫島とキャラクターとの関わりが描かれており、まさに、スピンオフの魅力が詰まっていました。 しかも、あのジャンプの人気キャラが二人も共演しており、私たち世代にとっては、やられた感じでした。 それぞれのエピソードを通して、鮫島の孤高の生き様が貫かれているところも「新宿鮫」ファンとして安心して読めました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
『新宿鮫』を読んだ事がない人間でも、存分に楽しめる短編集だった。 以前、感想を書いた『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所』に収録されている、両津勘吉とほんの少しだけ関わり合いを持つ話や、両津勘吉に劣らぬ人気を博し、同時に、彼に負けないくらいの正義と信念、悪に対する怒りを持つイケメン・冴羽リョウ(ケモノ編に尞)と知り合いである、そんな突飛ではあるが、違和感を覚えさせない短編などに、実に心が奮えた。 刑事とは斯くあるべき、と決めつけてしまうのは実に危険だとは思うにしろ、鮫島のように、自分の命を、一線を越えた犯罪者を捕えるために懸ける、その覚悟が出来ているのなら、意外に、そういう刑事は死なないのかも知れないな、そう感じた、しみじみと。 この台詞を引用に選んだのは、『新宿鮫』と鮫島について、何も知らぬ私ですら、カッコイイ、と胸が熱くなったので。 自分が「正しい」と信じる仕事と、そのやり方を全うするって、こういう事なんでしょうね、きっと。 「私が今の場所にいて、全力で仕事をすることが、彼らへの、何よりの復讐です」(by鮫島)
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10篇の短篇を収めている1冊である。各篇を順次愉しく読み、何時の間にか10篇を読了し、少し余韻に浸るような感じである。 各篇は、2006年から2011年というような時期に雑誌等の媒体に初登場していて、それらを集めたということになる。<新宿鮫>のシリーズに登場する鮫島警部に纏わる物...
10篇の短篇を収めている1冊である。各篇を順次愉しく読み、何時の間にか10篇を読了し、少し余韻に浸るような感じである。 各篇は、2006年から2011年というような時期に雑誌等の媒体に初登場していて、それらを集めたということになる。<新宿鮫>のシリーズに登場する鮫島警部に纏わる物語だ。 「鮫島警部に纏わる物語」だが、鮫島の目線で展開する篇の他方、シリーズ中で馴染の人物の目線で展開する篇や、鮫島と出くわす人物の目線で展開する篇も在る。多角的に鮫島という男の「貌(かお)」が伺えるような感になっている。 或る人物に関しては、当該人物自身が考えていることや行動することを描写するという描き方が在るのであろうが、他方に近くにある人物や、何かで偶々関わっている他人の目線で描写するという描き方も在る。多分、前者の方が一般的で判り易いのであろうが、後者の「或る人物を視る他人目線」は、小説を読む側と重なり易く、非常に面白いのかもしれない。本書に収録されている各篇に触れて少し強く思ったことでもある。 <新宿鮫>のシリーズでは、静かに鮫島を支える上司の桃井課長、職場での数少ない友人とも呼び得る存在である鑑識係の藪、鮫島と交際しているロックバンドのボーカリストである晶というような人達が各作品を通じて登場しているが、本書にも彼らが登場する篇が在る。それが面白いのだが、それ以上に面白かったのは、「偶々出くわした」というのか、それに近い形で鮫島と接した者達の目線で綴られた篇であった。更に、人気漫画の劇中人物をモデルにした作中人物が現れる篇も在り、本書は愉しい。 或いは、<新宿鮫>のシリーズに親しんだ読者が「番外編」として愉しむことも出来ようが、本書は「シリーズを知らない読者」にも「入門編」として楽しめる要素が大きいと思う。なかなかに愉しい1冊だった。
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区立花園公園 桃井が死んだ日の夜に桃井と鮫島の始まりの話を読んだ。つくづく生きていてほしかった。「マンジュウ」になっていなかったら、警察官の誇りを失ってしまっていたら。生きていたかもしれない。でもそうなれば10巻で築きあげてきた鮫島との関係はないものになってしまう。受け入れなければいけない。どうか、安らかに。 夜風 鮫島の日常って感じの短編。短くても鮫島の生き方がよくわかる話。 似た者どうし 炎蛹あたりの話なのだろうか。晶も鮫島も幸せそうだ。別れてしまったのが悲しい。僕はシティハンターはよく知らないが似たような生き方の人なのだろう。独特なクロスオーバー作品って良いよね。 亡霊 今までにないタイプの暴力団親族の話。基本的に色恋沙汰が多かったカタギとヤクザの関係。今回は家族の話。道を踏み外した弟をそれでも見捨てきれない兄。現実でもこういう葛藤があるのだろうか。 雷鳴 ややミステリじみた話。バーテンダーの違和感などが良い塩梅でちりばめられているのが良い。 幼な馴染み あの両さんが登場する贅沢な話。コメディとハードボイルド。結び付きそうもない2つがこんなに自然に繋がっているのが楽しい。コナンとルパン三世が繋がり、ルパン三世とCAT'S EYEが繋がり、CAT'S EYEとシティハンター、シティハンターとエンジェル・ハートが繋がり、エンジェル・ハートと新宿鮫が繋がり、新宿鮫とこち亀が繋がる。従ってコナンとこち亀は繋がっている。とんでもない話だ。 再会 鮫島の優しさがかいまみえる話。僕もいつかこんなことをするのだろうか。 水仙 切ない。中国人を悪く思いたくない。良い人もいる。そう言った安は中国国家のスパイだった。悪い人だった。でも、良い人だと思えてしまう。それは僕が甘いからだろうか。 霊園の男 最後を飾るに相応しい話。あの仙田こと間野の墓の前で間野の最後の謎が明かされる。この世には2つの美しさがある。謎の美しさと真実の美しさ。狼花は最後に「あ」の意味が明かされなかったことが美しい。余韻を残したまま話が終わる。一方この話では謎のままに終わった「あ」の謎が明かされる。これはこれで美しい。鮫島や読者にとっての救いとなるような明かされ方。いつか矢吹も出てきてほしい。オブリガート。
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もっと読みたい!鮫島のプライベートを覗いたような貴重な短編集。しかもこち亀やエンジェルハートのキャラも登場してくる。えー!!ってなった。(作者の好み?)幼な馴染みが一番好き。
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最新刊を読んでこの作品が読みたくなり kindleにて再購入で再読 鮫島より有名なあのコンビや同じく超有名な同僚が 出てくる作品集 本編では味わえない夢の共演が微笑ましいし ママフォースや晶が出てくるのも嬉しい 『雷鳴』が個人的におすすめ
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新宿鮫シリーズ、初の短編集。長編を得意とする作者は、短編が苦手なんだろうと(勝手に)思っていたが、思ったよりも面白く読めた。鮫島の意外な一面がのぞける作品集となっている。上司だった桃井や、鑑識の藪、恋人の晶などシリーズになくてはならないキャラ達も登場する。また人気コミックの主人公...
新宿鮫シリーズ、初の短編集。長編を得意とする作者は、短編が苦手なんだろうと(勝手に)思っていたが、思ったよりも面白く読めた。鮫島の意外な一面がのぞける作品集となっている。上司だった桃井や、鑑識の藪、恋人の晶などシリーズになくてはならないキャラ達も登場する。また人気コミックの主人公である両津勘吉や冴羽リョウとの共演も見どころの一つ。この本を読む前に両さんが出てくるという情報を掴んでいたのでどういうタイミングで出てくるのかとわくわくしながら読んでいたが、いざ出てくると鮫シリーズとのギャップも面白かった。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou2219.html
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