5分で凍る!ぞっとする怖い話 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「ぞっとする怖い話」字面だけを見て、幽霊的な怖さを思い浮かべましたが、読んでみると様々な怖さがありました。私が一番印象に残った作品は「チョウセンアサガオの咲く夏」です。確かに意味がわかるとぞっとするお話なのですが、切なさというか心苦しさを感じました。私は最後の行を読むまでわからなかったのですが「オシフィエンチム駅へ」は知識のある人であれば、タイトルを見ただけでピンときそうですね。他の方も書いてますが、全ての作品を読んで、一番怖いのは結局人間だと思いました。
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さくっと読了 ショートショートだから読みやすい。既読がたくさんあるけど、そららはさすがに良い作品だ。あっという間に読めるから良いね。
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2016年、38冊目は隙間読書用にしていた宝島社「このミス」シリーズのショート系アンソロジー。 20作家、26作品収録。基本はミステリー仕立てである前提で、オチがゾクりと来たり、ブラックだったりするモノが並んでます。 今回は印象に残ったいくつかの作品を紹介。 中山七里『オシ...
2016年、38冊目は隙間読書用にしていた宝島社「このミス」シリーズのショート系アンソロジー。 20作家、26作品収録。基本はミステリー仕立てである前提で、オチがゾクりと来たり、ブラックだったりするモノが並んでます。 今回は印象に残ったいくつかの作品を紹介。 中山七里『オシフィエンチム駅へ』コレは知ってたら(知識があったら)何でもないが、無知な自分は、オチで見事にヤられた。 矢樹純『ずっと、欲しかった女の子』ずっとつきまとった違和感の正体がオチで明らかになる。色々とイタい話。 拓未司『後追い』オチはすぐに分かってしまう、いわゆる、ベタなパターン。最後1/4ヒネり(想定の範囲内)ある。 辺りが好みかな❔他にも、少し気になるモノもあるにはあったが……。 一編、10p前後なので、展開や伏線に限りがあるので、オチ重視になってくるのは致し方ないところ。また、作家によって、得手、不得手もあるでしょう。 隙間読書にはピッタリだが、今回も単独作読んでみたいと思える作家もナシ。さらに「ぞっとする」「怖い」にもベクトル、個人差があるコト踏まえて、評価は少し甘めの★★★☆☆。
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(収録作品)おどろおどろし…土着怪奇幻想譚ー沼地蔵(乾緑郎)/母の心情、娘の真胸 歪んだ愛が、庭に咲くーチョウセンアサガオの咲く夏(柚月裕子)/呑み屋で出会った男が語る、世にもおぞましい“スイカ割り”-スイカ割りの男(藤八景)/本格謎解きひと駅ミステリー!-オシフィエンチム駅へ(...
(収録作品)おどろおどろし…土着怪奇幻想譚ー沼地蔵(乾緑郎)/母の心情、娘の真胸 歪んだ愛が、庭に咲くーチョウセンアサガオの咲く夏(柚月裕子)/呑み屋で出会った男が語る、世にもおぞましい“スイカ割り”-スイカ割りの男(藤八景)/本格謎解きひと駅ミステリー!-オシフィエンチム駅へ(中山七里)/スタミナ満点“栄養湯”の秘密ーしろくまは愛の味(奈良美那)/乾いた筆致で描く、ひと夏の異世界体験!-死体たちの夏(乾緑郎)/今の時代だからこそ、こわーい話ー死を呼ぶ勲章(桂修司)/僕の大切なうさぎ、かわいそうな小さなうさぎーかわいそうなうさぎ(武田綾乃)/悲鳴が漏れる?ひとりで夜、読まないでくださいー夏の終わり(伽古屋圭市)/不倫相手の子を産む決意と、好きな人と結ばれる確率とー猫を殺すことの残酷さについて(深沢仁)〔ほか〕
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『ぞっとする』にもいろんな種類があって飽きずによめました。ただ既読の話も結構あったので、もっともっと怖い話を探したくなりました。
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タイトルに惹かれて読んでみました。どのお話もサクッと読めるので通勤に丁度良かった。最後のオチが怖い。幽霊・心霊的な怖さもあれば、人間の本質というか欲の深さというかそういう部分が怖いところもあり。最後読んで「うわ…まじか…」ってなるようなお話が沢山でした。意味が分かると本当に恐ろし...
タイトルに惹かれて読んでみました。どのお話もサクッと読めるので通勤に丁度良かった。最後のオチが怖い。幽霊・心霊的な怖さもあれば、人間の本質というか欲の深さというかそういう部分が怖いところもあり。最後読んで「うわ…まじか…」ってなるようなお話が沢山でした。意味が分かると本当に恐ろしい。こういうのもたまにはいいかも。
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最後に意味がわかってぞっとするパターン。 最初からオチが読める話もあったけど、「多分こういうことなんだろうな」と思いつつ読み進めたら、「さらにひとひねりあったー!」となる話もあって。作家さんってすごいな、さすがだな、と思いました。 皮肉っぽい話も面白かった(原発のとか、医療列車の...
最後に意味がわかってぞっとするパターン。 最初からオチが読める話もあったけど、「多分こういうことなんだろうな」と思いつつ読み進めたら、「さらにひとひねりあったー!」となる話もあって。作家さんってすごいな、さすがだな、と思いました。 皮肉っぽい話も面白かった(原発のとか、医療列車のとか)。
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