剣と紅 の商品レビュー
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時代小説としてはあまり面白くなかったが、井伊直政以降しか知らなかった私にとっては地元遠州の井伊家の大まかな歴史を知るには興味深かった。
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表紙の絵が好みじゃなかったが、作者の紹介を見てがっかり。ライトノベル出身。だからか、偏見かもしれないが、基本がなっていない。 主人公は直虎のはずなのに、直虎から曾祖父である直平を祖父と父の直盛の立場から語ったり、おじの家系をその息子と直虎が一緒にいるときに、おじをお屋形さまと部...
表紙の絵が好みじゃなかったが、作者の紹介を見てがっかり。ライトノベル出身。だからか、偏見かもしれないが、基本がなっていない。 主人公は直虎のはずなのに、直虎から曾祖父である直平を祖父と父の直盛の立場から語ったり、おじの家系をその息子と直虎が一緒にいるときに、おじをお屋形さまと部下に呼ばせたりとこの場合は間違っていないが、分かりにくいことこの上ない。他の方の時代小説を読んでいて、この感想を覚えたことがないので、下手くそなんだと思う。 それに、なんつーか、私、ハリーポッターとか行けたけど、歴史+ファンタジーがあんま好きじゃないねんな。 多分、皆が期待する未来を自分の手で切り開く戦国時代の芯のしっかりした女性像とはちょっと違う。
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井伊家が徳川に仕える直前の物語。 父やおじや許婚や重臣を次々に奪われ、大国に翻弄されながら、生き抜き、一時は断絶された井伊家を再興させ女領主の物語。
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そもそも井伊家の運命そのものが数奇である。今川と徳川の狭間に揺れ、目付家老の陰謀で男系根絶の危機に陥る。戦国の動乱の中、その井伊家を守った直虎の生涯は、まさに「剣を持たぬ女の戦」という表現にふさわしい。次郎法師として黄泉の力を持ち、実は家康も信玄も、彼女に命運を握られていた。読み...
そもそも井伊家の運命そのものが数奇である。今川と徳川の狭間に揺れ、目付家老の陰謀で男系根絶の危機に陥る。戦国の動乱の中、その井伊家を守った直虎の生涯は、まさに「剣を持たぬ女の戦」という表現にふさわしい。次郎法師として黄泉の力を持ち、実は家康も信玄も、彼女に命運を握られていた。読み終わったとき、直虎に恋をしてしまった自分がいた。
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【戦国の世、井伊家を背負って立った女がいた】徳川四天王・井伊直政の養母、直虎。彼女は先を視る不思議な力を持っていた。戦国の世に領主となった女の熾烈な一生を描いた渾身作。
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