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低欲望社会 の商品レビュー

3.9

34件のお客様レビュー

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2015/10/21

バブルを経験していない30代の私 やはり守りに徹するというか、物を買うというより辛抱する世代かもしれない そうなると経済としては停滞して、皆貧乏の世の中になっていく 経済の発展は誰かやるのではなく、自分が何がまずできるか。 わかっているのに行動に移せない自分が憎い…

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2015/10/04

現状に満足する日本人に苦言を呈した一冊。みんなが大前先生みたいにアクティブになれないと思うが、成長を導くにはある程度の強烈なリーダーシップは必要かも。もはや中央集権では経済成長は厳しくなるので、道州制の必要意義を強く感じる。

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2015/11/03

 なぜ、日本がバブル崩壊後、低成長が続くの回答が明らかにされている。  高齢化と人口減少+低欲望社会 これを打破するためには、本書の最終章に書かれているが 「移民対策」、「教育」を大いに変えていかなければならない 「心理を和ませる」すこぶる卓見である

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2015/09/13

間違ってはいない。教育が大事、というのは共感できる。が、おそらく彼が提言する政策の大部分は受け入れられないだろう。どうやったら最初の一歩を踏み出せるか、だ。首相公選制からかも知れない。

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2015/08/30

氏の著作を大学以来度々読んできたが、非常にわかりやすく現在の政治に対して有効な提言だと思う。一度政治の舞台に立つのを見たかった。

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2015/08/22

これまでのように税金を湯水のように使って消費を煽るのではなく、心理に働きかけることによって経済を活性化する方法が残っている。低欲望社会が現出した背景には何があり、今後どう対処すべきかを論じた本。 ☆アベノミクスの問題点 ・大胆な金融政策→緩和マネーが貸し出し増加につながらない。日...

これまでのように税金を湯水のように使って消費を煽るのではなく、心理に働きかけることによって経済を活性化する方法が残っている。低欲望社会が現出した背景には何があり、今後どう対処すべきかを論じた本。 ☆アベノミクスの問題点 ・大胆な金融政策→緩和マネーが貸し出し増加につながらない。日銀の内部崩壊リスクが高まる。円安によるデメリット ・機動的な財政政策→過度の公共工事で人手不足、資材高騰というマイナス面ばかり目立つ。財政は悪化の一途 ・成長戦略→ばら撒き政策 浜田宏一、本田悦朗、山本幸三議員への批判 ・金融政策や財政出動によって景気を刺激するという20世紀のマクロ経済学説の処方箋は今の日本には通用しない。 自分には経済的素養がないため、アベノミクスについての是非はよく分からない。ただ肌実感としては、あんまりうまくいっていない気がする。アベノミクス論者の本も読んで自分なりに考えたい。 ただ移民推進をこの著者は推進しているが、問題点もあるのではないか。

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2015/07/25

★2015年7月25日読了『低欲望社会』大志なき時代の国富論 大前研一著 評価B+ 彼の時代認識は、歴史的にも世界的にも例を見ない低金利にもかかわらず資金を借りようとする個人、企業がいない今の日本の現在の減少は一過性のものではない。 その対策には、これまでの20世紀的な...

★2015年7月25日読了『低欲望社会』大志なき時代の国富論 大前研一著 評価B+ 彼の時代認識は、歴史的にも世界的にも例を見ない低金利にもかかわらず資金を借りようとする個人、企業がいない今の日本の現在の減少は一過性のものではない。 その対策には、これまでの20世紀的なケインズ政策では対処できず、新しいグランドデザインに基づく国家プロジェクトで日本を立て直せなければ、手遅れになるという彼の考え方を本書では述べている。 以下は私が理解した彼の論点と主張、まとめ間違っていたらご容赦下さい。 ①高所得層から合計50%を超える所得税で、働く意欲を無くさせ国外逃避を促す、相続時に多額の相続税で資産移動を促進する世界一の社会主義的資本主義の考え方を見直して、資産税と付加価値税を中心とする税体系に変更する。 ②正式な結婚を前提とする各種社会保障を様々な生き方に対応する社会保障体制に変更して、出生数が上向くように支援して、人口減少を20ー30年の長いレンジで見て食い止める。 ③プア充にとどまることなく、付加価値を生み出す人を支援する仕組みすなわち、教育制度の改革で、世界的にも戦える人間を育てる多様な職業訓練を施すシステムを構築する必要がある。 ④既にアイデアの出尽くしたアベノミクスには、超肥満化した従来の政府主導の財政赤字が残る効果しか期待できない。結果、国としての超多額な赤字が副作用としてきいてくる可能性が高い。よって、大幅な規制緩和 建蔽率の緩和 日照権見直し 建物容積率緩和などにより都市中心部の再開発を民間主導により実行して、より安全で機能的な都市再開発を行うべきである。 ⑤地方は、道州制として、より大きなエリアでのそれぞれの地方の特性を活かしたグランドデザインで、世界でも有数の伝統、文化を発信して、街を整備し世界からの観光客移民を誘致するべきである。 ⑥幻想の食料自給率に基づく議論を止め、オランダのように企業主導のより付加価値にの高い競争力のある農業育成を後押しすべきである。 ⑦元々ない地方自治体での立法権を前提とするような無駄な地方議会は無駄なコストがかかるだけで、早急に見直すべきである。 ⑧彼は、eゼネコンと呼んでいるが、各省庁、各地方公共団体は分かれていることを悪用して、無駄なバラバラシステムを構築して、システム会社は税金の無駄使いを誘導している。マイナンバー制度などではなく、国民の生活に便利となるようなグランドデザインに基づく国民データベースを構築して、真のe 政府を作り出す必要がある。その好例が、ヨーロッパの小国130万人のエストニアにはある。

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2015/07/13

勉強になりました。 人口減少→外国人の移住受け入れ→外国人による高齢者介護、と将来直面する諸問題について改めて考えさせられました。

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2015/07/04

分析やこれまでの予測、アベノミクス批判は的を得てると思われるが、氏の根本はやはり強者の論理、それに納得できる方には絶賛の本ではあるが、手前は弱者なもんで、違和感がある部分もある。

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2015/06/23

ここ数年の大前氏の本を読んだことがある人は、それほど変わった内容はないのではないかと思う。 低欲望社会になった原因が述べられているが、大前氏独特のフィールドワークによる裏付けがなく、物足りないし説得力がなかった。そこを楽しみにしているだけに、残念に感じた。 中年から上について...

ここ数年の大前氏の本を読んだことがある人は、それほど変わった内容はないのではないかと思う。 低欲望社会になった原因が述べられているが、大前氏独特のフィールドワークによる裏付けがなく、物足りないし説得力がなかった。そこを楽しみにしているだけに、残念に感じた。 中年から上については低欲望になっていないのか、も検証してほしかった。 対応策については、富裕層に対するものが多く、主題であるはずの低欲望の人たちに向けたものではないように思う。 エストニアの件で、税理士や会計士が消滅したというのは衝撃だった。「機械との競争」を地で行っている。 あとがきは熱い。読むべきだろう。

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