京都寺町三条のホームズ(1) の商品レビュー
寺町三条は懐かしい場所だったため、読んでみることにした。 京都の地名とか建物が出てくるたびにリアルに想像できたこともあってするすると読め、豆知識が頻繁に盛り込まれていて飽きなかった。 しかしあまりにも"物語"で、なんというか人物とかストーリーがリアリティに...
寺町三条は懐かしい場所だったため、読んでみることにした。 京都の地名とか建物が出てくるたびにリアルに想像できたこともあってするすると読め、豆知識が頻繁に盛り込まれていて飽きなかった。 しかしあまりにも"物語"で、なんというか人物とかストーリーがリアリティにかける、どこかふわふわしたファンタジーという感じがした。もちろんそれが好きな人もいるだろうけど、私はそんなに…だったかなぁ。 なにより、同じ京都感を楽しみたいという目的なら森見登美彦さんが良い…。
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骨董品店でバイトすることになった女子高生と店主の息子が客から持ち込まれる奇妙な依頼を解決する短編集。ミステリーというにはライトで、どちらかというと恋愛小説かも。キャラも女の子らしい女子高生+頭脳派イケメンというラノベの王道のような感じでたいへん読みやすいが、いまいちインパクトがな...
骨董品店でバイトすることになった女子高生と店主の息子が客から持ち込まれる奇妙な依頼を解決する短編集。ミステリーというにはライトで、どちらかというと恋愛小説かも。キャラも女の子らしい女子高生+頭脳派イケメンというラノベの王道のような感じでたいへん読みやすいが、いまいちインパクトがないまま読み終わってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家で読むための本を探しているときに発見。本屋の平台に置かれていたので 、表紙を見て(ライトノベルか)と思い、手に取って双葉文庫で驚きました。 ジャンルは、人が死なないライトミステリになるのでしょうか。京都の豆知識が増えつつ、読んでいて疲れない内容だったのが嬉しい。どうやら、かなりの巻数がでているようなので、少しづつ読み進めたいと思います。
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話題になっていたので借りて読んでみたけど、キャラクターで強引に話を持って行くところが、まさにライトノベル。 ところどころ京都の観光客ウケする雑ネタがちりばめられているのはよかった。 でも、特に心を動かされるシーンはなく、あまりおもしろくなかった。
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イケメン男子+美人女子高生+古都・京都が舞台+可愛らしいイラストで若年層を中心に大人気を獲得したラノベ・ミステリー「京都寺町三条のホームズ」第1作です。本書の良さはミステリーとは言っても骨董品の鑑定に係わる人間心理の謎の解明が中心で決して殺人事件など起きないソフトさと人間の善意を...
イケメン男子+美人女子高生+古都・京都が舞台+可愛らしいイラストで若年層を中心に大人気を獲得したラノベ・ミステリー「京都寺町三条のホームズ」第1作です。本書の良さはミステリーとは言っても骨董品の鑑定に係わる人間心理の謎の解明が中心で決して殺人事件など起きないソフトさと人間の善意を信じる主人公「寺町のホームズ」の人情味溢れる粋な裁きと京都の名所案内&故事来歴の蘊蓄の楽しさですね。そして一番の面白さはホームズの「イケズな京男子」とヒロイン葵の掛け合いのやや微妙な意地悪トーク時々はマジな恋バナや人生勉強ですね。 『ホームズと白隠禅師』ホームズさんの厳しく優しい人間性にそりゃあ若い乙女は胸キュンになるわな。『願わくは桜の下にて』迷える漫画家への最高の助言。『葵の頃に』斎王代の美女への怪文書事件の意外な真相と心和むハッピーエンド。『百万遍の願い』ホームズがナニワの俺様強引男に恋人を奪われた失恋話。『鞍馬山荘遺品事件簿』亡き父が3人の息子と妻に贈ったメッセージとは?信じられないくらいの善人ですね!『祭りのあとに』埼玉の高校の恋人に振られ一番の親友女子に略奪愛された失意の葵ちゃんがホームズのお陰で悲しみにサヨナラできた!
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殺人が起きない事件と女子高生とイケメン、骨董、京都 のお話。気楽に読めて少女漫画の様。 2人の関係にちょっとワクワクする。
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ライトミステリーということで、比較的気軽に読むことができる一冊だった。 京都や鑑定ものに関する知識とかが入っていて、そのあたりが面白かった。 主人公の恋愛関係は、周りが悪い人ばかりになっていて、大変だなー、と思ったりした。
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推理物としてよりも、美術品や京都の名所に関する知識が読み応えがある。主人公の周りのキャラクター達が人間味あふれてていいなあ。
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推理というより歴史などの蘊蓄が面白い。登場人物も人間味溢れていて面白い。シリーズ化されているようなので早速二巻を予約。楽しみ!
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京都の骨董品店でアルバイトを始めた十七歳の葵と、店主の孫で柔らかい物腰と見抜く目を持つホームズこと二十二歳の清貴の出会う、斎王代への怪文書や三兄弟の燃えた掛軸等の謎。多用される「って」から始まる独白等が苦手。恋人を取られた過去のある二人が身勝手な相手に見せつけたり毅然と接したりす...
京都の骨董品店でアルバイトを始めた十七歳の葵と、店主の孫で柔らかい物腰と見抜く目を持つホームズこと二十二歳の清貴の出会う、斎王代への怪文書や三兄弟の燃えた掛軸等の謎。多用される「って」から始まる独白等が苦手。恋人を取られた過去のある二人が身勝手な相手に見せつけたり毅然と接したりするところが爽快。
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