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京都寺町三条のホームズ(1) の商品レビュー

3.6

82件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2022/08/09

この作品は、三つの楽しめる要素がある。一つはミステリー、もう一つは骨董品について、そして京都、そう思って手に取った。 京都にゆかりのある話は楽しめる。加茂川と鴨川の違いや葵の意味は思わず、そうそうと笑顔になる。 ホテルオークラや百万遍や貴船など京都に馴染みの場所も出てくる。 家...

この作品は、三つの楽しめる要素がある。一つはミステリー、もう一つは骨董品について、そして京都、そう思って手に取った。 京都にゆかりのある話は楽しめる。加茂川と鴨川の違いや葵の意味は思わず、そうそうと笑顔になる。 ホテルオークラや百万遍や貴船など京都に馴染みの場所も出てくる。 家頭清貴は、蔵という骨董品屋のオーナーの孫である。そこでアルバイトすることになった真城葵とともにストーリーを展開する。清隆の観察眼はホームズ張りである。 ただ、ミステリーはライトな感じで、殺人は起きない。日常の些末な出来事の解決はミステリーとしては物足りなさを感じた。鞍馬山荘遺品事件簿が唯一事件らしい作品であった。最後は茶番からの昼ドラ劇場で終わる。結局、楽しめたのは骨董品と京都の風情と恋心であった。

Posted byブクログ

2022/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ずっとずっと気になってた本で、最新刊が出たらしいので覚悟を決めてよみはじめました。15冊以上出ているそうなので、頑張ります 内容はとても面白かったです。ライトミステリーなので人が死ぬと言うより、日常( 骨董品 )などのちょっとした謎を解くお話。想像以上に恋愛要素が強いです。元々年上好きなので、イケメンで少しいけずな年上京男子…普段は敬語なのに怒ったりすると方言で喋るの良き…。 複雑な気持ちになる事件の真相もそこそこありましたが、心温まる結末が多く、読後感が気持ちいいです。 元彼君の態度にはイラッとしましたが、スッキリです。清貴さんが方言で話すほど怒ってくれたのが私まで嬉しくなりました。自分たちが悪いって自覚があるからこそ、周りの友達に色々話して固めてから謝ってくる人いますよね…苦手です。 次作も借りてあるので、楽しみに読もうと思います。地元の本屋さんには売っていなかったのでのんびり探して本棚に納めたいです。

Posted byブクログ

2022/06/12

京都舞台のライトミステリー。京都に行きたくなりました。茶碗の歴史や和歌について学び直したくなりました。

Posted byブクログ

2022/03/25

コミックで読んでいたが、とうとう買ってしまいました(笑)ホームズシリーズ。限定表紙が出ると聞いて、今しかない、と。葵の抱えた悩み、切ないな。お父様の息子たちに残した掛け軸、いいことだと思った。 カバー裏のSSもいい。 京都の地図を片手に読みたい。

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2022/03/12

ライトミステリーが好きで手に取りました。 恋愛要素が強めな感じはしましたが、読みやすく面白かったです。 京都に行きたくなりました!

Posted byブクログ

2022/02/21

京都で生まれ育ったのに、全然、京都に詳しくないワタクシ。 京都の具体的な地名が出てきて、まるで、実在する人たちやお店では? って思ってしまいました。 本を読んでから、再度、本に出てきた場所に行ってみたい。

Posted byブクログ

2022/02/05

京都に詳しくなれちゃう!京都好きにはたまりません。 イケメンの鑑定士が、まあいけずで頭の切れる人で、、、。 恋愛あり、ミステリーありのハラハラドキドキの物語です。

Posted byブクログ

2022/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2年前、仕事の都合で烏丸御池に住んでいたことがあり、京都には格別の思い入れがあります。なので、本作を手に取らないわけにはいかないし、楽しめないわけがなく…… 寺町三条や知恩寺、鞍馬など、観光で寄ったところや通勤で足しげく通った道などが登場するだけで、ノスタルジックな気分(ほんの2年前ですがw)に浸れて最高です。 舞台だけでなく、骨董や古典を扱ったミステリというのが新鮮で良いですね。これまであまり興味を持つことが無かったジャンルなので、本作をきっかけに少しだけ興味が湧いてきました。 軽快にテンポよく読める、良い意味でカジュアルな作品なので、今後も気軽に手に取りやすそうなのも良い感じでした。

Posted byブクログ

2021/12/30

京都府内の私の地元とご縁のある作家さん。市民だよりで紹介されていたので、読んでみたいと思っていた作品。 京都を舞台にした、骨董品にまつわるライトミステリー。和歌や掛け軸に描かれた絵、その他骨董品の由来を読み解いて謎を解いていくストーリー。 ミステリー要素は本当に“ライト”だけ...

京都府内の私の地元とご縁のある作家さん。市民だよりで紹介されていたので、読んでみたいと思っていた作品。 京都を舞台にした、骨董品にまつわるライトミステリー。和歌や掛け軸に描かれた絵、その他骨董品の由来を読み解いて謎を解いていくストーリー。 ミステリー要素は本当に“ライト”だけど、気軽に読める楽しい内容です。主人公の恋模様も含め、人間関係も面白い。恋の進展が気になるので、続編を読みたいです。

Posted byブクログ

2021/12/08

ミステリー?には分類されないかと思うほどライトな推理小説。 あまり登場人物には感情移入できない。 京都に土地勘があるので親しみやすい。

Posted byブクログ