炎と茨の王女(3) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
三部作の完結編。 最後の最後までハラハラしたけど、ハッピーエンドで何よりだ。 ファンタジー物には良くある言い方だが、主人公エリサの成長物語でもあるわけで、ゴッドストーンが役割を終えた後こそが正念場。そういう意味では、もっとその後にページを割いても良かったかな、と贅沢なことも考える。 何にせよ、何度も読み返したくなる爽快な物語として完結してくれたことが嬉しい。楽しく、娯楽に満ちた、良質なファンタジーだ。
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長い3部作だったけれど、主人公のエリサ女王は3作通して比喩じゃなく文字通り苛烈な旅をずっとし続けた印象です。ゴッドストーンが取れたことに寂しさや心配もありましたが、ゴッド・ストーンに振り回された運命を乗り越えられたエリサの力強さを感じました。そして政略結婚でもストームは幸せになれ...
長い3部作だったけれど、主人公のエリサ女王は3作通して比喩じゃなく文字通り苛烈な旅をずっとし続けた印象です。ゴッドストーンが取れたことに寂しさや心配もありましたが、ゴッド・ストーンに振り回された運命を乗り越えられたエリサの力強さを感じました。そして政略結婚でもストームは幸せになれそうな予感ひしひし。エリサも人が大きく変わりましたが、ストームも相当変わったのではないでしょうか。
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ホヤ・ド・アレナ国は、有力貴族の反乱、異種族であるインビエルノの脅威と、内憂外患をかかえていた。インビエルノの狙いは、女王エリサ自らが彼らの都に赴くこと。そのための人質として愛する近衛司令官のヘクトールが連れ去られてしまった。エリサは信頼する仲間とともに後を追う。神に選ばれしもの...
ホヤ・ド・アレナ国は、有力貴族の反乱、異種族であるインビエルノの脅威と、内憂外患をかかえていた。インビエルノの狙いは、女王エリサ自らが彼らの都に赴くこと。そのための人質として愛する近衛司令官のヘクトールが連れ去られてしまった。エリサは信頼する仲間とともに後を追う。神に選ばれしものエリサは、愛する人を取り戻すことができるのか? ゴッドストーンを帯びた若き女王の運命を描く、異世界ファンタジー三部作完結。 訳者あとがき=杉田七重
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