よく晴れた日にイランへ の商品レビュー
2014年のイラン。「旅で眠りたい」以来24年ぶりのイランは、当時よりずっと自由で、当時と同じように親切な人ばかりの国であった。「イランでは、ホスピタリティーのない街を探す方が大変なのだ」。街で、親切な人が次々と現れて、旅をサポートしてくれ。見返りを要求しない親切な人はどの国に...
2014年のイラン。「旅で眠りたい」以来24年ぶりのイランは、当時よりずっと自由で、当時と同じように親切な人ばかりの国であった。「イランでは、ホスピタリティーのない街を探す方が大変なのだ」。街で、親切な人が次々と現れて、旅をサポートしてくれ。見返りを要求しない親切な人はどの国にもそれなりにいるけど、経験的に、東南アジアや南アジアではどちらかというと比較的少数派で、親切の後にお金を請求されるなんてことは結構あったりするけども、イランではそれがない。それは、例えば沢木耕太郎「深夜特急」でもそうである。 イランはペルシャ人だけの国ではなく、たくさんの民族がくらしている多民族国家。僕の知らないクルド人の村や遊牧民のテント。隊商宿。シーア派の聖地。写真も素晴らしい。見たことのなかった村や風景。 交通手段やホテル、食事のことも詳細で、いい旅行ガイドにもなっている。行ってみたい。
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実際にイランへ行きたい人には、物価や情勢はともかく、ためになるんではなかろうか。 私としては『バックパッカー蔵前仁一さん』をイメージして読み始めたので、肩透かし感は否めない。まぁ流石に以前のような無茶はできないよなぁ。
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イランに行きたい! 遊牧や砂漠の星空、そういったものが便利な生活とうまくやっていけるような世界を望む。 最近にわかにイランは本来の姿を現してきているように思えうれしい。 今まで西欧からの見え方に偏っていたことがあらためて明らかになったように思う。
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