モダン の商品レビュー
美術と歴史に興味があれば最高に面白い。さらにそれがニューヨークのMoMAを舞台にした内容なら尚更。 MoMAに行ったことのある人は思い出しながら、ない人は行きたくなるに違いない。 MoMAを舞台に密やかに繰り広げられる様々な事件。そして小さい謎解き。 マティスやピカソを改めて鑑賞...
美術と歴史に興味があれば最高に面白い。さらにそれがニューヨークのMoMAを舞台にした内容なら尚更。 MoMAに行ったことのある人は思い出しながら、ない人は行きたくなるに違いない。 MoMAを舞台に密やかに繰り広げられる様々な事件。そして小さい謎解き。 マティスやピカソを改めて鑑賞したくなること間違いない。自分もパソコンで対象となる絵画を表示しながら読んだほど。本棚に置いておきたい一作でした。
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MoMA 行きたいです。 世界中に行きたい美術館がありますが、 MoMAはその筆頭です。 国内にも素晴らしい美術館が沢山あります。 いろいろと行きたいなーと思うんですよねー。 原田マハさんの作品を読むと、 いつも思い出すのはピカソのデッサン。 キュビズム以前の、 青の時代よ...
MoMA 行きたいです。 世界中に行きたい美術館がありますが、 MoMAはその筆頭です。 国内にも素晴らしい美術館が沢山あります。 いろいろと行きたいなーと思うんですよねー。 原田マハさんの作品を読むと、 いつも思い出すのはピカソのデッサン。 キュビズム以前の、 青の時代より前のかな。
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美術館の中の世界も垣間見見えて、興味深かった。ピカソとマティス展、見に行ったことを思い出し、2人の笑顔がとっても素敵だったことを思い出した。1つ1つの展覧会の裏に学識ある人たちの努力があることに感動。
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MoMAには1回しか行ったことなく、しかも美術に興味を持つ前だったので今行ったらとてつもなく豪華な美術館だったのかと思うんだろう、、 3.11 9.11それぞれそこに住む人たちのストーリーでなんだか感情移入してしまった
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「楽園のカンヴァス」から好きになった作家。やっぱり近代美術がテーマの作品が一番面白い。いつかはMoMAに行きたくなる本。久しぶりに美術館に行こう。
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短編で読みやすい。 マハさんの『暗幕のゲルニカ』と共通し911テロがベースの物語や、311福島が舞台の物語など。911にしろ311にしろ、多くの人の物語があるのだなと改めて感じた。 美術展を企画して、開催して、撤収するまでの流れは全く知らなかったので、その背景がわかるのも面白い。...
短編で読みやすい。 マハさんの『暗幕のゲルニカ』と共通し911テロがベースの物語や、311福島が舞台の物語など。911にしろ311にしろ、多くの人の物語があるのだなと改めて感じた。 美術展を企画して、開催して、撤収するまでの流れは全く知らなかったので、その背景がわかるのも面白い。 以前『暗幕のゲルニカ』を読んでいたので、時々出てくるMoMaの登場人物がイメージしやすく、続きの世界を見に行っている気分になれて、面白かった。
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ちょっと前までアート系の展示行ってたんだけど、最近めっきり行かなくなってしまい、悲しく思ってたところこれを読んだらめちゃくちゃアート鑑賞をしたくなりました。 これを読んでから美術館いったれ作品と向き合う時間が前の倍になりそう! もっといろんなアートを知りたくなれる。とりあえず美...
ちょっと前までアート系の展示行ってたんだけど、最近めっきり行かなくなってしまい、悲しく思ってたところこれを読んだらめちゃくちゃアート鑑賞をしたくなりました。 これを読んでから美術館いったれ作品と向き合う時間が前の倍になりそう! もっといろんなアートを知りたくなれる。とりあえず美術館行きたくてうずうず。
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MoMAが舞台となった短編集なので読みやすい。 現代美術に精通していない人でも、原田マハの作品に触れた事がない人でも、最初の一冊としてオススメしたい。 個人的には最初の『中断された展覧会の記憶』が印象的だった。 東日本大地震と、(ある意味)二つの故郷に揺れる学芸員のストーリー。...
MoMAが舞台となった短編集なので読みやすい。 現代美術に精通していない人でも、原田マハの作品に触れた事がない人でも、最初の一冊としてオススメしたい。 個人的には最初の『中断された展覧会の記憶』が印象的だった。 東日本大地震と、(ある意味)二つの故郷に揺れる学芸員のストーリー。色々と考えさせられた。
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モダンアートの殿堂「MoMA」(ニューヨーク近代美術館)を舞台にした短編集・五話が収録されています。 原田さんのアートものは、長編短編問わず好みな作品ばかりなのですが、本書も期待通りの仕上がりでした。 第一話「中断された展覧会の記憶」は福島原発事故、第四話「新しい出口」は同時多...
モダンアートの殿堂「MoMA」(ニューヨーク近代美術館)を舞台にした短編集・五話が収録されています。 原田さんのアートものは、長編短編問わず好みな作品ばかりなのですが、本書も期待通りの仕上がりでした。 第一話「中断された展覧会の記憶」は福島原発事故、第四話「新しい出口」は同時多発テロ事件が背景という事で、テーマは重いのですが、アートに向き合う人達の真摯な思いが伝わってくるものがありました。 第一話に出てきた、ワイエスの「クリスティーナの世界」は本書で知り、検索で初めて目にしたのですが、心を鷲掴みにされるような感覚になりました(本書の話を読んだから殊更だったのかもしれませんが)。このように自分の知らなかったアートと出会えるのも魅力です。 そして、ピカソやマティス等のメジャーな“絵画”だけでなく、第三話「私の好きなマシン」では“マシン・アート”のような工業デザイン系の話もあり、MoMAの守備範囲の広さに感心した次第です。因みに、この話はオチも洒落ていて素敵でした。 さらに本書は“MoMAが舞台”という事で、『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』に登場したキャラもチラっと出てくるので、そこもお楽しみですね。
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ピカソの絵をちゃんと見てみたい。 短編でサラッと読める内容ですが、好きなエピソードもしっかり見つけることができました。 「ロックフェラーギャラリーの幽霊」と「私の好きなマシン」どちらも本当に素敵なお話です。
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