脳内ポイズンベリー(5) の商品レビュー
せとな先生の作品は失恋ショコラティエに続いてこれが2作目。どんなふうに終わるんだろうとハラハラ読んでいたんですが、リアルながらも前向きな終わり方でよかったです。「どちらかは息ができてない」のは本当に苦しいし、石橋くんがいなきゃやっぱりダメなんだよね、、個人的に1〜5巻にかけてのせ...
せとな先生の作品は失恋ショコラティエに続いてこれが2作目。どんなふうに終わるんだろうとハラハラ読んでいたんですが、リアルながらも前向きな終わり方でよかったです。「どちらかは息ができてない」のは本当に苦しいし、石橋くんがいなきゃやっぱりダメなんだよね、、個人的に1〜5巻にかけてのせとな先生の後書きがすごく印象に残ってます。現実の恋愛でうわーって脳内会議が始まった時にでもまた読み返したい。
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最終巻。好きな人とうまくいくために、地雷踏まないように気を付けてたら幸せ感じるよりも「何も起きなくてよかった」って思ってしまう事あったなぁ。そんなの幸せな付き合い方じゃないよね。言葉に気を付けて気を遣ってたのに早乙女に拒絶され、脳内ポジティブ石橋くんもいなくなっちゃって。ここからのネガティブ池田さんがさらに無理。石橋いらないって言ったり止めにこいって言ったり。脳内会議ってこんななのかなぁ。最後の別れ話からの早乙女との記憶映像一挙再生をみんなで泣きながら見るところ良かったなぁ。でも脳内会議を、ポジティブ思考、ネガティブ思考、感情、記憶、決定の5つにした作者さんすごいなぁ。よくこの振り分けにしたなぁと思う。最後越智さんと落ち着いちゃうのは納得いくようで納得いかなかったな。そーゆう間違いもあるよね、笑い話にしようねって理解しあったってことなのかな。もっと時間あけてからならこのまとまり方も理解できたかな。
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主要キャラクター 櫻井 いちこ 早乙女 亮一 越智さん プラス 脳内メンバー 30歳になったいちこさんの、擬人化された心の声が、物語の中心。年下の男の子と、同世代の男性の間で、揺れるいちこさん。 いちこさん、早乙女、越智さんのキャラが普通過ぎて、好きになるポイントが見つけられず、惚れ込むことが出来なかった。ストーリー展開にも物足りなさが。 脳内会議と言うアイディアは良かったので、少し残念な印象。
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やっぱり設定が面白いなと思う。負に飲み込まれポジティブくんがいなくなってしまったあたりと、今までの思い出が映画のように流れているのをみんなで振り返っているシーンが面白かった。
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怖くて何も言えないような相手といると、自分が死んでゆくのが分かる。いちこの無気力には覚えがある。 自分を好きになれないと結局幸せにはなれない気がするから、いちこの選択にほっとした。ちょっと都合良すぎるけど。
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大騒ぎしたあげく、あっさりと終わってしまった感じ。 脳内会議っていうのは、特別な「ドラマ」ではなくて、誰にでもあることなんだよ、ということなのかな。外から見たらどうってことのないよくある話でも、心の中では大騒ぎしているということか。 とても印象に残る興味深い作品ではあったのだけれ...
大騒ぎしたあげく、あっさりと終わってしまった感じ。 脳内会議っていうのは、特別な「ドラマ」ではなくて、誰にでもあることなんだよ、ということなのかな。外から見たらどうってことのないよくある話でも、心の中では大騒ぎしているということか。 とても印象に残る興味深い作品ではあったのだけれど、なんというかフィクションならではのカタルシスみたいなのがなく、ちょっとモヤモヤ。
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漫画を久しぶりに読んだ。 全5巻で読みやすく深夜に一気読み。 脳内会議、自分もしてるな~。 その時の感情に流されたり、過去の記憶をひっぱってきて臆病になったり。 色々考えて行動してるつもりで上手くいかないこともしばしば。 一緒に居ても苦しさが強い早乙女をいちこが選んだ時は、はらはらしたけどそのあとの展開はリアルだ。 結局は、どんな自分が好きかというシンプルな問いの先にあるものが大事なのだと思う。 ☆☆☆ あたしはさ。ダンナと結婚したのは一緒にいてラクだからだよ。あいつといると一人でいるよりは人生航路がちょっとはスイスイ進めそうな気がしたから。お互いそうだから相棒になったんだよ。 自分の足に合わないフィンでバチャバチャもがいて足つって溺れかけてるのは苦しいよ。いちこは今そんな感じで「これが"泳ぐ"ってことだ」って納得しようとしてるかもしれないけどさ。スイスイ楽に進めてこそ「泳ぐ」ってことなんだよ? 我々に、櫻井いちこに必要なのは早乙女じゃない。石橋だ。ネガティブな思考もポジティブな思考も、その瞬間の感情も、何度も何度も反復する記憶もみんな揃っていなくちゃだめなんだ。そして俺が決めなきゃならない。そうでなければ前に歩いていけない。 ずっと好きほんとだよ…---でも--早乙女といる自分は好きじゃない……!
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突飛すぎず、理想だけのエンドでなくて現実味がある。 結局、いっしょにいて楽で、同じものをおいしいと感じあえる関係というのが幸せなのかもしれない。
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きれいにまとまっていた。主人公の成長が感じられてよかった。脳内でわちゃわちゃしている感覚とか、一気に闇の感情にとらわれる感じとか、よく表現されていたように思う。主人公をとりまく三角関係はなんてことない話だけど、脳内会議が面白くてぐいぐい読ませる。最後は急展開だけど、こういう終わり...
きれいにまとまっていた。主人公の成長が感じられてよかった。脳内でわちゃわちゃしている感覚とか、一気に闇の感情にとらわれる感じとか、よく表現されていたように思う。主人公をとりまく三角関係はなんてことない話だけど、脳内会議が面白くてぐいぐい読ませる。最後は急展開だけど、こういう終わり方でよかったと思う。
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