新しい教育評価入門 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
評価の種類や目的について分かりやすくまとめられている。内容も簡潔で分かりやすく、思いの外すらすらと読むことができた。現代の日本の教育の在り方に至るまでの背景についてもよく分かった。 ・成績づけの対象は、あくまで教育可能なスキルに限定する。 ・真正の評価とは、現実を模写したりシミュレーションしたりしながら評価することの重要性を強調する立場のこと。 ・ポートフォリオ評価は、学習のあり方について自己評価する+教師自身も自らの教育活動を評価するアプローチのこと。 ・基準準拠/基準創出/最良作品集ポートフォリオがある。 ・ブルームによると、「学習成績の分布が正規分布に近づけば近づくほど、その教育的努力は不成功であったと断言して良い。」 ・「〜ちゃん式間違い」斎藤善博の実践。 ・形成的評価=教師の学習支援や改善につながる ・目標=育てたい能力、習得ねらう内容 ・目的=全体を通じて実現したい教育理念 ・キーコン…①道具使える力②自律的③交流 ・習得目標=ドメイン準拠評価 ・熟達目標=スタンダード準拠評価 洗練度 ・目標志向性=努力不足ゆえ失敗する。 ・本質的な問い=主発問を総合するような問い ・教えたいことは教えない。
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「教育」と密接に関わる「評価」について、最新の理論を踏まえて解説されている。この一冊で日本の教育評価の歴史と現在と今後の展望を知ることができる。現場での新たな評価の実際なども紹介されている。教育学を学ぶ人には是非読んでほしい一冊。 (Y.M)
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とても勉強になった。特に3章、4章は目標リスト作成を目指す研究にとっても、有意義である。もっと勉強しなければ。電子。
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教育評価について正面から取り上げたものは、どちらかと言えば学術的で難解なものが多いが、これは初めて現場サイドの視点で書かれたものではないだろうか。 これを読んでみて、私が以前からずっと持ち続けていた「教育学」に対する誤解がほんの少しだけ解けた気もする。
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