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インサイド・フェイス の商品レビュー

3.9

62件のお客様レビュー

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2018/10/14

サイコパスや人格障害者、統合失調症の詐病、新世紀のベートーベンや病棟のマインドコントロール等を描く四編。精神医学が安定の興味深さ。絵麻をライバル視する男性刑事視点も登場し、巻を追う毎に加わる新要素でシリーズとして飽きない。少女のバラバラ死体がさらっと書かれるのに応える。想定外の拳...

サイコパスや人格障害者、統合失調症の詐病、新世紀のベートーベンや病棟のマインドコントロール等を描く四編。精神医学が安定の興味深さ。絵麻をライバル視する男性刑事視点も登場し、巻を追う毎に加わる新要素でシリーズとして飽きない。少女のバラバラ死体がさらっと書かれるのに応える。想定外の拳銃に大分無防備。。

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2018/10/13

3作目。今回は協力プレーにニヤニヤしました。筒井さんのエマへの評価が少しずつ変化して行くのがよかった。このシリーズは読みやすくて好き

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2018/10/12

行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る。 松岡圭祐さんの作品に登場する臨床心理士・嵯峨敏也ワールドでもあったかな。 後輩の西野刑事とのコンビがなかなか面白く、気楽に楽しんで読めた感じ。 シリーズものみたいだから、もう少し読んでみようかな。

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2018/11/20

面白かった。 大脳辺縁系に問いかけ、なだめ行動をサンプリングしながら相対する人達の真意を汲み取っていきたい。

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2018/07/13

詐欺犯をおいつめる楯岡絵麻は、心理分析のプロ。 独特のアプローチで、嘘を見破る。 詐欺を組み立てるには、嘘の存在が大きい。 その嘘が、どこにあるのかを見つける。 本物の詐欺師は、自分の中でも、嘘を真実だと思う。 だから、自分を詐欺師と思っていない。 いわゆる 天性の詐欺師である。...

詐欺犯をおいつめる楯岡絵麻は、心理分析のプロ。 独特のアプローチで、嘘を見破る。 詐欺を組み立てるには、嘘の存在が大きい。 その嘘が、どこにあるのかを見つける。 本物の詐欺師は、自分の中でも、嘘を真実だと思う。 だから、自分を詐欺師と思っていない。 いわゆる 天性の詐欺師である。 「他人への共感を抱かず、自らの目的達成のために利用する駒としか考えない」 強い自己顕示欲と権力への信仰。 高級ブランドで身を固めることで、認知させる。 全ては、自分自身への自信のなさのと強力なコンプレックス。 殺人事件の解明。 目は口よりもモノを言う。狂おしいほどEYEしてる。 ペテン師のポリフォニー。病院がコントロールされる。 刑法第39条の悪用。 火のないところに煙を立てろ。 プラダ、合コン、赤いバッグ、カモメ。 から、無理やり謎解きをする。 謎かけは、謎解きがあって、初めて成り立つ。 楯岡絵麻。面白い。

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2018/05/29

行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る、美人刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれる。離婚した元夫に刺されたという被害者女性の証言により、被疑者の取調べに当たった絵麻。しかし、ふたりの娘が三年前に殺されていた事実を知った絵麻は、筆談でしか応じようとしない不可解な行...

行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る、美人刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれる。離婚した元夫に刺されたという被害者女性の証言により、被疑者の取調べに当たった絵麻。しかし、ふたりの娘が三年前に殺されていた事実を知った絵麻は、筆談でしか応じようとしない不可解な行動をする被疑者から、ある可能性を感じ、後輩の西野とともに調査に乗り出すと…。

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2020/07/28

行動心理学を駆使して、相手のしぐさからうそを見破る美人刑事 楯岡 絵麻。 「キミに訊いているんじゃない、キミの大脳辺縁系に質問しているの」... 相変わらずの楯岡節がうなる。 離婚した元夫に刺されたという被害女性の証言により、元夫の取り調べに当たった楯岡。 しかし、元夫は、...

行動心理学を駆使して、相手のしぐさからうそを見破る美人刑事 楯岡 絵麻。 「キミに訊いているんじゃない、キミの大脳辺縁系に質問しているの」... 相変わらずの楯岡節がうなる。 離婚した元夫に刺されたという被害女性の証言により、元夫の取り調べに当たった楯岡。 しかし、元夫は、筆談でしか応じない。... 取調室のシーンが多い本作品シリーズですが、今回は、後半、カーチェイスも含めて、派手な立ち回りがあります。 たとえ、法律に不備があるとしても、その法律には従わなければならない。 当たり前のことですが、被害者の関係者の方々には、割り切れないものがあるかも知れません。 最後のシーンで、本当の犯人は誰なのか、分からなくなりました。

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2018/03/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ第3弾。 前作で絵麻が長年憎んでいた犯人との対決が完結し、今作からの展開を楽しみにしていたが、今作では絵麻を敵対視する同僚の筒井の目線を交えながら描いた4作を収録。 1作目は絵麻と筒井の取り調べの様子を比較して描いており、最初の頃の取調室のみの描写へのこだわりが復活したかと、個人的には嬉しかったけど、2作目からは憲法第39条を利用した強敵の犯罪者との対決が描かれる。 統合失調症を手玉に取る新たな犯罪者と絵麻の対決。 これはこれで見応えがあり、次作も楽しみ。

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2017/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る、美人刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれる。離婚した元夫に刺されたという被害者女性の証言により、被疑者の取調べに当たった絵麻。しかし、ふたりの娘が三年前に殺されていた事実を知った絵麻は、筆談でしか応じようとしない不可解な行動をする被疑者から、ある可能性を感じ、後輩の西野とともに調査に乗り出すと…。自供率100%を誇る美人取調官「エンマ様」シリーズ第3弾! 2を飛ばして第3弾を読んでしまったが問題なし。期待した1弾はわざとらしい描写と時々入る茶々の入れ方(鼻をつまむなど・・・)に同調出来なかったが、慣れたのかこちらは内容にのめり込めた。相手の本能に従った動きに目を向けるってのはおもしろい。

Posted byブクログ

2017/09/03

行動心理学を駆使し、容疑者のウソを見抜いて追い詰めていく、「エンマ様」こと楯岡絵麻。 謎解きは狭い取調室だが、スリル、スリル~。

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