インサイド・フェイス の商品レビュー
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シリーズ三作目。 今回も面白かった。 一つ一つの章が繋がってて読みやすかった。 医療施設が牛耳られている事実も驚きであった。 楯岡が人質に取られたさいに言ったセリフを西野が読みといた解きはさすがパートナーやなあ思った。
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栗山千明主演のテレ東系の連ドラ「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズの原作第3作。これもドラマ化されたものが多いので読んでて思い出す。ただ、最後の話はあまりに怖すぎるわ
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04月-17。3.5点。 容疑者の些細な動きを察し、自供率100%の刑事。 短編集だが、後半は連作。なかなか面白かった。 次作も期待。
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楯岡・西野ペアに筒井・綿貫ペアもあわさり、連携プレーで事件解決に導くのが面白く、読み応えがあった。 犯人の意思で行動していると錯覚させながら自分が望む選択をするように思考を制御する楯岡絵麻の術は流石の一言。
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行動分析で、取り調べ中に事件を解決していく連作短編もの。 前作を読まずにこちらから読んでしまったので、ちょっと人物の関係性がわかりづらかったですが、これだけでも十分楽しめます。
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行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズ第3弾。本作も連作短編4編を収める。 第1話・第2話は、テレビドラマの原作にもなった作品で、過去の作品同様主な舞台は取調室。しかし、第3話・第4話は今までの流れとは趣を異にする作品といった印象を受ける。取調室での容疑者の様子を見る「静」の観察で...
行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズ第3弾。本作も連作短編4編を収める。 第1話・第2話は、テレビドラマの原作にもなった作品で、過去の作品同様主な舞台は取調室。しかし、第3話・第4話は今までの流れとは趣を異にする作品といった印象を受ける。取調室での容疑者の様子を見る「静」の観察ではなく、楯岡と相方の西野が事件現場へと向かい聞き込みをする等、「動」といったイメージである。行動心理を駆使した楯岡の推理が炸裂するミステリー仕立てになっている印象がある。 これはこれで面白いのだが、今後のシリーズ展開を左右するのではという印象がぬぐえない。再び舞台は取調室に戻るのか、それともこの流れを引き継ぎ事件現場での推理が中心になるのか、注目である。
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楯岡絵麻シリーズ3作目! 「目は口よりもモノを言う」「狂おしいほどEYEしてる」は、ドラマシーズン1で扱われたもの。 3話からは初見なので純粋に謎解きを楽しんだ。 狂おしいほど~に出てきた八坂という男について、3、4話は連続している。 これは本書を通して、大・どんでん返し!と言え...
楯岡絵麻シリーズ3作目! 「目は口よりもモノを言う」「狂おしいほどEYEしてる」は、ドラマシーズン1で扱われたもの。 3話からは初見なので純粋に謎解きを楽しんだ。 狂おしいほど~に出てきた八坂という男について、3、4話は連続している。 これは本書を通して、大・どんでん返し!と言える。 いや、これはやられた! 当たり前、を疑う、疑義なし、を疑う。 一般社会ならやめなさいよと言われるような事柄だが、そこを見返してみることの意義を感じさせる。 しかも、適当な思い込みではなく、きちんと裏を取った上で! だから、エンマ様と呼ばれ、上の覚えめでたいのもわかる。 あーこういう人になりたい!仕事のできる女の人はかっこいい!憧れる! さて、鬼の筒井、こと筒井もエンマ様に反目しつつも、認めるべきところは認める、協力をする点では、悪くない。 何でもかんでも反発するのではなく、共通の目的を持って、職務に忠実に当たるという意味では、筒井もさすがだ。 それがわかるのが、4話。 しかも、自分は、自分の意思で動いているのか?という疑問も抱いている。 西野も、ちょっとおバカで、「おじさん構文」的なメッセージを送ってきそうな、いや、まだ29歳の若者なのだが、こういう人がいるから、チームとしてうまく回るのかもしれない。 お茶入れも得意らしいし、西野がもう少し成長するのも楽しみにしたい。 それにしても、法律の限界を考えさせられる。 責任無能力は、罪に問われなくていいのか? 償わさせる意味はあるのか? 視点を変えて、よく考えてみたい問いである。
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エンマ様シリーズ第3弾。筒井さんのキャラクターが個人的には面白かった。トイレで同僚に遭遇するシーンは毎回笑ってしまった。それにしても西野刑事。彼なしにはエンマ様シリーズ語れない。今回も良い仕事している。安定の面白さが更に円熟してきたように思う。
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楯岡絵麻シリーズ第3弾。 3つの短編を経て向かうは詐病で入った犯人に支配された精神医療研究センター。その犯人八坂と対決するストーリー。 子供を殺された夫婦の復讐計画から始まり。職員にとって生き地獄となってしまった医療センターの実情。 地獄から解放されるために影で練られた計画。 それぞれが生きるために味方も利用し行動する様は、極限まで追い込まれた人間心理を見ているかのようでした。 現実には信じられない。フィクションである事を切に願う。 そんな後味の悪さを残した作品でした。
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