AIの衝撃 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
非常に面白く読ませていただきました。 大学院時代にこの分野に関する勉強もしたので、人工知能はずっと興味を持っているネタです。 で、僕はAIが人類を支配するといった映画のような世界が来ることを信じて恐れているちょっとイタい(笑)やつです。少なくとも、ロボットは永遠に人間の奴隷であるべきだと考えています。しかし、自律的に行動するロボットがこれからどんどん開発され世に出てくるだろうから、僕の考えには無理があることも分かっています。 この本は現在のAI技術について楽観的な立場から書かれている気がします。ちょうどいつも読んでいるブログが近いテーマで更新されたのでリンクします。 http://rekken.g.hatena.ne.jp/murawaki/20150428/p1
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サービスロボットの登場で様々なサービスが変わってくる。 サービスの変化はロボットがけん引する。 IoTとか言われているのが、その本質はロボットなんだろう。
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掃除機のルンバや、自動運転車など最近身近な存在となってきたAI(人工知能)。なぜその存在が最近注目されるようになってきたのか、AIとはそもそもどういう事を実行しているのか、今後の問題点は、など広い視点でAIを俯瞰できます。グーグルなど米IT企業が目指す次世代産業のビジョンや、AI...
掃除機のルンバや、自動運転車など最近身近な存在となってきたAI(人工知能)。なぜその存在が最近注目されるようになってきたのか、AIとはそもそもどういう事を実行しているのか、今後の問題点は、など広い視点でAIを俯瞰できます。グーグルなど米IT企業が目指す次世代産業のビジョンや、AIが進歩しすぎると人間の存在を脅かすのではないかという問題、AI研究の歴史などAIに関する興味深いトピックスを読むのが辛くならない程度のボリュームでうまくまとめられています。どんな科学技術も使い方によっては人類に貢献する場合も、逆に人類に刃を突きつける場合もあります。人間とAIの共存はどこまで可能なのか、AIは人間にとって危険な存在となり得るのか、考えるきっかけを与えてくれる本だと思います。
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今後の将来を予測する上で非常に興味深い内容であった。250ページで構成されているが、理解し記憶にとどめておくべき重要な内容は数ページで収まるものと感じた。
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人工知能の二度に渡るブームと氷河期を経た歴史を振り返り世界の動きなども俯瞰する人工知能のトレンドを押える入門用の好著です。話題のディープラーニングについてもその歴史から説明するも、画像や自然言語の認識と事例はあれど特徴量の説明は不動産価格の例を持ち出す。もっとも人工知能を作った研...
人工知能の二度に渡るブームと氷河期を経た歴史を振り返り世界の動きなども俯瞰する人工知能のトレンドを押える入門用の好著です。話題のディープラーニングについてもその歴史から説明するも、画像や自然言語の認識と事例はあれど特徴量の説明は不動産価格の例を持ち出す。もっとも人工知能を作った研究者でさえ、なぜそれを特徴量に選んだかが分からないとのことなので、説明できないあるいは説明したところで、普通の読者では理解できないのでしょう。人工知能の将来に関しては、人間の仕事が奪われることや人間の尊厳が失われることへの危惧も言及している。このあたりが研究者と違うリサーチャーの面目躍如といったところでしょうか。また、かつて栄華を極めた日本のロボットについての凋落にも言及している。
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