子どもの命と向き合う学校防災 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
人間が太刀打ちできない自然の怖さに対して、それから子どもたちを守ろうとした教員の不安や葛藤、亡くなった人の無念さが文章からよく伝わり、自分の心臓がキュッとなる本でした。 地域を巻き込んだ防災教育(災害が、起きた際に本人が主体的に判断して命をまもるすべを身につけさせること。)を通して、知る 動ける 備える という具体的な行動と、もし災害が起こった際に自分の命を守ろうとする意識(防災意識)をもてるように、系統的かつ段階的に繰り返し行うことが必要だということがわかりました。 また、1人の教員の一声が子どもの命と教員の命を守った例もあったので、教員一人ひとりの災害への知識と、マニュアルだけに頼らない柔軟性を発揮できる集団の在り方が重要になると思いました。 とても読みやすい文章で、書かれているのですんなり読むことができました。子どもの命とを守る立場になった際にもう一度読みたいと思います。 もう一度読み直すとしたら、p169で、「子どもに災害を自分ごととして考えられるようにするためにはどうすればよいか?」という難しい問題を時間が経って経験値が増えてからもう一度考えたいと思います。
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