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2.43 清陰高校男子バレー部(1) の商品レビュー

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31件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2021/01/25

書店で以前から気になっていた作品、アニメ化ということで、我慢出来なくなり手にとる。バレーボール観戦マニア、スポ根好きなのだから、ストライクの小説。思春期の少年達の生態に面映い感じはあるがそれは私が歳取りすぎたんだわ。

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2021/01/04

アニメ化が近いということで今まで二の足を踏んでいた本著にようやく手を出しました。 こどもともおとなとも呼べない成長途中の少年少女の青春小説です。 壁井ユカコさんの作品はいくつか読んでいるのですが、喉の奥がひりつくような切ない心理描写が魅力のひとつだと思っています。 この作品も青...

アニメ化が近いということで今まで二の足を踏んでいた本著にようやく手を出しました。 こどもともおとなとも呼べない成長途中の少年少女の青春小説です。 壁井ユカコさんの作品はいくつか読んでいるのですが、喉の奥がひりつくような切ない心理描写が魅力のひとつだと思っています。 この作品も青春小説ということで、多感な年頃の登場人物たちの言葉足らずだったり相手を思い込みで判断してしまうやりとりがとてももどかしく、甘酸っぱいとはいいがたいです。 高校が舞台なので学生だったころの自分を思い出すような身に覚えのある話もあったりして、喉の奥がかゆくてかゆくてたまらないです。

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2020/12/04

壁井ユカコ作品が好きな人にはオススメ。 ちょっと酸っぱさ強めの青春小説を求めている人にもオススメ。 甘酸っぱいけど最後大団円みんなが100%幸せじゃないとやだ!って人はやめたほうがいい、もしくは覚悟してから読んだほうがいい。 かっちりした文体の正統派小説が好きでラノベ臭のあるもの...

壁井ユカコ作品が好きな人にはオススメ。 ちょっと酸っぱさ強めの青春小説を求めている人にもオススメ。 甘酸っぱいけど最後大団円みんなが100%幸せじゃないとやだ!って人はやめたほうがいい、もしくは覚悟してから読んだほうがいい。 かっちりした文体の正統派小説が好きでラノベ臭のあるものはまったく受け入れられない人にはオススメしない。 キャラの頭のネジ吹っ飛び具合とか、上手くいきそうで何故か上手くいかないもどかしさとか、地の文の癖の強さとか、壁井ユカコ味がキーリやカスチャほど強くないので、初見でも読みやすいし楽しめると思います。 普通の青春小説とラノベの間の子みたいな。 でも作品全体にかすかに漂う人生の不条理さ、諦観は薄くなっても壁井ユカコさんを感じさせるし、時にイラつくほどの主キャラのヘタレっぷりはあぁ壁井ユカコさんだなぁって懐かしくなるし、たぶん過去作品好きなら今回も楽しめるはずです。 キャラのヘタレはイラつく点込みで、壁井ユカコ作品の楽しみ方だと信じている。 そしていい感じに薄くなってるので、より広く色んな人にとっても読みやすくて楽しめると思います。 物語にしてはキャラの心情も展開もリアル寄りで、上手くいかないこともある。スッキリしないこともある。そういうものを飲み込みつつ、時に目を逸らしながら、バレーボールを取り囲む学生生活を送る高校生たちのオムニバス形式の小説です。主役級のペアはいる。 漫画だとあひるの空が近い。あの作品は不良の溜まり場だった弱小校がバスケするスポーツ漫画だけど、もともと弱小校だからいい線いってもなかなか勝てないし、根が不良だから不祥事起こしちゃうし、そういうチームだから人間関係も拗れやすい。っていうあーもう何でそうなるんだよ!分かるけど!!とヤキモキさせる漫画だけどそんな感じです。

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2020/10/27

2月43日。…ないな!と、しょうも無いことを考えながら読み始めました。 3話。 清陰高校男子バレー部のお話ですが、1話目は主人公・灰島公誓と黒羽裕人が出会う(再会だけど)話。 バレー一途な公誓に、ポヤポヤと学校生活を送っていた裕人のバレー魂に火をつける。 しかし…。 部活...

2月43日。…ないな!と、しょうも無いことを考えながら読み始めました。 3話。 清陰高校男子バレー部のお話ですが、1話目は主人公・灰島公誓と黒羽裕人が出会う(再会だけど)話。 バレー一途な公誓に、ポヤポヤと学校生活を送っていた裕人のバレー魂に火をつける。 しかし…。 部活物は熱くていいな! 1巻は、まるごとプロローグ。2巻が楽しみです。

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2020/10/10

漫画やアニメと違い、文章でバレーボールをどのように描くのだろうと興味を持ち購入。1巻は、バレーボールシーンは少ない。 文字にすると、登場人物の心情が痛いほどよく分かる。 「ハイキュー‼︎」に似た人物が出てくるものの、ストーリーはまったくの別物。 1巻を読んだら、2巻も読んだほうが...

漫画やアニメと違い、文章でバレーボールをどのように描くのだろうと興味を持ち購入。1巻は、バレーボールシーンは少ない。 文字にすると、登場人物の心情が痛いほどよく分かる。 「ハイキュー‼︎」に似た人物が出てくるものの、ストーリーはまったくの別物。 1巻を読んだら、2巻も読んだほうが良い。

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2020/08/21

バレーボールの話が読みたかったのに全然バレーボールやらないからイライラした。 次からはバレーボールやるっぽいからせっかくここまで興味ない女子の話とか球技大会の話を読んだのにここでやめたら無駄になるから続きはいちおう読むけど。

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2018/07/05

バレーボールの話なので、ルールをあまり知らない私にはどうかな?と思っていたのですが、面白かったです!バレーをしているシーンも沢山あるのですがそれ以外の場面も多かった。巻末にバレーボール初級講座と題して基本的なバレーボールに関する情報が載っているのもありがたかったです。

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2018/04/14

中学に転校してきた灰島は天才的なセッター。弱小バレー部が県大会で活躍するがある原因によって負けてしまう。そして高校。 高校でのバレー生活始まる。 でもアニメで見たことあるような話なので、ちょっと困惑。

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2016/10/16

バレー青春物語。 おお振りとかハイキューの小説版て感じ、、、 読むのに時間がかかってしまった。 高校生がバレーやってます! て感じ。

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2016/05/11

その壁を超えろ。 爽やかなスポーツ小説でした。「物語はここから始まる!」ですが、次も読みたいと思いました。 灰島公誓は、バレーに人一倍熱心で、また才能もあり、努力もしていた。しかし、バレー部のチームメイトが自殺未遂を起こし、中学を転校。東京から福井へやってくる。その中学では幼...

その壁を超えろ。 爽やかなスポーツ小説でした。「物語はここから始まる!」ですが、次も読みたいと思いました。 灰島公誓は、バレーに人一倍熱心で、また才能もあり、努力もしていた。しかし、バレー部のチームメイトが自殺未遂を起こし、中学を転校。東京から福井へやってくる。その中学では幼い頃の友人だった黒羽祐仁が、男子バレー部に所属していた。灰島の変わりように戸惑う黒羽は、彼の情熱に惹かれて、だんだん自分もバレーに熱心になる。しかし、灰島の圧倒的な才能からすれ違いが生まれ……というのが、第一話。 第二話は灰島も黒羽も全然出てこなくて、最初どうつながるのかと驚いたが、そこは彼らが進学した高校の話。語り手は、女子バレー部の二年生・末森荊。ボーイッシュな外見と性格、しかし停滞したバレーの実力にイライラを抱えている。同級生の男子バレー部棺野秋人に複雑な気持ちを抱いている。時は球技大会前。 第三話は、男子バレー部三年生、160そこそこの小田伸一郎と、チームメイト青木操が中心になる。二人の出会いから球技大会でのひとつの賭けが語られる。ここで灰島、黒羽、棺野と、男子バレー部のメンバーが出揃い、春高を目指すという物語が始まる。 きっと、マンガだったら最初に第三話の部分が来て、話数を経てから過去のエピソードとして第一話や第二話が語られるのだろう。けれど、この小説では違った。どこでどうつながるのか、タイトルが「清陰高校」なのに中学生なのはなぜか、疑問を持ちながら読み進めることになる。少しひっぱる力は弱いかもしれない。でも、最後まで読んだら、次も読みたくなる。だって、次が本番だから。この巻は、誤解を恐れずに言うなら、序章に過ぎない。でも、この巻があって、それぞれの背景を知ったから、バレーにかける情熱を知ったから、彼らに愛着が湧いた。 以前同作者の『サマーサイダー』を読んで、自分的にグロいホラーだったので、若干心配していたが、これはファンタジーではないようで、安心。あと、灰島と黒羽、小田と青木が、なんとも言い難い関係で、そういうところが妙にツボでした。

Posted byブクログ