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アルジャーノンに花束を 新版 の商品レビュー

4.3

981件のお客様レビュー

  1. 5つ

    445

  2. 4つ

    316

  3. 3つ

    142

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

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2016/02/11

何度も挑戦しては挫折して、を繰り返していたが今回やっと読み終えた。 後半は主人公に感情移入しすぎて辛かったが、読み終えて今の自分に必要な本だったなと感じた。前を向いて進む勇気をくれた。 賢いとはどのようなことなのだろうか、幸せとはなんなのか、今一度考えてみたくなった。

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2016/02/05

 名作と知りながら、児童書? あるいはヤングアダルト? の範疇に入る様に思い、昨年のドラマ化でようやく再度、読むキッカケとなった本です。  最初は平仮名ばかりで、チャーリー自身の知能の低さを示す表現が、読みにくかったのですが、術後のIQが高まるうちに、児童書の範疇を超えた表現や内...

 名作と知りながら、児童書? あるいはヤングアダルト? の範疇に入る様に思い、昨年のドラマ化でようやく再度、読むキッカケとなった本です。  最初は平仮名ばかりで、チャーリー自身の知能の低さを示す表現が、読みにくかったのですが、術後のIQが高まるうちに、児童書の範疇を超えた表現や内容であったと思えました。  「教育を受ける理由の一つ」とは、真実とは? の探求と、外見だけでは分からないことを学ぶこと、というような言葉が印象的でした。IQの高まりが、みなと同じに受け入れられ、家族にも受け入れられるという幻想。それが飛びぬけた天才になって行くうちに「幸福感」が比例してこないという実感、孤独が深まっていく悲哀。  序文にあった「共感力」の強さを、この本で少し養えたような気がします。

Posted byブクログ

2016/02/05

『どうか……どうか……読み方やかき方を忘れないよおにしてください……』 精神障害のあるチャーリーが天才になり、 その時初めてわかるチャーリーが生まれ持った心の優しさ。 知能か心か。 自分の意思には反して知能がもとに戻っていくチャーリーのラストの手記では涙がとまりませんでした。

Posted byブクログ

2016/02/02

どう生きてきたら、複雑な社会的立場の登場人物達になりきって感情を表現できるのか、、、実話を本にしたような、そんな小説。

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2016/01/25

文句なしの名作。最高峰の頭脳と知識レベルから以前より悪いレベルに落ちていくまでの過程の心情の描き方がすばらしくて感情移入をしてしまった。

Posted byブクログ

2016/01/03

20160101 あまり本を読まないのだが、今年は名作は抑えてみようと。面白かった!引き込み方がすごい、この書き方を選んだ作者は素晴らしい。 知らない方が幸せなことがあると感じる日々。 チャーリーを通して、知ってしまう事の怖さを改めて感じた。 ただ、幸せの大きさは人からよく思...

20160101 あまり本を読まないのだが、今年は名作は抑えてみようと。面白かった!引き込み方がすごい、この書き方を選んだ作者は素晴らしい。 知らない方が幸せなことがあると感じる日々。 チャーリーを通して、知ってしまう事の怖さを改めて感じた。 ただ、幸せの大きさは人からよく思われること、友達が多いことには比例しないとは思う。 この物語でいえば、人との関係が良好なことを幸せと置いたのか。 人の目を気にせずに、自分にとっての幸せは何かを考えたい。

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2015/12/17

今さらながら読んだよー。後半からはもう目が離せなくなって、最後の方はすっごく泣ける。うん、そら売れるわなあ。こういった本が売れる世の中は捨てたもんじゃないと思ったりして。 にしても、天才になったチャーリーは、もうちょっとなんかやりようがあったんじゃないかなあと思うのだが。新薬開...

今さらながら読んだよー。後半からはもう目が離せなくなって、最後の方はすっごく泣ける。うん、そら売れるわなあ。こういった本が売れる世の中は捨てたもんじゃないと思ったりして。 にしても、天才になったチャーリーは、もうちょっとなんかやりようがあったんじゃないかなあと思うのだが。新薬開発まではいかなくても、なんか食い止める方法とか。

Posted byブクログ

2015/12/01

テレビドラマを見てからの購入であったが、ドラマにはドラマの良さがあり、小説には小説の良さがあった。 「頭さえ良ければ幸せなのか。」と、考えさせる。 知的障害のチャーリイが脳手術を受け、知能が高くなって副作用で衰退するまでを本人筆の「経過報告」という形式で描く。日記に近いか。 タイ...

テレビドラマを見てからの購入であったが、ドラマにはドラマの良さがあり、小説には小説の良さがあった。 「頭さえ良ければ幸せなのか。」と、考えさせる。 知的障害のチャーリイが脳手術を受け、知能が高くなって副作用で衰退するまでを本人筆の「経過報告」という形式で描く。日記に近いか。 タイトルもはじめは「けいかほーこく1」。「ほうこく」ではなく「ほーこく」であるところが、聞こえたように書いてしまうことを示唆している。 「頭がよくなりたい」という願いが叶い、知能はものすごく高まったものの、精神が幼いままのため周りから人が離れて行ってしまうという皮肉。また、知能が低ければ気づかなかった、しかも気づかないほうが幸せだったことまで、知能が高まったことによって気づいてしまう。 頭が良ければ幸せになるのだろうか。必ずしもそういううわけではないのだろう。

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2016/05/23

幸せって自分で感じるもの。 生死をかけた手術を行い、その後のチャーリーの努力によって、彼は欲しかったものを手に入れる。でもそれは、彼の人生において本当に大事なものだったのだろうか。

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2015/11/11

ドラマはユースケ・サンタマリアで見た世代。 どうしても彼のイメージになってしまう。 話の大筋は分かっているが、それでも小説で読んで良かったと思う。 彼の苦悩、最後の一文に集約された優しさに涙した。 難しい翻訳だったと思うが、上手に表現されていて、いつか機会があれば原文も読んで...

ドラマはユースケ・サンタマリアで見た世代。 どうしても彼のイメージになってしまう。 話の大筋は分かっているが、それでも小説で読んで良かったと思う。 彼の苦悩、最後の一文に集約された優しさに涙した。 難しい翻訳だったと思うが、上手に表現されていて、いつか機会があれば原文も読んでみたい。

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