ハーバード式「超」効率仕事術 の商品レビュー
世界的資産運用会社の会長とハーバード・ビジネススクール上級講師を兼務した著者が、効率的な仕事術を解説した本。 目標を立て、優先順位をつける。結果を念頭に置いた仕事をする。雑事に手間をかけない。これら効率的な仕事術を身につければ、ワークライフバランスを考慮した働き方も可能になりま...
世界的資産運用会社の会長とハーバード・ビジネススクール上級講師を兼務した著者が、効率的な仕事術を解説した本。 目標を立て、優先順位をつける。結果を念頭に置いた仕事をする。雑事に手間をかけない。これら効率的な仕事術を身につければ、ワークライフバランスを考慮した働き方も可能になります。
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短時間でより多くの成果を上げるための心構え、具体的な方法を、わかりやすく紹介した書籍。 生産性を最大限に高めるための考え方は、次の3つ。 ・目標を明確に表し、優先順位をつける。 ・最終的な結果を念頭に置く。 ・雑事に手間をかけない。 優先順位にそった目標設定のプロセスは、6段...
短時間でより多くの成果を上げるための心構え、具体的な方法を、わかりやすく紹介した書籍。 生産性を最大限に高めるための考え方は、次の3つ。 ・目標を明確に表し、優先順位をつける。 ・最終的な結果を念頭に置く。 ・雑事に手間をかけない。 優先順位にそった目標設定のプロセスは、6段階から成る。 ①現在の活動と計画中の活動をすべて書き出す。 ②書き出した内容を「長期目標(5年後~)」「中期目標(3カ月~2年後)」「短期目標(日・週ごと)」に分類する。 ③自分がしたいこと・得意なこと・周囲が求めることを考慮した上で、中期目標の優先順位を決める。 ④短期目標を「発展的な短期目標(中期目標の達成につながるもの:KGI-KPI)」と「指示された短期目標(頼まれた仕事)」のいずれかに振り分け、それから優先順位を決める。 ⑤実際の時間配分が優先順位に合っているかを調べる。 ⑥優先順位と時間配分のミスマッチを認識し、改善する。 優先度の高い仕事を遂行するには、「最終的な結果を念頭に置く」必要がある。そのための方法には、次のようなものがある。 ・まず、その仕事の方向性を考える。そして、関連する情報を集め、たたき台となる結論を書き出す。 ・大切なことを先延ばしするのを避けるために、ミニ締切日(目標に向けた段階的な締切日)を定期的に設ける。 ・上司が部下に、明確な目標と評価基準をはっきり伝える。 優先度の低い雑事は、気づいた時にすぐその場で処理したり、「ながら仕事」で手早く片づけたりする。そうすることで、優先度の高いことにより多くの時間を割くことができる。
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原題は(Extreme Productity: Boost Your Results, Reduce Your Hours)なので、邦題にハーバード式と入れるのは出版社が意図的に盛ったのだろう。 本書はハーバードでも教鞭を執った実業家が書いた書籍だが内容は普遍的。とはいうものの目...
原題は(Extreme Productity: Boost Your Results, Reduce Your Hours)なので、邦題にハーバード式と入れるのは出版社が意図的に盛ったのだろう。 本書はハーバードでも教鞭を執った実業家が書いた書籍だが内容は普遍的。とはいうものの目標に優先順位をつけ実践することやプレゼンの徹底的や予行演習など、その気にならないと実践できないことが書かれてある。 個人的には、Part4.上司・部下をマネジメントするの項目。自身を中心として横串だけでなく、縦串に物事を見る見方(処世術?)は頷けるポイントが多かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読書記録です。まだの人は参考になれば。 ①ハーバード・ビジネススクールで教鞭を取っていれば、⑤家族や友人たちとの時間をしっかり取ることさえもままならないのが普通の人。優秀な人は④5年で新聞や雑誌の記事およそ100本と3冊の本を執筆、だったら自分の時間を調整してできないこともないと想像できる。でも同時進行で②マネジメントで資産を2倍に増やして③企業数社の取締役と慈善事業の理事を務めるっていうのは、相手があって時間的に拘束されるからムリでしょうね。世の中には、こんなマルチで優秀な方がいるんだな~とタメ息が出ます。 で、結局どうしたらこんな「超」人的な仕事をこなすことができたかというと、しがらみの多い日本人、特にパンピーにはムリですよ…要するに人間関係も仕事内容も断捨離し、任せられることは信用して任す(責任は取るぜ!)ということなので。 忙しい方だからメールの返事がなくても仕方がない、認められたいから任された仕事を頑張らなきゃ、と思ってもらえる自分であることが、まず前提条件なのですよ。パンピーがいきなりこんなことしたら、断捨離(何様や?!)仕事を任せる(丸投げか?!)で、逆に切り捨てられちゃいますがな… ただ、彼が実践している具体的な方法が書かれているので、ちょっとでもマネできる部分はマネしてみてもいいかも…自己責任で。
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よくありがちな内容である。 結局は意識的な集合であるので、最初ができなければ何もない。という気がする。 この手の本はあとがきあたりが最もそれらしく聞こえる。やっぱりそういうことなのか。
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タイトルほどではない。 しかし、逆に言えば、この程度の基礎をしっかり積み重ねれば大きな事を成し遂げられるということ。
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「ハーバード式」というタイトルは不要。 著者がHBD卒というだけであって全然関係ない。 原題は「Extreme Productivity」であり邦題のためにつけたというわけ。日本人飛びつきそうだもんね。私も手に取らなかったのかもしれないと考えるとうーん。 で、中身は至って普通の...
「ハーバード式」というタイトルは不要。 著者がHBD卒というだけであって全然関係ない。 原題は「Extreme Productivity」であり邦題のためにつけたというわけ。日本人飛びつきそうだもんね。私も手に取らなかったのかもしれないと考えるとうーん。 で、中身は至って普通の仕事論。こういうとつまらないように思われがちだけれど、いわゆる生産性の高い(であろう)仕事をしている人がこういう基本に忠実な仕事のやり方をしているという点では励みになったし、各章のまとめは自分も折に触れて手元に置いておきたいなと思った。睡眠だけはしっかりとれよ!あんまり携帯とかメールばかりみるなよ!とかね。 上司に忠誠を誓うとか、外国の方もそうなんだなーと。むしろ外国のほうがトップダウンが強いときいたからそうなのかもしれない。 あと、このひとたぶん自分が大好きで、こんな風にオレッちやってきたんだぜ★感が随所に出てくるその自信満々感もむしろ清々しくていいマインドセットだなあと思いました。 仕事だけじゃなくて家庭との両立の話や、将来のキャリアパスを考えようね、やりたいことできること求められること(社会のニーズ)をちゃんと考えようね、といったメッセージもよい。ただ家庭との両立の話は、この人の場合専業主婦を妻に持ちそういう伴侶だといいよ!とか共働きだったらもっと大変だけど保育園やシッターを使おう!とか、そりゃそうだわって感じも否めず。笑 外国のほうが保育という面ではもしかすると行政サービスが行き届いてないのかもね。 全体的には存外によかった、というのが感想です。
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体系立てられていてわかり易い。さすがハーバードと思いながら読んだ。 またすべての章で最後にまとめがあるので、目次と合わせて読むとほぼ大筋はわかると思う。 一番大切な3つの考え方 ・目標を明確に表し優先順位をつける。 これが優先順位にしただって時間配分する助けになる ・最終的な...
体系立てられていてわかり易い。さすがハーバードと思いながら読んだ。 またすべての章で最後にまとめがあるので、目次と合わせて読むとほぼ大筋はわかると思う。 一番大切な3つの考え方 ・目標を明確に表し優先順位をつける。 これが優先順位にしただって時間配分する助けになる ・最終的な問題に目を向ける。 優先順位の高いプロジェクトに取り組むときは早い段階でたたき台となる仮説を立てそれを指針にする。 ・雑事に手間をかけない。 優先順位の低い事は出来るだけ時間を使わずにかたずける。 Part1 一番大切な3つの考え方 1.目標を設定し優先順位をつける ・生産性を上げるには目標を明確にし、優先順位をつける必要がある。 ・優先順位の高い目標に多くの時間を使う ・時間配分を待ちさせるにはまず長期のキャリア目標、中期、短期を書き出す ・それらの目標にはっきりと優先順位をつける ・中間目標の優先順位を決める際、需要と供給の両方を考慮に入れる ・短期目標の優先順位を決めるには、優先度の高い中期目標の達成にどれくらい直接役立つかを考える。など 2.結果に目を向ける ・最高の結果を達成することに力を注ぐ ・複雑なプロジェクトでは情報を収集する前に、たたき台となる結論を書き出してみる。 ・結論は修正可能な仮説と考え、新たな証拠や地検に合わせて変更する。 3.雑事に手間をかけない ・受信箱の8割は雑事でいっぱい ・大切な頼み事はその場で返信する。 ・ながら仕事は効率よく雑務を片付ける賢い方法 Part2 日々の生産性向上法 4.日課を守る ・日割りスケジュール表に短期目標を書き出す。 ・スケジュールはぎちぎちに埋めない。 ・毎晩翌日の準備をする ・決まった日課を素早く機械的に進める。 5.身軽に出張する ・出張のたびに使えるようなすべきことリストを作る。準備のためのたくさんのリストを書き出す。 ・出張中も日課を守る 6.効率よく会議を行う ・会議が本当に必要かをよく考える。 ・目標の達成や実りのない会議は丁重に断る ・できるだけ短時間で会議を終える Part3 個人のスキル向上法 7.要領よく読む ・読むスピードの向上ではなく、読むスピードを遅くして、目的に関連のある個所を拾い読みして、スピードを上げる。 ・読む前に全体の構成をみる。特に見出しに注目する。 8.読みやすく書く ・書き始める前に文章の論理的な展開を示すアウトラインを描く(ブレストをする→アイデアを分類する→論理的な順番に構成する) ・前書きで背景を説明し、手間を明らかにして構成を提示する。 ・長く複雑な文章には、エグゼクティブサマリーを作って、要点を把握できるようにする。 ・わかりやすい言葉、簡潔な文章で書く 9.伝わるように話す ・導入部でこの話題がなぜ大切か説明し、ロードマップをはっきりさせる。 Part4 上司と部下をマネジメントする 10.部下をマネジメントする ・すべき仕事と優先順を書き出し、認識が同じ化を科しかめる。 ・上司の知らないところで頭越しに行動しない。 11.上司をマネジメントする ・一つのキャリア展開だけを想定しない。 ・自分の性格スキル好みを分析し自分にとって何が大切かを素直に見つめる。 Part5 実りある人生を送る 12.一生を通してキャリアの選択肢を広げ続ける 13.変化を受け入れ基本を守る ・自分の安定志向を自覚する ・自分の立場や上司が頻繁に変わることを覚悟する ・人としての誠実さを守る 14.家庭と仕事を両立させる
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なんだかセンター試験の現国を読んでいるような気分に何回かなった。そんな言い回し。 効率を求めるところは求めて良いのだろうけど、効率だけじゃないよな、と。
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