ことづて屋 の商品レビュー
さらっと読めました。死者からの言葉を伝えることづて屋…なんかどっかで聞いたことがあるような話でした。内容も、あんまり深追いしないで、本当にことづてだけして帰る…みたいな。 もう少しその後のお話を深く書いても良かったかなと思いました。
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- ネタバレ
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うーん。設定には惹かれるものがあったけど、特にどのエピソードも心は動かず。 この手の物語に性描写を入れる必要あるかなあ。別になくても物語として成り立つと思うけど……。ピュアフルだからと安心して読んでいたらびっくりしてしまった。
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死者からの言伝を聞く津多恵。スピリチュアルとかオカルトでは対話をよく聞くけど、一方的な伝言は初めて読むかも。毎回変装なのかコスプレなのか変わるのが実写だと目に見えておもしろいだろうなと思った。恵介の彼女はなぜなくなったのか。
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死者からの伝言を聞いてしまう津多恵。伝えられた生きている人間の反応は様々。でも死者の言葉はたいてい幸せになって欲しいという気持ちの現れ。津多恵の相棒になっている恵介もいい。
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優しい話に心温まる感いっぱい。 さいごまで誠実で一生懸命な主人公とそれをフォローする同僚(?)の存在との距離感が清潔でいいな、と思いました。 死人の言い残した言葉を思い残した人に伝えるという「ことづてや」。その発想がなんといってもユニークで惹かれるものがあります。 亡くなった人が...
優しい話に心温まる感いっぱい。 さいごまで誠実で一生懸命な主人公とそれをフォローする同僚(?)の存在との距離感が清潔でいいな、と思いました。 死人の言い残した言葉を思い残した人に伝えるという「ことづてや」。その発想がなんといってもユニークで惹かれるものがあります。 亡くなった人が「こちらの世界」の人に伝えることは、 あるときは恨みや嘆きであったり、あるいは感謝は愛なのですが、それを受け止める生きている人にこそ勇気を与えるんだということが全編を通じて描かれていました。 私も両親のあちらからの言葉、聞きたいな、、、なんて思いながら、涙ぐんだり、あるいはちょっと元気になったりしました。。。素敵な本の一冊です!
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すごく心に響くというものでもないのですが、さわやかな読み心地です。 はっきりは描かれないけれど、読者の想像に任せているかのような文の書き方は、濱野先生特有のものかもしれないですね。 苦手な方もいそうですが、わたしは好みでした。
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連作短編6編 冴えない子が変身(化粧)して、死者からの伝言を届ける。どうってことない話ながら、どの話も残された人の幸せを願うもので、心が素直に満たされる。美容師の恵介も口は悪いが優しいし、何よりオーナーの怜さんが素敵です。
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軽いタッチで息抜きには丁度良い。心温まる面白い作品でした。 あらすじ(背表紙より) 「お言伝てを預かっています」山門津多恵の頭には時折、死者からの伝言がひびいてくる。宛てた人物にその言葉を伝えるまで、津多恵は楽になれない。見ず知らずの人物を訪ねるために外見を装うのを、美容師の恵介...
軽いタッチで息抜きには丁度良い。心温まる面白い作品でした。 あらすじ(背表紙より) 「お言伝てを預かっています」山門津多恵の頭には時折、死者からの伝言がひびいてくる。宛てた人物にその言葉を伝えるまで、津多恵は楽になれない。見ず知らずの人物を訪ねるために外見を装うのを、美容師の恵介が手助けしている。幼くして死んだ娘から母親へ、放蕩息子から父親へ、少年院の中から親友へ…。伝えられた言葉は残された人に何をもたらすのか。痛みをかええた心をほぐす、あたたかくやさしい物語。
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ヒロインのキャラがちょっと弱いなぁ。それともシリーズ化して固まってくるのだろうか。怜さんのキャラがもったいない気がしたのはわたしだけだろうか。
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突然見知らぬ女性が訪ねて来て故人からの伝言があるという。 しかもそれが、亡くなった後に受け取った伝言だと言われたら。 これはもう、100%あやしい人か危ない人に認定される事間違いなしだ。 主人公の津多恵は、今は亡き母から父への伝言が聞こえた事をきっかけに死者の伝言を届けるという困...
突然見知らぬ女性が訪ねて来て故人からの伝言があるという。 しかもそれが、亡くなった後に受け取った伝言だと言われたら。 これはもう、100%あやしい人か危ない人に認定される事間違いなしだ。 主人公の津多恵は、今は亡き母から父への伝言が聞こえた事をきっかけに死者の伝言を届けるという困難な仕事に携わるを得なくなる。 しかも、津多恵が人一倍引っ込み思案で、極度の方向音痴ときているものだから、読んでいる方がハラハラさせられることこの上ない。 でも、彼女から伝言を受け取ったことから、恵介という美容師も助けてくれるようになり、様々な人と会いその悲しみやわだかまりを和らげるという結果を得ることにより、彼女もまた徐々に成長していく。 そういう過程が、読んでいて心地良い作品である。
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