あずきとぎ の商品レビュー
帯裏 人々の喜怒哀楽、心の機微が妖怪を生み出す いまだかつてない〈妖怪と出会う絵本〉が誕生しました。 妖怪小説の第一人者である京極夏彦と五人の画家たちが紡ぎだす世界に飛びこんだ子どもたちは、そこに込められた〈かなしみ〉や〈よろこび〉を心ゆくまで体感することで、妖怪たちと本当に...
帯裏 人々の喜怒哀楽、心の機微が妖怪を生み出す いまだかつてない〈妖怪と出会う絵本〉が誕生しました。 妖怪小説の第一人者である京極夏彦と五人の画家たちが紡ぎだす世界に飛びこんだ子どもたちは、そこに込められた〈かなしみ〉や〈よろこび〉を心ゆくまで体感することで、妖怪たちと本当に出会うのです。 なぜなら妖怪とは、日本という国の風土と文化、そこに暮らす人々の喜怒哀楽、心の機微が生みだした存在に他ならないのですから。 妖怪に親しむことは、私たち自身の産土(生まれた土地の場所、ふるさと)を知ることであり、ひいては、いま生きて在ることの意味を自覚することにもつながるはずです。 さあ、子どもたちと一緒にハラハラドキドキしながら妖怪と出会い、いま喪失の危機にある〈ふるさと〉を、私たち一人一人の心に取り戻そうではありませんか! 東雅夫シリーズ企画監修/文芸評論家
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あずきとぎ。「いるのいないの」の町田尚子さん。静かで硬質な絵。怖いけど、恐怖ではなく、畏れ、かな。あずきとぎ という妖怪の、姿はないけれど、「思ったら、いる。おもわなかったらいない」という有り様がしっかり描かれている。
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直接的なガツンとくる怖さというより、じんわりと静かに怖い感じ。 犬の目線がなんだか気になるし怖い…。 絵と文章の雰囲気がよくあっていて好き。
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