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あずきとぎ の商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

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2019/03/11

妙に小奇麗な絵と頭でっかちで目だけ大きい孤独な感じの子供の絵が苦手な雰囲気だったぶん、最後が印象的な絵本。 夏休みに川で亡くなるこどもってけっこういた(いる?)のでリアル感もあるし、フレンドリー感がなくて友達が少なさそうなこの子の葬儀に形式的にやってくる同級生が大勢並ぶのかな…...

妙に小奇麗な絵と頭でっかちで目だけ大きい孤独な感じの子供の絵が苦手な雰囲気だったぶん、最後が印象的な絵本。 夏休みに川で亡くなるこどもってけっこういた(いる?)のでリアル感もあるし、フレンドリー感がなくて友達が少なさそうなこの子の葬儀に形式的にやってくる同級生が大勢並ぶのかな…と思うと、それもまた怖い。 読み終わると裏表紙の白いワンちゃんの顔も怖い。

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2021/03/18

川は、本当に楽しくて、本当にこわいところなのです。 私は山の子なので、その両方の面をしっかりと知っている。 この町の子の目の感じが、とても印象深い。 じいちゃんの力のない感じとか。 実に田舎らしい風景だ。

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2018/03/23

おばけなんかいないさ。きをつけていればへいきさ。京極夏彦×町田尚子の妖怪絵本。(アマゾン紹介文) まさしく妖怪。まさしく絵本。 後ろ表紙の犬も怖い。 ただ、ラスト1ページ前の一文はないほうがよかったかな。

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2016/12/19

あずきとごうか ひととってくおうか しゃきしゃきしゃき 町田尚子さんの絵が内容にマッチしていて、最高です!

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2016/11/16

妖怪のあずきとぎって鬼太郎で見た事あるなーって思いながら手に取ってみたのですが、ラストおっかなくて変な声が出てしまいました。

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2016/07/16

 本来、あずきとぎには決まった姿はなく、音だけ、または音と声の怪異である。またあずきだけでなく米を研ぐ音や洗濯をする音も含めれば、この怪異に関する話は全国に分布している。  必要最小限の数に抑えられた文と田舎特有の静けさを現した絵により、読む者になんとも言えぬ不安感を煽る余白が全...

 本来、あずきとぎには決まった姿はなく、音だけ、または音と声の怪異である。またあずきだけでなく米を研ぐ音や洗濯をする音も含めれば、この怪異に関する話は全国に分布している。  必要最小限の数に抑えられた文と田舎特有の静けさを現した絵により、読む者になんとも言えぬ不安感を煽る余白が全編にあり、いないはずのあずきとぎをついつい探してしまう。そしてクライマックスのページで、その余白はなんとも言えない厭な余韻を残す。    犬だけが 全てを見ていた。  親御さんにはこの夏、夏休み前にこの話を読み聞かせして、見えないナニカを意識することをお子さんに学ばせてほしい。そういう意味ではおすすめの絵本。

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2016/01/18

朝読書の時間に子ども達に読んであげる本を探そうと(一冊は新しいものを読んでみようかと)借りてきた本。その独特の雰囲気に、「なんだか怖い。」と繰り返す娘。ゆっくりと、ゆっくりと、その奇妙な時間を味わいたいと読む母。ラストのページをめくり本を閉じると、娘は、目を見開いたまま黙っていた...

朝読書の時間に子ども達に読んであげる本を探そうと(一冊は新しいものを読んでみようかと)借りてきた本。その独特の雰囲気に、「なんだか怖い。」と繰り返す娘。ゆっくりと、ゆっくりと、その奇妙な時間を味わいたいと読む母。ラストのページをめくり本を閉じると、娘は、目を見開いたまま黙っていた。しばらくして「死んじゃったの?」と。 その後、一人で最初から読み返していた。 妖怪ウォッチ人気にあやかって、妖怪絵本は?と思ったのだが、これはちょっと、朝の時間にはふさわしくないか。怖すぎる。でも、これぞ妖怪絵本。

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2015/04/13

妖怪えほんシリーズ。 題材はあずきとぎだけど、あずきとぎはでてこない。 さだかではないから怖い、ほのめかす恐怖。 夏休みに田舎へ行く男の子の話なのと、挿し絵が同じ人なのもあって『いるのいないの』http://booklog.jp/users/melancholidea/arch...

妖怪えほんシリーズ。 題材はあずきとぎだけど、あずきとぎはでてこない。 さだかではないから怖い、ほのめかす恐怖。 夏休みに田舎へ行く男の子の話なのと、挿し絵が同じ人なのもあって『いるのいないの』http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4265079539とかぶる。 でも質の違う「ぎゃー!いやー!」がある。 話は見えてるんだけどさ。でもやっぱり、ぎゃー! 静かで静かでこんなに広くて明るい夏の空なのに、だから鬱蒼とした森や淵の暗さがいっそう深くなる。 大人向けの怖い話。 蝉の鳴き声をBGMに読みたい。

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2015/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

絵は可愛らしいのに内容は怖い。さすが、京極夏彦の絵本。迷信とはいえ、やはり信じておいて損はない。そんな気がする。

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2015/03/19

感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201503/article_6.html

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