日本文学の大地 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
古典を読むにはそれなりの覚悟が必要だと感じているので、私はいままで瀬戸内寂聴訳『源氏物語』と池澤夏樹訳『古事記』と『歎異抄』を少しかじったくらいです。 原文ではもちろん読めないし、この著者の中沢氏のような学識もないので、読んだといっても表面をなぞった程度です。これから読んでみようと思ったのは、『宇治拾遺物語』と『雨月物語』ですね。その時代のひとたちがなにをどのように感じ、考えていたのかが理解できれば、なお一層古典への興味は広がるのでしょうね。このような解説書が求められるのもむべなるかな。
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久しぶりの中沢氏の本。日本の古典文学、それぞれのの 氏の解説文的な内容です。 源氏物語・万葉集・新古今和歌集・歎異抄から 芭蕉・西鶴・近松・世阿弥までいろいろ 古典文学と哲学・日本学(こんなことばは無いかと 思いますが)の混じり具合というか、 違った視点での古典の味わい、日本文化...
久しぶりの中沢氏の本。日本の古典文学、それぞれのの 氏の解説文的な内容です。 源氏物語・万葉集・新古今和歌集・歎異抄から 芭蕉・西鶴・近松・世阿弥までいろいろ 古典文学と哲学・日本学(こんなことばは無いかと 思いますが)の混じり具合というか、 違った視点での古典の味わい、日本文化や風俗の 成り立ちとその結果としての現代現象との関連性 などが少し見えてくる面白い内容だと思います。
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