レオナルドの扉 の商品レビュー
エイエヌエー。いまはそう呼ぶのが自然だろう。かつての「全日空」という呼び名には、わずかに時代の気配が残る。さらに遡れば、その前身が日本ヘリコプター輸送であったこと、そして垂直尾翼にレオナルド・ダ・ヴィンチ考案の飛行装置のスケッチが描かれていたことを知る者は、そう多くはない。 レ...
エイエヌエー。いまはそう呼ぶのが自然だろう。かつての「全日空」という呼び名には、わずかに時代の気配が残る。さらに遡れば、その前身が日本ヘリコプター輸送であったこと、そして垂直尾翼にレオナルド・ダ・ヴィンチ考案の飛行装置のスケッチが描かれていたことを知る者は、そう多くはない。 レオナルド・ダ・ヴィンチ。「モナリザ」や「最後の晩餐」で知られる名は、絵画にとどまらない。彫刻、建築、音楽、解剖学――関心の及ぶところに境界はなく、その思索は手稿として残された。そこには、日常の観察から飛翔への試み、水上を歩くための工夫、さらには兵器に至るまで、尽きることのない探究の跡がある。名は「ヴィンチ村のレオナルド」を意味するにすぎないが、その中身は一人の人間の枠を超えている。 本編は、そのレオナルドの時代から三百年後。舞台は同じくヴィンチ村。少年ジャンの物語である。 遺された手稿をめぐり、ナポレオン率いるフランス軍と、レオナルドの末裔であるジャン、その仲間たちが対峙する。構図は明快だが、読み味は軽くない。知の残滓をめぐる争いには、どこか時代を越えた熱が宿る。 理屈を並べるより、頁をめくる手が早くなる。そういう類いの物語である。
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NHKの少年ドラマシリーズを思い出しました。これに、アレクサンダー大王と諸葛亮孔明が出てきたら言うことなしなのですが。半世紀、気持ちが若返りました。
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レオナルド・ダビンチの遺産をめぐる冒険談? ファンタジーみたいな話だが、レオナルド・ダビンチの偉大さとヨーロッパにおける影響力の強さを知ることができた。 ダビンムラの子孫の時計修理屋、ジャン・マルロー ナポレオンの命で若き大佐ビクトール・バレルが、マルローを追跡 ナポレオンの故郷...
レオナルド・ダビンチの遺産をめぐる冒険談? ファンタジーみたいな話だが、レオナルド・ダビンチの偉大さとヨーロッパにおける影響力の強さを知ることができた。 ダビンムラの子孫の時計修理屋、ジャン・マルロー ナポレオンの命で若き大佐ビクトール・バレルが、マルローを追跡 ナポレオンの故郷は、イタリアのコルシカ島。 ナポレオンが幼少期、フランス領になっていたので、ナポレオンはフランス軍の将軍からフランス大統領になった。
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レオナルド・ダ・ヴィンチのが遺したノートを巡って、少年少女が大冒険。時代はナポレオンのヨーロッパ。 わくわくどきどきの舞台設定。謎のアイテム争奪戦って、鉄板で面白いです。 何歳になっても、このわくわくどきどきは変わらないですな。
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子供向けアニメの原作でも書こうとしたのかな? ダヴィンチの発明が、せめて原子爆弾だったりしたら、ナポレオンが欲しがる理由もあるんだけど。大友のスチームボーイくらいの奇抜さが欲しかったな。
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天才レオナルド・ダ・ヴィンチが残したノートを巡る冒険小説 この小説を読み終えた時にまず思った事は、『子供が大きくなってルビ無しでも読めるようになったらプレゼントしてあげたい』でした。 あとがきにもありましたが、作中に多くの真実が盛り込まれているので、ただの冒険小説とは違い、遠...
天才レオナルド・ダ・ヴィンチが残したノートを巡る冒険小説 この小説を読み終えた時にまず思った事は、『子供が大きくなってルビ無しでも読めるようになったらプレゼントしてあげたい』でした。 あとがきにもありましたが、作中に多くの真実が盛り込まれているので、ただの冒険小説とは違い、遠い昔こんな事が本当にあったんじゃないかと思わせるようなワクワク感、凄く面白かったです! ただ… 冒険の続きが読みたい!!! 是非、続編を書いて下さい!!!
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2016年5月22日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「風」。チャンプ本!
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真保裕一のファンタジー。 アニメの原作が昔ボツになったらしくそれを大幅に改良したものだそうです。楽しく一気に読みました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レオナルド・ダ・ヴィンチが残した秘密のノートをめぐり、若き時計職人のジャンが旅する冒険譚。夢があるが使い方で悪魔にもなれるノートを、どうやって探して守るのか。展開が早くて読み易い。
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レオナルドダヴィンチが遺したノートを巡る冒険譚。 アニメ映画っぽいと思っていたら あとがきを読んで納得。 是非映像化してほしい。 【図書館・初読・1/28読了】
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