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睦月童 の商品レビュー

3.6

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/09/15

イオも央介も愛おしくて設定もファンタジー要素があって面白い!睦月の里は残酷だけど、女性の若さを失う恐怖や儚さが詰まっていて素敵だった‥ この作者の方の作品は時代小説だけど読みやすくてとてもいい!

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2021/12/10

西條奈加さんの本は、見つけたら読む。 今回はファンタジー。 不思議な力と、美しさを得る。 だが、子をなしたら出産後死んでしまう定。 放蕩息子を諌めようと、不思議な力のある神の里から座敷童を借りてきた夫婦。 その幼子は10歳でありながらもっと幼い体。 陽の光が苦手で暗くなってか...

西條奈加さんの本は、見つけたら読む。 今回はファンタジー。 不思議な力と、美しさを得る。 だが、子をなしたら出産後死んでしまう定。 放蕩息子を諌めようと、不思議な力のある神の里から座敷童を借りてきた夫婦。 その幼子は10歳でありながらもっと幼い体。 陽の光が苦手で暗くなってから出ないと外を歩けない。 その子供と目が合うと、心に悔いがあるものは、自分の良心とせめぎ合い、のたうち回るほど苦しむ。 なにも罪を犯してないものは、見てもなんでもない。 そんな不思議な子供。 跡取り息子の央介は、嘘を言って老人の店に悪さをしたことを悔いていた。 すぐに悔い改め、生まれ変わる。 央介と座敷童のイオは次々と人々と出会い奇跡を起こす。

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2020/02/29

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2015/04/post-e0fe.html

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2018/10/23

童の話かと思いきや、最後は草の執念のような話に。『パラサイト・イブ』みたい。人の想いVS草 的な構図になっている。

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2018/10/20

日本橋の国見屋の跡取り息子の央介は悪い遊びを覚えて仲間と三人で悪さをして両親を困らせていた。そんな時に陸奥の山里から小さな女の子がやってきた。父親の実家の里から呼び寄せたという。しかしそのイオという女の子は「鏡」の力を持った睦月童だった。イオと央介の二人は、イオの力を使って江戸の...

日本橋の国見屋の跡取り息子の央介は悪い遊びを覚えて仲間と三人で悪さをして両親を困らせていた。そんな時に陸奥の山里から小さな女の子がやってきた。父親の実家の里から呼び寄せたという。しかしそのイオという女の子は「鏡」の力を持った睦月童だった。イオと央介の二人は、イオの力を使って江戸の町の事件を解決していく。そしてイオの里の秘密にも。

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2018/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

央介が頼もしくてかっこいい。 イオは央介にあえて、本当によかったなぁって思う。 カナデさますら、心を開いてくれていないっていうのを、 彼女は知ってて、央介の前で泣いたんだなぁと思うと、切なくて。 小出の十二年間も、つらかっただろうなぁ。 ナギのお産の状況も、きっと央介が見たものと大差ないんだろうなっておもうと。 そういうのがぎゅぎゅっとつまった、一冊。 好き。

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2018/04/19

ある東北の村から不良息子である央介を救うために、日本橋の酒問屋に招かれた女の子イオと央介の物語。 連作短編。ひとつひとつの話も読み応えがあるし、 1冊の本としても読み応えがあり、余韻も深い。 イオの幸せを願わずにはいられない。

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2017/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上手く出来てた…! 以下微妙にネタバレ 不思議で有り難い話(授かった神様の力で人を救える)が いつのまにか神様の力は人を傷つけるかもしれないものになり(p130どうして睦月神さまは〜) それは「あったかい心(p132)」と言われてみたりして このあたりまでは 「神様の力を持った女の子と色々な人達との話」というわくわくするような、時に切なくなるようなお話だったのに 後半に進むにつれて… だんだんと… そして神様は… 完全なるバットエンドじゃなかったのが救いですが この設定で謎を残したまま色々な人の罪を映して生き方を変えて行くお話が続いて終わるのでも充分ありで面白かったろうな、とも思いました。

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2017/10/17

人の心の中の温かい部分。そこに触れたくなるといつも西條さんの作品を手に取る。 温かいばかりでない人の世の中でも、それぞれの温かさを信じて、人に自分を委ねてみる後押しをもらえる気がする。

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2017/07/18

うーん。ゴメス的な江戸×SF。 強引だなあ。。。。という読後感。 なんだろうなあ、わくわく感に欠ける。せっかくの架空の世界なのに。ホラーなのかな、これ。 央介はなんか人間像が浅いし。うーん。。 西條作品はあんま設定が現実離れしすぎてないほうがすきだなあ。あるかもしれない、くらいに...

うーん。ゴメス的な江戸×SF。 強引だなあ。。。。という読後感。 なんだろうなあ、わくわく感に欠ける。せっかくの架空の世界なのに。ホラーなのかな、これ。 央介はなんか人間像が浅いし。うーん。。 西條作品はあんま設定が現実離れしすぎてないほうがすきだなあ。あるかもしれない、くらいにとどまるやつが好きだ。 完全に異界の話としても読めないし。小出の使命感もいまいち同調できず。お侍がこれに家の存続を投げ打つか???うーん。消化不良。でした。

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