吉田松陰 の商品レビュー
昔の言い回しが混じっていて読みにくかったのと幕末の知識がまだ完璧に入っていなかったのでもう少し幕末を勉強してから読んでみたら良かったのかもしれない。結構コロコロと思想が変わっているのが分かったが、日本を大きな視点で見てどうにかしないといけないという志は一貫していたことがわかる。あ...
昔の言い回しが混じっていて読みにくかったのと幕末の知識がまだ完璧に入っていなかったのでもう少し幕末を勉強してから読んでみたら良かったのかもしれない。結構コロコロと思想が変わっているのが分かったが、日本を大きな視点で見てどうにかしないといけないという志は一貫していたことがわかる。あと、吉田松陰の弟子と言われている高杉晋作も実は直接師事したのは一年だったりと、松蔭が意外と獄中で門下生たちに手紙で指示していた時期が多いということを初めて知った。伊藤博文なんて実は遊びに行ったことはあるが弟子入りしたという形跡はないらしい。指導法としては感情教育は持って生まれた才覚でないと出来ないと思った。門下生同士の特性を熟知して誰と誰を組み合わせれば更なる相乗効果を生むかを考えて討論させていたことも凄い。志半ばで亡くなったことで、その意思をしっかりと受け継げたものはごく少数であったため、大東亜戦争で都合よくプロパガンダに使われたりしたが、元々は植民地推進なわけでなく平和国家、中立国家の道を構想していたことを忘れてはならない。「知識は行動の本であり、行動は知識の結実であり、別々のものではない」
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Podcastのコテンラジオを聞き始めて、初回の吉田松陰が良く、後日の高杉晋作にいたく感動して、松蔭、晋作関連を読み漁ろうと。 松蔭は色んな一面をもち、それぞれが狂ったように尖っている。教育者の一面、生徒の一面、改革者の一面、テロリストの一面。根底には陽明学があるんだろうかね。知...
Podcastのコテンラジオを聞き始めて、初回の吉田松陰が良く、後日の高杉晋作にいたく感動して、松蔭、晋作関連を読み漁ろうと。 松蔭は色んな一面をもち、それぞれが狂ったように尖っている。教育者の一面、生徒の一面、改革者の一面、テロリストの一面。根底には陽明学があるんだろうかね。知識として吸収したものは行動する必要がある。行動することにより良い意味で狂っていく。 15歳の少年に真剣に天下国家を語り、獄中の罪人たちに学ぶことの尊さを教えと感化力が猛烈に高かったんでしょうね。今でいうとバブル期とかでは活躍できなかったと思うけど、今のような世界的な停滞期にいてくれたらどんなに心強かろうと思ってやまない。 理解と行動、これを同一化してくれる政治家が現れてくれるkとを心よりお待ちしております。
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