ブラック オア ホワイト の商品レビュー
2017.06.25 読み始めたけど、ちょっと今の自分には違うかな?と•••。 2018.07.14 なんと!1年前に手に取ってたのだ!やはり、前回よりは読んだけど、もういいわ。(^。^)
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夢を見なければ人生の三分の一は空白だ。 それは罪だと思わないか。 「近ごろ、よく眠れるかい」 久しぶりに再会した都築君はそう言って語り始めた。 三代続くエリート商社マンだった彼の輝かしい人生を暗転させた美しい悪夢の数々、そしてその果てに見たこの国の本性を――。 バブル全盛期、経済の最前線に立った一人の男の「夢」を通して近代日本の実像を描き出す、野心に満ちた長篇現代小説。 (アマゾンより引用) 何かイマイチ面白くなかった。 面白そうな気がして読み進めたけど、面白くなかった。
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浅田次郎さん大好きなんですが、 この本は夢がテーマで、 本当に夢のようなペースで進んでいくというか、進んでいるのかどうか、本当かどうかもわからないような、ぼわーっとしたものが全体を覆っている感じがしました。 私はあまり面白く思えませんでした。
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代々商社マンの都築氏が、輝かしい人生を、夢と現実のはざまで見た夢は現実か? スイス、パラオ、インド、中国など、世界を美女と仕事で、駆け巡る夢。 最初は、ファンタジー小説かと思うような 話と、時空を超えた話で、読み進んだが、、、 少しづつ、話の飛び方についていけなくなって来た。...
代々商社マンの都築氏が、輝かしい人生を、夢と現実のはざまで見た夢は現実か? スイス、パラオ、インド、中国など、世界を美女と仕事で、駆け巡る夢。 最初は、ファンタジー小説かと思うような 話と、時空を超えた話で、読み進んだが、、、 少しづつ、話の飛び方についていけなくなって来た。 白い枕は楽しい夢を、そして黒い枕は悪夢を、、、まではついていけたが、、、 満鉄で、権力もあった祖父、、、そして、財閥として宇津居ている主人公の対話。 少しづつ話が理解できなくなって来る。 伊藤忠、丸紅、日商岩井、、、、私の父も、私も、この中の商社で、勤務した。 商総合商社が、明治の富国強兵策での申し子であったように描かれているのは、作者の考えによるものであろうか? ファンタジー的な小説とも違って、読みにくい本で本であった。
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夢の中の女性と世界中を旅している気分になれて 一気に読んだ。 時代の感覚も細やかに描かれていて私の好みだった。 私は最後の仕掛け的な結末でなくても十分に 楽しめると感じる。浅田さんは、サービス精神旺盛で 作り込みすぎてしまうところがあるのかもしれない。
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エリート商社マンである語り部が世界の各地で見た、白い夢と黒い夢。栄光と挫折を描く浅田次郎の小説。 読む前の期待が大きかったので、ちょっとガッカリ感。 皆さんのレビュー評価も低いですね。 個人的に、何がイマイチだったかというと、もっとエリート商社マンとしての話が読みたかったかな...
エリート商社マンである語り部が世界の各地で見た、白い夢と黒い夢。栄光と挫折を描く浅田次郎の小説。 読む前の期待が大きかったので、ちょっとガッカリ感。 皆さんのレビュー評価も低いですね。 個人的に、何がイマイチだったかというと、もっとエリート商社マンとしての話が読みたかったかな、と。 例えば、現実と白い夢と黒い夢の3つのストーリーで、ビジネスにおける大事な局面の選択のパラレルワールドをかき分けるとか。 実際のお話しでは、夢の部分がビジネスに関係なくて、過去の浅田作品を探してくればどこかにありそうな話ばかりでした。 そういった意味では、新しさをあまり感じなかったですね。 浅田さんへの、愛ゆえの辛辣レビューでした(^-^;
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主人公が見る夢の部分は正直ほとんど読み飛ばした。 昔はよかった…という一方的な物の見方が多くて、 そこで読むのをやめようかとも思った。 でもなんとか読みおわってみると、 主人公の数奇な商社マン人生はなかなか面白かった。
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夢を使って近代社会の実像に迫る浅田氏の作品です。 主人公「私」は 商社マンの友人都築の見た夢の話を聞くことになりました。 都築は商社マンとして、各国を渡り歩いていました。 スイス、パラオ、インド、北京、京都。 各国でなぜか、就寝前に、 「ブラックオアホワイト?」と黒と白の枕の選...
夢を使って近代社会の実像に迫る浅田氏の作品です。 主人公「私」は 商社マンの友人都築の見た夢の話を聞くことになりました。 都築は商社マンとして、各国を渡り歩いていました。 スイス、パラオ、インド、北京、京都。 各国でなぜか、就寝前に、 「ブラックオアホワイト?」と黒と白の枕の選択をさせられます。 その結果、必ず、ありえない夢をみるのですが、 黒い枕を選べば悪夢となり、 白い枕を選べば覚めて欲しくないいい夢となりました。 夢の中にはいつも現実にはいない彼の恋人と 彼のあまり知らない祖父がでてきます。 この二人が現実の彼と夢の世界を結ぶキーワードだったのです。 黒か白か。 夢を見る時だけでなく、 現実社会には常に選択肢は自分にあります。 商社マンとしての苦悩と陰謀、 近代日本の発展の裏にある悲劇、 そんなものがところどころに見え隠れし、 其の都度、もしここで違う選択をしていれば 違う未来になっていたかもしれないなと思います。 読者である私もいつのまにか 夢の世界へ導びかれていたのかも。(^_^;) ということで、この作品 人間の持つ微妙な正反対の心情を、 夢と現実世界でうまく描き出していたと思います。 個人的には、 夢を夢と済まさずに、悪夢を見たら それを良い夢へ替えられるようにしたいものだと思いました。
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黒い夢と白い夢の交錯の果てに、行き着く先が日本商社の黒いDNA。都市伝説すれすれの浅田サスペンスもなかなかいい。人生の3分の1は睡眠。そう。この作品の3分の1も睡眠。
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私とほぼ同時代を過ごしてきたであろう、元商社マンが現役時代の行動と、そこに及ぼした夢について語る。 8時間仕事して、8時間生活して、8時間寝るので人生の1/3が云々... 同年代の商社マンが、8時間仕事してるはずも、8時間寝られてるはずもないだろという、何言っちゃってんの?感から...
私とほぼ同時代を過ごしてきたであろう、元商社マンが現役時代の行動と、そこに及ぼした夢について語る。 8時間仕事して、8時間生活して、8時間寝るので人生の1/3が云々... 同年代の商社マンが、8時間仕事してるはずも、8時間寝られてるはずもないだろという、何言っちゃってんの?感から離れることができず、前提がお花畑に思えて、私には内容まで理解することができなかった。
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