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2024/08/23

河合隼雄さんの随筆だけ読んだ。 この中の河合隼雄さんの随筆の題は「夢」で、単行本では『無意識の構造』1977中央新書に載っている。 内容の中で面白いと思ったのは「人間は夢を必要としており、起きている時の埋め合わせをしようとする」という話。

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2022/10/09

埴谷さん編集だから面白い。 夢という同じタイトルでもずいぶんと世界観が異なるが、戦争の影響を受けてる作家が目についた。トラウマをなんともうまく表現、これぞ文学者の意地。 深く心に残ったのは原民喜「夢と人生」現実と夢の場面が交差する世界、原爆投下にあって2年後「夏の花」、その2年...

埴谷さん編集だから面白い。 夢という同じタイトルでもずいぶんと世界観が異なるが、戦争の影響を受けてる作家が目についた。トラウマをなんともうまく表現、これぞ文学者の意地。 深く心に残ったのは原民喜「夢と人生」現実と夢の場面が交差する世界、原爆投下にあって2年後「夏の花」、その2年後に書かれたエッセイ。そしてこの2年後に自殺。 芥川龍之介は夢の中で発句「しかし後に思い出して見ると、それは無残にもこんなものだった。――『お神輿の渡るを見るや爪立ちて』」これが無残というレベルなのかあ(=。=)

Posted byブクログ

2009/12/03

「夢」にまつわる作品をあつめたオムニバス。 安倍公房の「催眠誘導法」を読むために手に取ったのだが、他の作品の中にも、ちらほら面白いのはあった(全部は読んでないが)。 ただ、それはあくまで、名前だけ知っていて、読んだことがない作家の作品に触れて、「ああ、こういう作風の人なんだな」と...

「夢」にまつわる作品をあつめたオムニバス。 安倍公房の「催眠誘導法」を読むために手に取ったのだが、他の作品の中にも、ちらほら面白いのはあった(全部は読んでないが)。 ただ、それはあくまで、名前だけ知っていて、読んだことがない作家の作品に触れて、「ああ、こういう作風の人なんだな」というのを知ったぐらいである。

Posted byブクログ