小説 土佐堀川 新装改訂版 の商品レビュー
女性が、実業家の道に進む最初の一人であったろう。偏見と闘いつつも楽しい人生だったかも。今でも、管理職、政治家の多くが男性といびつな社会である。どうにかならんのかい!
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数年前にハマって見てたあさが来たの原作を読んでみようと思って手に取りました。 今も昔も、「男まさり」じゃないとここまで上り詰められんのやろうかなぁ
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著者、古川智映子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 古川 智映子(ふるかわ ちえこ、1932年4月1日 - )は、日本の作家。埼玉県所沢市在住。本名、古川 ぬい(こがわ ぬい)。 『小説 土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の...
著者、古川智映子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 古川 智映子(ふるかわ ちえこ、1932年4月1日 - )は、日本の作家。埼玉県所沢市在住。本名、古川 ぬい(こがわ ぬい)。 『小説 土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯』は、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(2015年度後期)の原案となる。本書は著者の処女作。研究者の夫と離婚し、落ち込んでいるときに、高群逸枝の『大日本女性人名辞書』で広岡浅子のことを知り、取材を始めてから5年後に書きあげた。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) ---引用開始 近代日本の夜明け。未だ女性が社会の表舞台に躍り出る気配もない商都大坂に、溌刺たる女性がいた。常に全力、七転八起を超える九転十起のがんばりで、大坂の豪商加島屋を切り盛りし、命の重さに想いを馳せ大同生命を興す。女性教育にも心血を注ぎ、日本女子大学の創立にも関わった、さっそうたる女性の一代記。 ---引用終了 本作の主人公は、広岡浅子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 広岡 浅子(ひろおか あさこ、旧字:廣岡淺子。1849年10月18日(嘉永2年9月3日) - 1919年(大正8年)1月14日)は、日本の実業家、教育者、社会運動家。大同生命の創業者。三井高益の四女。 ---引用終了
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NHK朝ドラの主人公になった大同生命の創始者、加島屋の御寮さん。三井家の次女。この本を読んでいると、ドラマのシーン、登場人物の顔がどうしても浮かび上がってくる。浅子と色々な人物の出会いのシーンが印象深い。特に渋沢栄一、大隈重信、伊藤博文、新興成金の毛利友信、大阪梅花女学校長・成瀬...
NHK朝ドラの主人公になった大同生命の創始者、加島屋の御寮さん。三井家の次女。この本を読んでいると、ドラマのシーン、登場人物の顔がどうしても浮かび上がってくる。浅子と色々な人物の出会いのシーンが印象深い。特に渋沢栄一、大隈重信、伊藤博文、新興成金の毛利友信、大阪梅花女学校長・成瀬仁蔵。炭鉱の坑夫たち。彼らとの出会いの際の受け答えの剛胆な女傑ぶりは読んでいて心地よい。若き日の市川房枝が登場し、後年の活躍の姿が彷彿とする。
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広岡浅子の生涯、それは彼女自身の言葉[九転び十起き]から来る信念の強さにただ感服しました。自分自身に降りかかった病、肺結核、殺傷事件、重症乳癌からの復活は、まるで、彼女は、大正初期のターミネーターの様でただ、驚き‼️ ...
広岡浅子の生涯、それは彼女自身の言葉[九転び十起き]から来る信念の強さにただ感服しました。自分自身に降りかかった病、肺結核、殺傷事件、重症乳癌からの復活は、まるで、彼女は、大正初期のターミネーターの様でただ、驚き‼️ 2016年10月12日〜
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
広岡浅子の記述もいいが今とは重みが全く違う大阪の記述と、最後のほうで出てくる市川房江や村岡花子といった若い衆!も生き生きと描かれる。絵になるだろうなあ。
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朝の連ドラは観ていたので、読まなくても良いかなぁって思っていたのですが 会社の取り引き先に大同生命があって その営業の人から頂いたので 会社の人で回し読み(o^^o) ドラマよりさらに、あさちゃんは逞しく 感心しました。 実家が三井と言うのもかなりの強身 家を繁栄させるかどうかは...
朝の連ドラは観ていたので、読まなくても良いかなぁって思っていたのですが 会社の取り引き先に大同生命があって その営業の人から頂いたので 会社の人で回し読み(o^^o) ドラマよりさらに、あさちゃんは逞しく 感心しました。 実家が三井と言うのもかなりの強身 家を繁栄させるかどうかは嫁だの力大だと、改めて思いました。
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流行に乗り遅れつつ、朝の連ドラを見てから読了。 もともと広岡浅子氏の功績は他の本などでも触れて知ってはいたが、ドラマで見た「あさ」や他の登場人物たちの濃いキャラクターやドラマティックな展開に比べると、当作品はなんだか史実だけを述べた歴史の教科書を読んでいるようで、「小説」としての...
流行に乗り遅れつつ、朝の連ドラを見てから読了。 もともと広岡浅子氏の功績は他の本などでも触れて知ってはいたが、ドラマで見た「あさ」や他の登場人物たちの濃いキャラクターやドラマティックな展開に比べると、当作品はなんだか史実だけを述べた歴史の教科書を読んでいるようで、「小説」としての物足りなさを感じてしまうのは正直否めない。 だが、それが却って伝記としての広岡浅子氏の偉大さを際立たせているように感じた。 黎明期の女性は今と比べ物にならないくらい強い! 2016/06
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期待していたものとは違った。が、読んで良かったとは思う。 朝ドラのアサのイメージで読むとだいぶ違う。この本を元にああいう脚本を書いた人はすごいなあと思った。 朝ドラの中では、梅が大番頭のガンスケさんとの淡い想いにドキドキしたのだけど…。事実(をもとにしたこの小説)では、何てい...
期待していたものとは違った。が、読んで良かったとは思う。 朝ドラのアサのイメージで読むとだいぶ違う。この本を元にああいう脚本を書いた人はすごいなあと思った。 朝ドラの中では、梅が大番頭のガンスケさんとの淡い想いにドキドキしたのだけど…。事実(をもとにしたこの小説)では、何ていうか今の私の感覚したら「酷い」ものであった。小藤(=梅)の在り方がこの時代には普通だったのかもしれないけれど。そして円満に暮らしていたようだし、最後の最後まで小藤は浅子に尽くしたので、それはそれで“正しい”生き方なんでしょうね。 後半の仁蔵と出会って女子大学創立へ向けて奔走する辺りから、スカッとしながら読んだ。 あぁもしかしたら、後半は朝ドラになっていなかったから違和感を感じなかったのかもしれない。
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こんなにも一生懸命に生き抜いた女性がいたなんて。 ドラマで知り、次々と事業を広げていくさまを一気に読んでしまった。 こんなにも強い女性が。本当に圧倒される。
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