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スタート! の商品レビュー

3.8

41件のお客様レビュー

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2024/11/13

カエル男とリンクしてて面白かった。こんな書き方あるんやなーと。そして殺人事件ではあったけど、今回はそれ以上に映画の方が気になった。こんだけ殺人事件の場面が短いミステリーもなかなかないよ。そもそもミステリー?

Posted byブクログ

2024/10/13

唯一無二、天上天下唯我独尊… こういう、人を言うんやろな。 映画以外は、何も出来ん監督やけど、それに関しては、超一流! やり方もハラスメントだらけやけど、凄い作品作れる! そういう人の周りには、スタッフを含め一流が付く。ある種の家族。 内容も、撮ってる作品が、 「連続殺人鬼カエ...

唯一無二、天上天下唯我独尊… こういう、人を言うんやろな。 映画以外は、何も出来ん監督やけど、それに関しては、超一流! やり方もハラスメントだらけやけど、凄い作品作れる! そういう人の周りには、スタッフを含め一流が付く。ある種の家族。 内容も、撮ってる作品が、 「連続殺人鬼カエル男」やん!これ! (ここでは、『災厄の季節』ってタイトルやけど、『このミステリーがすごい!』大賞に応募した時に使ってた『連続殺人鬼カエル男』の旧題みたい) 渡部警部とか、古手川刑事も登場! この作品を作る経緯が『連続殺人鬼カエル男』の感想で、みんなから、映画化は無理って、言われたみたいで、なら、自分で作ったる!って事で、この作品できたっぽい。 なので、ファンには嬉しい。 私個人は、映画も好きなんで余計に嬉しい! 映画作成完了までには、普通でも色々あるんやろうやけど、ミステリーなんで、血は付きもの〜!w それを乗り越えて! お得意の大どんでん返しもあって、ミステリーとしても楽しめる!ってミステリー小説なんやけど(^◇^;) やっぱり、映画ファンとしては、苦難を乗り越えて、凄い作品を創ろうとしてる熱い人らの方に目がいってしまう! 解説にもあるように、  映画ファンのためのミステリー小説 や! 感動させて貰いました〜!(^_^)v 「正気じゃ作れない。狂気でも作れない。映画は、本気で作るんだ!」 ************* 土曜日は、映画館で 「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」 観て来た〜 ガガさん参加の影響か、ミュージカルっぽくなってないか? しかし… うわ〜! こんな終わり方なんや〜! 衝撃や… なんか、ガガさんに踊らされてるみたいな… まさに、ピエロやん〜! これは、これで良いのかも?  (・x・ ) 。oO (考え中…) でも、こら、賛否両論あるわな! 次は、観るのは、 確定 「TRAP」 「ヴェノム」 「グラディエーターII 」 悩み中 「ボルテスVレガシー」 「ソウX」

Posted byブクログ

2024/06/08

映画の作成はこのような順序を辿っていくのかと、初めて知った。 映画本編のストーリーも、「なんか聞いたことのあるストーリーだな」と思っていたが実際に著者の『連続殺人鬼カエル男』であることを解説を読んで知った。こちらも読みたいと思う。

Posted byブクログ

2024/03/26

面白かった。芸術を創り上げる過程とそれに携わる人々の心象風景を丁寧に描く。ドビュッシー シリーズにも共通する感動がありました。 ミステリーとしての鋭さはイマ一つかもしれませんが、主人公大好きです。

Posted byブクログ

2024/02/06

これは映画を愛する人、いやモノづくりを愛する人達の話だ。 正直この話のあらすじを読んだ時、このタイミングで読むのはどうかなぁとちょっと悩んだんですよね。 話の方向性は違うけれど、モノづくりに関するニュースが取り上げられたりしてるこのタイミングだとちょっとくるものがあるかなぁって...

これは映画を愛する人、いやモノづくりを愛する人達の話だ。 正直この話のあらすじを読んだ時、このタイミングで読むのはどうかなぁとちょっと悩んだんですよね。 話の方向性は違うけれど、モノづくりに関するニュースが取り上げられたりしてるこのタイミングだとちょっとくるものがあるかなぁって。 でも読み終わってから「この話をこのタイミングで読んで正解だったな」と確信しました。 この作品、ミステリー作品ではあるんだけど途中からミステリーとかちょっとどうでも良くなっちゃうというか(言い方悪いけど本当にそうなの)、憧れだった世界で夢と現実のギャップに燻る主人公の成長物語の方がグッときてしまったというか、まぁとにかく熱いんですよね、登場人物がみんな熱い。 映画の業界の話やら専門用語も詳しく解説してあるし、合間に出てくる現実作品のエピソードもとても面白い。 作者の中山七里さんはかなりの映画好きだとどこかで読んだのだけれど、その知識が存分に発揮されている作品だと思います。 あとね、別の作品に出てくるやたら印象強い彼女もまた現れるんですけどね、これがまぁ「お前!お前!本当にお前は!!!」って感じの憎たらしさを全面に押し出してるんですよね……でもこれがまたいい役なんだよなぁ。 でもごめんやっぱ1回痛い目見て欲しい。 私達が何気なく取捨選択して眺める映像作品。 一生かかっても観られる数ではないその作品ひとつひとつにこういう物語が隠れているものなんだろうなぁ。 「映画は水物」という表現が作品中に出てくるんだけれど、本当にその通りだと思います。 実際ふんだんにお金をかけて作った作品がすぐに上映打ち切られたり、低予算のインディーズ映画が大ヒットを飛ばしたりとかありますもんね。 全てのモノづくりに関わる人達がこのくらい真剣に作品と向き合ってくれているんだと信じたい。 そんな作品です。

Posted byブクログ

2023/12/24

この小説はミステリーではない。映画に己の全てを捧げてきた者のか哀歌である。 鬼気迫る映画の撮影現場の緊張感。そこにはテレビ界でどれだけ視聴率を取ってきたかは関係ない。あるのは、映画を観る者が心を揺さぶられるか否かだけ。 久々に大スクリーンの映画を観たいと思わせてくれた。

Posted byブクログ

2023/12/16

どんでん返しミステリー!とあらすじに書いてあったので、読みました。 絶対真犯人当ててやるわぁ!と意気込んで読み進めたものの分からず。笑笑 なるほど〜となったので、私は好きです。

Posted byブクログ

2023/11/28

映画界の巨匠、大森監督が手掛ける「災厄の季節」の制作に参加する助監督の宮藤くん。軽薄なプロデューサーや批判を繰り返す外部団体など周囲は難敵ばかり。映画制作の情熱とミステリの融合、ドタバタありで面白かったです。作中映画「災厄の季節」は「カエル男」のことで、その撮影風景の描写も楽しか...

映画界の巨匠、大森監督が手掛ける「災厄の季節」の制作に参加する助監督の宮藤くん。軽薄なプロデューサーや批判を繰り返す外部団体など周囲は難敵ばかり。映画制作の情熱とミステリの融合、ドタバタありで面白かったです。作中映画「災厄の季節」は「カエル男」のことで、その撮影風景の描写も楽しかった。

Posted byブクログ

2023/11/01

自分の小説を映画化する人々の群像劇を書くってのがまず面白い。まさか人死があるとは思ってなかったけれど、この謎解きはメインじゃない。 映画を作るしくみなどの知らない世界を覗くことができて、思った以上にするする読める。 中山七里さんはカバー範囲広いね。

Posted byブクログ

2023/09/18

映画人のプライドや気合いには尊敬を覚える、がそれをそれとして是正しようとしないのは、元ブラック企業で働いていた身としてはどうにも。だから殺人という歪みが起こるんだと思う。映画の内容を見ていないからわからないけど、そこまでの価値を見出せなかった。現実の世界では殺人でもなく、単なる予...

映画人のプライドや気合いには尊敬を覚える、がそれをそれとして是正しようとしないのは、元ブラック企業で働いていた身としてはどうにも。だから殺人という歪みが起こるんだと思う。映画の内容を見ていないからわからないけど、そこまでの価値を見出せなかった。現実の世界では殺人でもなく、単なる予算削減やテレビ化でもなく、やり方を見つけ出してほしい。と、懐疑的な気持ちだったので⭐︎2だったけどここまで書いて、単にプライドがあるからいいんだ!の向こう側を伝えたくて書いてるとしたら、と思い直して1つ足した。

Posted byブクログ