愉しみながら死んでいく の商品レビュー
1985年の出版なのでインターネットも何もない40年近く昔の本である。それが2015年という30年後に翻訳出版された。内容としてはそれほど難しくないのに30年後に翻訳出版されるという理由がある。それはあまりにも米国のなかのことである、つまり米国中心主義の本であるということになる。...
1985年の出版なのでインターネットも何もない40年近く昔の本である。それが2015年という30年後に翻訳出版された。内容としてはそれほど難しくないのに30年後に翻訳出版されるという理由がある。それはあまりにも米国のなかのことである、つまり米国中心主義の本であるということになる。そのために日本の読者については米国の番組など全く見ることができない具体的なものを説明の媒体にしてもらっても困るという実情がある。 唯一役に立つとしたら、10章の愉しい教育?ということで、テレビを見て授業を行なう素材が「ミミ号の冒険」という番組で、生徒が学んだのは、教育は楽しんで行なうものである、ということだと書いてあることである。日本では番組を直接見ることができなかったし、PCで学習するしかできなかったので、こうした学習状況とは異なるが、結論は似ていよう。
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途中の章の「無駄の始まり史」みたいなところがよかった。歴史をたどると、どうこけてきたのかわかるので、どう気をつけたらいいのかわかる。 今年、21年あたりで随分語られたデジタルデバイスの問題があるが、いやもう全然、デジタルとかアナログとか関係ないよと思うようになった。この本は全体...
途中の章の「無駄の始まり史」みたいなところがよかった。歴史をたどると、どうこけてきたのかわかるので、どう気をつけたらいいのかわかる。 今年、21年あたりで随分語られたデジタルデバイスの問題があるが、いやもう全然、デジタルとかアナログとか関係ないよと思うようになった。この本は全体像がわかる。 あとタイトルがどうかなと思った。まあ原題がそうなのだけど。副題がメディアリテラシーぽいともう少し食いつく人がいる気がするし、そう使うといいかなと思う。
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