残りの人生で、今日がいちばん若い日 の商品レビュー
直太郎も百恵も、菜摘をもっと大切に扱ってほしいと、所々思ってしまった。 会って2回目で旅行に同伴とか娘の気持ちを無視しているし、辛い過去にさようならしてという菜摘の回復を願っての旅行なら、尚更、父と子2人で行くべきだったんじゃないか?なんて 大人になると、お付き合い開始までの期...
直太郎も百恵も、菜摘をもっと大切に扱ってほしいと、所々思ってしまった。 会って2回目で旅行に同伴とか娘の気持ちを無視しているし、辛い過去にさようならしてという菜摘の回復を願っての旅行なら、尚更、父と子2人で行くべきだったんじゃないか?なんて 大人になると、お付き合い開始までの期間が物凄く短い事が多いかと思うが、直太郎と菜摘の恋がゆっくり始まっていく所は、良かったです。
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題名に惹かれて読んでみたが。 ポイントがひとつに絞られていなくて、そのせいでまとまりのない印象。 若い作家の卵は、登場する必要性はあったのかしら?
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そう繋がるのね ちょっと性急過ぎるかな・・・と思ったけど、 気にならないくらいよかった 悪い人がいないし
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39歳のバツイチ子持ち編集者と39歳独身書店員の大人のラブストーリー。大人の恋はゆっくりゆっくりと進んでいくのです。素敵でした。タイトルが特にいいですね。遅くない!って応援してくれているようです。
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しんしんと降り積もる雪のような、それぞれの人生。家族や恋愛、精神の病なども、平熱で描かれているのがいいな。無理に答えに導かれない。 色々あるけど懸命に生きている、人間がいじましく愛おしい。
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僕にとっても、あなたにとっても、残りの人生で今日がいちばん若い日なんです。とにかく今日がいちばん若い日なんですから。なんかいい話です。みんな幸せになって、欲しいです。
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盛田隆二さんの小説はいつも、心に食い込んでくるようだが、この新作はやや薄味な感じ。読みやすいとも言えるし、物足りないとも言える。
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内容(「BOOK」データベースより) 柴田直太朗39歳。バツイチ子持ちの編集者、再婚の可能性は今のところなし。山内百恵39歳。婚活もうまくいかず、恋に臆病な独身書店員。仕事の場で出会った二人は、やがてお互いが抱える悩みを分かち合っていく。シングルファーザーの子育て、病への不安、親...
内容(「BOOK」データベースより) 柴田直太朗39歳。バツイチ子持ちの編集者、再婚の可能性は今のところなし。山内百恵39歳。婚活もうまくいかず、恋に臆病な独身書店員。仕事の場で出会った二人は、やがてお互いが抱える悩みを分かち合っていく。シングルファーザーの子育て、病への不安、親との確執…。もどかしくも惹かれあう大人の男女の恋と、家族の再生を描く感動作。
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最近、なんだか調子がわるい。仕事にやる気がわかない。ていねいに暮らすことがなんだか億劫だ。そんなとき、ぼくは本を手にとる。そこにはフィクションの世界の中のだれかの人生が、リアルなきもちをもって迫ってくる。フィクションの世界のだれかの深い悩みに触る。いっしょに悩み、少しだけ乗り越え...
最近、なんだか調子がわるい。仕事にやる気がわかない。ていねいに暮らすことがなんだか億劫だ。そんなとき、ぼくは本を手にとる。そこにはフィクションの世界の中のだれかの人生が、リアルなきもちをもって迫ってくる。フィクションの世界のだれかの深い悩みに触る。いっしょに悩み、少しだけ乗り越えて、もっと深い悩みに出会う。現実の世界に戻ってくると、世界が少し変わって見える。こうしてぼくはまた本を手にとる。 この本の中に、「これを書くのは私しかいない、という確信がないと小説は書けない」旨のくだりがある。書くことはともかく、本を読むことにおいては、「この読み方ができるのはぼくしかいない」と言えるだろう。脳内に広がる世界は、ぼくだけのものだ。
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