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とりかえ・ばや(6) の商品レビュー

4.3

17件のお客様レビュー

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2022/10/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

睡蓮と女東宮の仲が進展する中、失踪した沙羅双樹への思慕から、帝は兄(姉)に瓜二つの睡蓮に入内を求める。(この話、断れません) 沙羅と四の姫の女同志の結婚は何とかなったけど、この期に及んで左大臣家は進退窮まる。 睡蓮は髪を切って男の姿になり、姉を探す旅に。ここから弟君、頑張る! 乗馬できないなど、男の振舞いに不慣れな睡蓮を支える従者たちが頼もしくてほっこりもする。 「ざ・ちぇんじ!」でもそうだったけど、この一家は下男などの従者含めて、結束が固い。若君と姫君が性を偽って暮らしている、という深刻な秘密を誰も漏らさないもの。(ライバルからの買収とかあるだろうに)チーム左大臣家は好きだな~。 ところで、150~151ページの見開きページは、絵巻物のような趣向で素敵です。(絵の内容は悲しいけど) 電子書籍はどう見えるのか知らないけど、ぜひ紙で見てほしいと思う。

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2022/10/17

石蕗の能天気ぶりにはもう笑うしかないですね。それを男としての経験から誰よりも分かっている沙羅の中で動き出す女の心が、まざまざと描かれて、息も詰まりそうです。

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2021/04/19
  • ネタバレ

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顔を合わせられぬままに居る二人。 東宮は睡蓮のもとに行く。が…気まずい…。 主上は考える。沙羅が近くに居て欲しいと。 そして、実家からの呼び出し。 「主上が入内して欲しい」との事だ。 が、東宮に入内できない理由を明かし、沙羅を探す旅に出る。 髪を切り、男として生きる決意をして、沙羅を探す。 睡蓮、あぐりの家へ。 そこで見かけた石蕗。一気に悟る。 宇治にて一瞬の沙羅と睡蓮の出会い。 沙羅は倒れ、子は死産。 街の噂で、睡蓮は宇治に沙羅が居ることを確信。 屋敷に戻ると沙羅を探す睡蓮の前に見えた光景は 入水する沙羅。 一人で考え、行き詰まった沙羅はふらふらと水の中へ。 現れた睡蓮は、沙羅を引き止める。 一気に物語の人物の性が入れ替わり、 これからの物語が大きく動く転換点。 さて、これからどうなる、どうする?

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2017/11/08

→もう好感度ダダ上がりの帝と東宮様。帝はそこはかとなく「さいとうちほの腕がなってるねえ!!」の大人の男で、優しさと強さを併せ持つハイスペック男の予感がする(←メンタル面で。仕事はわかんないけど。)東宮様はイラッとタイプかと思わせといて聡明でいじらしい。そりゃ睡蓮も思わずキスしたく...

→もう好感度ダダ上がりの帝と東宮様。帝はそこはかとなく「さいとうちほの腕がなってるねえ!!」の大人の男で、優しさと強さを併せ持つハイスペック男の予感がする(←メンタル面で。仕事はわかんないけど。)東宮様はイラッとタイプかと思わせといて聡明でいじらしい。そりゃ睡蓮も思わずキスしたくなるよな・・・。帝は色気がすごくてたぶんいさいとう先生は石蕗なんかよりこっちのほうが好きだし書きやすいんだろうな笑そして読者も好きだと思います。帝みたいな大人の男が。→

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2016/10/09

石蕗はマジでうざい。この時代の男ってみんなこんなんかよ。自分のことばっか。酔いしれてる。とりあえず双子が再会できてよかった…

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2015/11/30
  • ネタバレ

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氷室版とは異なる展開をはじめる姉弟。 宇治に隠れ住み、浮気性の男に対する女の切なさに浸る沙羅。 とうとう男として旅立つ決意新たに女東宮に別れを告げた睡蓮。 双子はやがて再会するが、ぎりぎりのところでニアミスの起こる場面の描き方が秀逸。 そして、ラストあたりの台詞。 「私と一緒に生きていこうよっ」 男の娘と男装女子という現代の萌えという括りではもの足りないような、人生の機微がしろじろと描かれており、作者の教養の高さとセンスを感じざるをえない。 それにしても、いちいち毎回恥ずかしい表紙だなっと(笑)

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2015/10/15

睡蓮、ついに決意する。 この巻の最後は実に良い…。というか、すっかり大団円のような気持ちになってしまったのだけど、まだ続くんですよね。 しかし石蕗ってやつは本当に……

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2015/08/18
  • ネタバレ

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沙羅は石蕗の家に匿われるが、死産してしまう。帝は沙羅のいない寂しさからかいま見た水蓮(実は沙羅)に入内を求め、水蓮は女東宮に男だと打ち明けたうえで沙羅を探しに旅に出る。 石蕗のばかといか無神経さにイライラ。沙羅も四の姫も大事なんだろうけど、沙羅に妻と男性としての理解を求めるのはおかしいでしょ。

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2015/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ざ・ちぇんじ」の印象が強すぎて、ついついそれと比較してしまうんですけど、こっちが原作に近いんですよね。 四の姫と沙羅の両方を一緒に住まわせたらって、この時代の男性の価値観だからしょうがないのかと思うけど、現代だとありえない感覚で、石蕗ってほんとどうしようもないなぁって思っちゃいます。 沙羅は石蕗の子を死産。 男の身で東宮を好きになってしまった睡蓮が男に戻り、沙羅と再会。 そろそろクライマックスで、二人が入れ替わるんじゃないかと思うけど、変わったあとは睡蓮の方が男の世界で大変だろうなぁって思います。 ラストまで楽しみです。

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2015/03/15

おそらく本作品のクライマックスになるであろう巻。掲載誌で一度読んでいるけど、コミックスで読み直すと改めて気分が盛り上がってくる。

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