コンカツ? の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
男と女の本音と建前の戦い、婚活。主人公智香より年上の私にはグサグサ刺さりまくりで痛い痛い。婚活に臨む女性の本音がリアルに描かれている。アラサー4人組が男に対する本音をぶつけ合い、時には厳しく、優しくお互いを支えあう。女性の黒い本音を描いてもカラッと軽く読めてよかった。
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1人海外旅行に出発前の空港で買った1冊。 内容的にも重量的にも軽くてすぐ読めるようなものを探した。 始めの方は読み進めるのが億劫になるほどどうでもいい4人の女性の恋愛の話。 男性を顔や装いで判断する、女性は蹴落とす、というような女性の怖さが全面に出たような内容で、みんながみんなそ...
1人海外旅行に出発前の空港で買った1冊。 内容的にも重量的にも軽くてすぐ読めるようなものを探した。 始めの方は読み進めるのが億劫になるほどどうでもいい4人の女性の恋愛の話。 男性を顔や装いで判断する、女性は蹴落とす、というような女性の怖さが全面に出たような内容で、みんながみんなそうなので少し気持ちが悪い。 後半はやっと、先が気になるような展開になってくるが、物分かりが良すぎて、そんなに簡単に心変わり?と思ってしまった。 終わり方も物足りなくて、ここで終わり!?と目を疑った。
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確かに4者4様で、立場、年齢、家族からの要請とか社会からのプレッシャーとか色んなことに起因して恋愛の考えたも変わるんだなーとか改めて思ってた。
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二九歳独身の健康な女性=智香(ともか)が主人公の恋愛小説です。 劣等感が無い、さりとて、優越感を持つのでもない、自分のことを控えめに「恵まれている」「ラッキーだった。」と思える健康な女性です。 恵まれていて、ラッキーならば、素敵な恋愛&結婚をして、幸せになりたい。(と僕は思う。)...
二九歳独身の健康な女性=智香(ともか)が主人公の恋愛小説です。 劣等感が無い、さりとて、優越感を持つのでもない、自分のことを控えめに「恵まれている」「ラッキーだった。」と思える健康な女性です。 恵まれていて、ラッキーならば、素敵な恋愛&結婚をして、幸せになりたい。(と僕は思う。) と言うわけで、僕はハッピーエンドを期待して読みました。 でも、盛り込まれているエピソードは気を揉むモノばかり。 待ちきれずに、中程まで読んだところで、結末を少し読み、また戻って続きを読みました。 でも、 「どうして、そう言う結末になるの?」 「え?不幸になるの?」 「そういう、展開?」 と結末を知っているのに、プロセスが読めません。 特に、修羅場の入れ方が面白かったです。 奇抜。なおかつ、説得力があり、 物語を動かす効果的なシチュエーションと役回り。 素晴らしいです。 また、今まで僕が恋愛で感じたことが、ほぼそのまま智香も感じており、リアリティーが強烈です。 「つきあい始めたときに気が付いていた、気になる点。好ましく思えない癖、趣味、センスがあった場合、どんなに努力しても、相手を変身させることはできない。自分が好ましいと思える恋人に改造することは出来ない。」 「条件だけで選んだ相手に後悔するときは、自分の好みを考えていなかったことに気が付く。」 「指を褒めたら、OKだ。」 全部盛り込まれていました。 僕の知り合いに、恋愛がうまく行かなかったときに、 自分の不利な点を数えて恋愛の失敗の理由として言い聞かせながら生きているような人がいます。 (自分に言い訳をする) また、全て他人(当の恋人、または友人、知り合い、近所、親など)の責任にカウントして「だから、うまく行かなかった。」と納得するのが上手い人もいます。 (人を言い訳に使う) そう言う人は、おそらく 「今日は、これで満足だ。」 と言う機会がないと思います。 いつも不満です。そして、自分の不幸を嘆いています。 言い訳を始めたら、その場で納得出来るかも知れないけれど、将来に向かって進展することも無いと思います。 ならば、いろいろ(自分についても、他人についても)言い訳ができそうな気がしても、言い訳はしない。 「自分はツイている。」 「案外恵まれている方だ。」 と自分に呪文を掛けて、前向きな方策を考えてみるのが良いと思う。 それが、自分の将来に待っているハッピーと出逢う扉を開けることになるのではないか、と思いました。 僕は、智香のように、 失敗は明日の糧、 トラブルは対処するモノ。 ポジティブな生き方で未来を切り開く彼女に乾杯する者です。 僕も、今の自分の状態を呪うよりも、この状態を 「神が与えた試練です。」 とうそぶいて 「制約がある方が、やる気がわくってもんだぜ。」 と元気にやっていこうと思いました。 「情けは人のためならず。(自分のためになるものだ。)」と言うことわざがありますが、 小説の主人公=智香の場合は、 さしずめ「正直さは、人のためならず。」 と言うところだろうと思います。 智香の言い訳をしない正直な生き方が、 正直な友人を呼び、 正直な恋人を惹きつけるのだと思います。 心に灯火が灯り、勇気が沸きました。
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色々刺さったなぁ〜 同世代なのでいちいち共感したw お金か愛か。何が大事か。 アラサーの合コン、婚活、結婚観、人生観、妊娠、不倫からストーカー、熟年離婚まで色々詰め込まれていた。 これで登場人物がハイレベルな人たちじゃなかったらもっとリアルだったな(^◇^;) 全員モテる美人で...
色々刺さったなぁ〜 同世代なのでいちいち共感したw お金か愛か。何が大事か。 アラサーの合コン、婚活、結婚観、人生観、妊娠、不倫からストーカー、熟年離婚まで色々詰め込まれていた。 これで登場人物がハイレベルな人たちじゃなかったらもっとリアルだったな(^◇^;) 全員モテる美人で恵比寿に住んでるとかw 何かしらの相手には普通の人が出てくるんだけど、メインはほぼ美男美女で構成されてる感じ苦笑 最初から智香狙いかと思ってたらそっちに手出すんかい!ってのは少しびっくりした。
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「男の僕が読んでも平気かな?」 って思いながら手に取ったけど、 案の定、男が読んでもそれはそれで勉強になると思いました。 (まぁ『未婚者に限る』かも知れないけど。笑。) ところどころで開かれる『アラサー女子会の会話』は、 面白かったり、怖かったり、ショックだったり。 (^_^;...
「男の僕が読んでも平気かな?」 って思いながら手に取ったけど、 案の定、男が読んでもそれはそれで勉強になると思いました。 (まぁ『未婚者に限る』かも知れないけど。笑。) ところどころで開かれる『アラサー女子会の会話』は、 面白かったり、怖かったり、ショックだったり。 (^_^;)。 女子向けに書かれてる物語の様だけど、 男性にもちゃんとメッセージが込められてました。 勉強させて頂きました♪
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『華を匂わせながら獲物を待つ?』 相変わらず石田衣良さんの作品は街が似合う。そして、お洒落なファッションと美味しい料理、お酒、そしてピリリと効かせた風刺のバランスが読者を物語の舞台へと引きずり込む。 なぜ人は異性を求めるのか、恋はどうやって始まるのか、失敗を恐れない。たくさ...
『華を匂わせながら獲物を待つ?』 相変わらず石田衣良さんの作品は街が似合う。そして、お洒落なファッションと美味しい料理、お酒、そしてピリリと効かせた風刺のバランスが読者を物語の舞台へと引きずり込む。 なぜ人は異性を求めるのか、恋はどうやって始まるのか、失敗を恐れない。たくさんの男女。まるで僕には想像もつかない夢物語。こんなにおしゃれな恋を魅せられたら、もうサンダルを突っ掛けて街は歩けない。いつもよりちょっとだけ長く鏡と睨みあって、笑顔を確認してみたり。次へ生活へ繋ぎたくなる。 今を生きているのに乾いた振りをしてる僕にはぴったりの1冊。恋せよ中年男女たち。 女子の頭の中は僕はこの程度だと思う。失礼か失礼じゃないかは、自分の胸に手を当てれば明確。
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同じ年のアラサー女子に借りて、 あれ?うちらのこと書いてない? てなった。 男性並みに働いて、稼いで、プライドも無駄に高くなり、男性への求めるものが増えていく。 でも、ちょっとした出会いもいちいちときめいたり、もしかしたらこの人かな?て毎回思ったり。 女子同士の関係も、いろん...
同じ年のアラサー女子に借りて、 あれ?うちらのこと書いてない? てなった。 男性並みに働いて、稼いで、プライドも無駄に高くなり、男性への求めるものが増えていく。 でも、ちょっとした出会いもいちいちときめいたり、もしかしたらこの人かな?て毎回思ったり。 女子同士の関係も、いろんな男性が通り過ぎていく感じも、なんだかまんまわたしのまわりの生活ドンピシャだった。 いや。ここまで華ある感じではないけど。。 石田衣良の取材力と想像力すごい。
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30手前で未婚、彼氏なし。結婚してる、結婚しそうな友達が多くなるなか4人でシェアハウスに住む主人公。 なんとなく、自分と環境が似ててふと怖くなることもあった。ある程度自立してて、今生きるのには困ってはいないけれど将来のことを考えると不安になる。男と女の相性ってなんだろう。 主人...
30手前で未婚、彼氏なし。結婚してる、結婚しそうな友達が多くなるなか4人でシェアハウスに住む主人公。 なんとなく、自分と環境が似ててふと怖くなることもあった。ある程度自立してて、今生きるのには困ってはいないけれど将来のことを考えると不安になる。男と女の相性ってなんだろう。 主人公たちは「勝ち組」だ。いや、勝ち組になろうと思えばすぐなれるそんな社会にいる人たち。恵比寿に住んで、大手一流企業で仕事をして、合コンの相手ももちろん収入だって学歴だってある人たちばかり。 この本の婚活はその上流階級の人たちのものなのだ。下の層になればもっと雰囲気が異なってくる。主人公の悩みもろともそのポジションになりたい女性はゴマンといるだろう。 今の人生に不満もそれほどなく、幸せだ。そんななかでの更なる上の幸せを求める、そんなコンカツ。
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原作みたいな東京でガチガチに仕事してる女性というイメージがあるからこそのこのエピソード。 読んでて楽しいが(こんなに綺麗に=男性が思う通りに悩む女性方がいるのかそもそも疑問と思いながらも)、娯楽小説としては◎。
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