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漂流郵便局 の商品レビュー

3.7

27件のお客様レビュー

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2015/07/02

タイトルから小説と思って手に取ったら、瀬戸内国際芸術祭出展作品のルポ本だった。届け先の分からない手紙を預かる郵便局。死者や長年連絡の付かないかつての大事な人などに向けて思いの綴られた手紙が集められ、他人のそれを見ることができるインスタレーション。作者は「私たちは大きな流れの中の一...

タイトルから小説と思って手に取ったら、瀬戸内国際芸術祭出展作品のルポ本だった。届け先の分からない手紙を預かる郵便局。死者や長年連絡の付かないかつての大事な人などに向けて思いの綴られた手紙が集められ、他人のそれを見ることができるインスタレーション。作者は「私たちは大きな流れの中の一部に過ぎない」という。なるほど、人にとって、多くの思いが集まったこの漂流郵便局で、他の人の思いを見る行為は、自らの思いを大きな流れの中で相対化する意味があるのかな、と思えた。それは自分の思いを、一歩前に進める行為なんだろうな。

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2015/05/19

瀬戸内海の粟島に実際にある「漂流郵便局」。 亡くなった家族へ、未来の自分へ、過去の自分へ、お世話になった物へなど、宛先は様々。 ハガキという限られた中に、伝えたいことが溢れている。 時間や空間を超えて、様々な想いが漂っているステキな場所だと思いました。いつか行ってみたい。

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2015/04/26

先日、TVで漂流郵便局の紹介がされていたのがきっかけで図書館の新刊コーナーにあったので借りて読んでみた。コンセプトはユニークで良いと思った。宛先がわからず、返信がない手紙。自分もそういう手紙を書いてみたいと思った。文章は一般の方々のものである。そこには口に出して言えない思い、天国...

先日、TVで漂流郵便局の紹介がされていたのがきっかけで図書館の新刊コーナーにあったので借りて読んでみた。コンセプトはユニークで良いと思った。宛先がわからず、返信がない手紙。自分もそういう手紙を書いてみたいと思った。文章は一般の方々のものである。そこには口に出して言えない思い、天国へ旅立ってしまった人に対してその人が今も生きていたら伝えたいこと、手紙だからこそ書ける自分の思い、未来へ宛てた手紙などいろいろな思いが詰まっている。きっと宛先がわからなくても思いが届いているだろうな、届いて欲しいと感じる。

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2015/04/15

はじめに漂流郵便局のことを知った時は、なんて素敵なことをする人がいるんだろうと思いました。返事を期待しない手紙を受け付けてくれるなんて、本当にロマンチックだなと。 この一冊には、漂流郵便局に届いた手紙がたくさん掲載されています。読後、その一つ一つが私の心にも漂っているように感じま...

はじめに漂流郵便局のことを知った時は、なんて素敵なことをする人がいるんだろうと思いました。返事を期待しない手紙を受け付けてくれるなんて、本当にロマンチックだなと。 この一冊には、漂流郵便局に届いた手紙がたくさん掲載されています。読後、その一つ一つが私の心にも漂っているように感じました。 2015.4.14

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2015/04/12

201504.11 友人に誘われて行った漂流郵便局 軽い気持ちでてがみを手にしたら、そこに込められているパーソナルな気持ちと次々対面しててがみをめくる手がとまらなくなった じんとするもの、悲しいもの、でも前向きなもの、未来の自分へあてたもの、にっこりするもの、すべてが絶妙なバラン...

201504.11 友人に誘われて行った漂流郵便局 軽い気持ちでてがみを手にしたら、そこに込められているパーソナルな気持ちと次々対面しててがみをめくる手がとまらなくなった じんとするもの、悲しいもの、でも前向きなもの、未来の自分へあてたもの、にっこりするもの、すべてが絶妙なバランスでそこに収まっていた この離島にあるちいさな郵便局は、たとえば現世と来世を、あるいは過去といまをつなぐ、天国のような場所だった。中田さんの笑顔と、話し方、すべてのてがみを受け取り、ひとつひとつに目を通して受けとめる。話していたら存在の大きさに涙がとまらなくなった。 「存在」というものについて、昨日からずっとぐるぐる。写真をみては、本を開いては、涙ぐんでいる。涙腺スイッチがどっか故障したみたいだ

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2015/03/30

何も知らないまま、図書館で見つけた本。 漂流??でもって郵便局?? 半信半疑で読んでみたら、なんと実在する。 瀬戸内海に浮かぶ粟島。 ここ最近は瀬戸内の島はアートで溢れているのだ。そういうわけか。 そして実際に、ハガキを出す事が出来る。 言えなかった事や、面と向かっては言えない...

何も知らないまま、図書館で見つけた本。 漂流??でもって郵便局?? 半信半疑で読んでみたら、なんと実在する。 瀬戸内海に浮かぶ粟島。 ここ最近は瀬戸内の島はアートで溢れているのだ。そういうわけか。 そして実際に、ハガキを出す事が出来る。 言えなかった事や、面と向かっては言えない事。 人それぞれの思いをここで受け取ってもらえる。 なんて素敵なんだろう。そして出してみようと思った。

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2015/03/21

この本読むと、いままで出会った友人やモノたちに手紙かきたくなるなぁ。また、この郵便局に一度行ってみたい。

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