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模倣犯(下) の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2024/01/21

セバスチャンシリーズ第二弾。初めて読んだが、十分楽しめる。物語当初はセバスチャンのパーソナリティが、説明され、多少退屈さも感じる。しかし、彼と関係を持った女性たちが殺されるという、猟奇的連続殺人事件と、それを操る黒幕が判明されると、その後は一気読み。シリーズで読みたい。

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2023/02/04

シリーズ二作目 前作で主人公の「秘密」が明かされた為、他のメンバーにバレないように行動が制限される。過去の事件の凶悪犯との知能戦にも苦戦、ほぼ活躍が無いまま時間が過ぎて行く。 事件の進展よりも人間関係のドラマを重視してる。監獄の中にいる凶悪犯とそれを支持する模倣犯のように、人と...

シリーズ二作目 前作で主人公の「秘密」が明かされた為、他のメンバーにバレないように行動が制限される。過去の事件の凶悪犯との知能戦にも苦戦、ほぼ活躍が無いまま時間が過ぎて行く。 事件の進展よりも人間関係のドラマを重視してる。監獄の中にいる凶悪犯とそれを支持する模倣犯のように、人と人が出会うこと変化していく様子が捜査班側の当時人物それぞれで描かれていて面白い。 「この人、この話だけで登場しなくなるのかな」と思うようなひとがキーマンになってきたり、あっさり消えたり展開が読めない部分は良い。でも、セバスチャンの活躍どころが上下巻なら一回ずつくらいは欲しいかな…女と寝てるか焦ってるだけやん…とか言いつつ下巻の展開が面白くて夜更かししてしまった。

Posted byブクログ

2020/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(上巻より) 前作の最後で判明した、 セバスチャンの娘についての話が進むのは期待していたが、 それが話の中心になることや事件に巻き込まれることは 望んでいなかった。 また、前作のダメ警官が刑務所長になって再登場したのはわくわくしたが、 妊娠中の妻が巻き込まれるのはちょっと違う。 全体的にあざとすぎるというか、何かをやりすぎている気がする。 今回登場した女性で、 セバスチャンのストーカー、 人の話を聞いていない押しかけ女房的なエリノールよりも、 IT担当で特別班の縁の下の力持ち的存在だったビリーの彼女、 彼を変えようとしているミィの方に薄気味悪さを感じるのは、 自分だけだろうか。

Posted byブクログ

2018/12/25

面白かった。次への伏線を臭わせつつなエンディングがムズムズするぜ!なんだかセバスチャンが真っ当な人間になりそうな気配がするけど、そんなことになったらこのシリーズの魅力激減だから、そうはならないで欲しい。早く続きが読みたいな。

Posted byブクログ

2018/01/01

今回も面白かったー あまりに子供っぽい思考のヴァニヤにちょっとイライラしてしまったけれど、今回も振り回されて楽しかった。事件も、別の問題も、ハラハラしまくった。

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2017/04/15

上巻で、犯人と主人公をつなぐ糸が明らかになる辺りまでは緊張感があった。だが下巻は捜査側にあまりにもミスや失態が続くため、読んでいてストレスが溜まる。特に、主人公やヴァニヤが捜査官として能力が高いように思えないのも困りもの。 次作へのヒキは上手い。 俗に言う北欧ミステリとしては、社...

上巻で、犯人と主人公をつなぐ糸が明らかになる辺りまでは緊張感があった。だが下巻は捜査側にあまりにもミスや失態が続くため、読んでいてストレスが溜まる。特に、主人公やヴァニヤが捜査官として能力が高いように思えないのも困りもの。 次作へのヒキは上手い。 俗に言う北欧ミステリとしては、社会問題と関わる要素が薄いので、舞台はどこであってもいい感じ。日本でドラマ化されても驚かない。ただこれ程の浮気と不倫のドミノはありえないかなあ…

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2016/02/15

【殺害された女性たちには、1つの共通点があった。しかしその発見は、捜査班に不穏な空気をもたらすものであった。全ての鍵を握る男・ヒンデにアプローチをかけるヴァニヤたちであったが、セバスチャンは彼に危険を感じていた。そして不穏な動きを見せるヒンデの狙いとは……。】  誰が犯人なのか...

【殺害された女性たちには、1つの共通点があった。しかしその発見は、捜査班に不穏な空気をもたらすものであった。全ての鍵を握る男・ヒンデにアプローチをかけるヴァニヤたちであったが、セバスチャンは彼に危険を感じていた。そして不穏な動きを見せるヒンデの狙いとは……。】  誰が犯人なのか……と思ったら、下巻の序盤で明らかになります。今回は前作のような、犯人当てミステリーではなく、次に何が起こるかわからないサスペンスになっています。  前作の皮肉や冷静さはどこへやら。今回のセバスチャンに余裕はまったくありません。ある人を守るため、なりふり構わず奔走します。しかし、その人に思いは届かず……。この苦しみが彼への罰なのか。  前作とは全く異なる展開を見せる第二弾。ラストの波乱の展開に備えよ!

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2015/06/21

セバスチャン4冊一気読み。 登場人物は、主人公の心理学者セバスチャンを筆頭に、友達にはなりたくないタイプの人間ばかり。 が、そこがまた面白かったりもする。 物語は映像的で、飽きさせない。 ハラルドソン(だけではないが)のその後が気になって仕方がない。 続きの翻訳を楽しみに待ち...

セバスチャン4冊一気読み。 登場人物は、主人公の心理学者セバスチャンを筆頭に、友達にはなりたくないタイプの人間ばかり。 が、そこがまた面白かったりもする。 物語は映像的で、飽きさせない。 ハラルドソン(だけではないが)のその後が気になって仕方がない。 続きの翻訳を楽しみに待ちたいと思う。 装丁がステキ♪

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2015/06/13

快調のシリーズ2作目、後半。 連続殺人犯ヒンデの模倣と思われる事件が起きる。 セバスチャンがかって心理捜査官として犯人を割り出したのがヒンデだった。 被害者の共通点を探していたセバスチャンは、とんでもないことに気づく‥ この事件はセバスチャンの関係者を狙っていたのだ! もともと...

快調のシリーズ2作目、後半。 連続殺人犯ヒンデの模倣と思われる事件が起きる。 セバスチャンがかって心理捜査官として犯人を割り出したのがヒンデだった。 被害者の共通点を探していたセバスチャンは、とんでもないことに気づく‥ この事件はセバスチャンの関係者を狙っていたのだ! もともと女性関係が多いというか、独り寝が苦手で次々女性を口説いては別れてきたセバスチャンだが、行きずりのつもりだった相手エリノールが何も求めない性格で、ふと安らぎを覚えます。 仕事と人生を立て直そうと、彼なりに真剣に考え始めていました。 ところが、自分のしでかした旧悪がしっぺ返しをするように、彼の前途に立ちふさがることに。 警察サイドの人間関係も濃厚。 ウルスラの夫婦関係や、ビリーの仕事意識の変化が起きたり。 セバスチャンは生真面目な若い女性刑事のヴァニヤに嫌われながら、何とか組んで仕事を続けていきます。 そして、囚人から事件解決のヒントを得ようとする刑務所所長は? 脚本家らしく、スリルと見ごたえのあるシーンで盛り上がります。 ひねくれ者セバスチャンがけなげな決心をすることに‥ 満足な読後感でした。 問題解決と思いきや、さらなる火種が点火されるところで以下は次の作品!となります☆

Posted byブクログ

2015/04/21

セバスチャンシリーズ第二弾。主人公が以前捕まえて服役中の連続殺人犯と同じ手口の事件が次々に発生し、「これは俺が加わるべきだろ」と捜査チームにまたまた無理矢理参加して事件を解決する話。一作目よりおもしろかった。人間関係も緩和したりしてほほえましい。

Posted byブクログ